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不眠に悩む現代の日本人:あなたはどうして眠れないのか?

2017年8月17日10:20 AM カテゴリー:不眠症

なぜ、不眠になるのか、その原因はよく分っていません。
ただ、最近の研究で、不眠になる要因が5つあることが分ってきています。

不眠の要因  ~5つのP~

不眠には5つの要因が関わっているとされています。それぞれをみていきます。

1.身体の不調(Physical)

身体の異常が不眠を引き起こすことはよくあります。
痛みやかゆみなどの身体の不調を原因にしています。

主なものとして。
①睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に突然、数秒~数十秒、呼吸が止まる病気です。

②むずむず脚症候群
睡眠中に足がかゆくなったり、ほてったりするなどの不快感が生じます。

③周期性四肢運動障害(いわゆるコムラ返り)
睡眠中に足がけいれん発作を起こします。

いずれも、原因となる病気を改善することで、不眠の解消に繋がります。

2.生理的な問題(Physiological)

環境の変化などによる不眠症です。

生理的な問題とは?

・騒音
・室温の異常
・室内の明るさ
・寝る時間などです。

具体的には。
・時差ボケ
・昼夜交代制勤務
・入院
・受験勉強などです。

一般的には、環境が正常に戻れば、不眠は治ることが多いです。
しかし、慢性化し身体の本来のリズムが崩れてしまいますと、なかなか治りにくくなります。

現代社会で増えている不眠のうちの一つです。

3.心理的な問題(Psychological)

これは、主に精神的ストレスが原因となる不眠症です。

例えば。
・引っ越し
・結婚
・出産
・昇進や昇給などです。

日常生活の大きな変化や、職場や家庭におけるトラブルが長期に続くことが、大きな原因となります。

「眠ろうと思えば思うほど、目が冴えてくる」という状態も、この分類に入ります。

一過性のものから、次第に慢性化するものまであります。
この手の不眠症も現代の日本人では、急増しています。

4.心の病気(Psychiatric)

うつ病など精神的な病気による不眠です。
うつ病と不眠は、密接な関係にあることが分かってきています。

うつ病になる前に、ストレス性の不眠が生じます。
特に、高齢者では、不眠はうつ病の危険因子とされています。

1ヶ月以上の長期の不眠の場合は、うつ病の可能性が高いとされています。

原因となっていますうつ病などの精神的な病気の治療を合わせて行うことで、不眠の改善に繋がります。

5.薬の副作用(Pharmacological)

ここには、薬だけでなく、嗜好品も含まれます。
病院で処方される降圧剤、ステロイド剤などの副作用が不眠を引き起こします。

また、日常生活での、アルコール、コーヒーのカフェイン、タバコのニコチンなどが不眠の原因となることがあります。

どの原因にも当てはまらない不眠がある

慢性的な不眠は、上の5つのどれかにあてはまりますが、中にはどの原因にも当てはまらない不眠症があります。

この不眠症を原発性不眠症と呼んでいます。
アメリカの精神医学会において、以下のように定義されています。

―原発性不眠症の定義―
⑴入眠困難、睡眠維持困難、回復感の欠如を少なくとも1ヶ月訴える
⑵苦しい苦痛、社会的または、職業的機能低下
⑶原因のはっきりいている特異的睡眠障害の経過中のみに起こるものではない
⑷うつ病などほかの精神疾患の経過中のみ起こるものではない
⑸薬物、身体疾患に起因するものではない

定義ですので難しい内容になっています。

簡単に説明しますと。
⑴不眠の症状が慢性的に続いているか?
⑵不眠により生活の質が低下したか?
⑶他の病気による不眠ではない

というこの3つの条件に当てはまるかどうかということになります。

不眠症も人それぞれ

人間における睡眠は、進化の過程において特殊性を持ち、多様性があります。
その特殊性、多様性により、不眠症もいろいろな種類があります。

そのうち、主なものをいくつかご紹介します。

1.概日リズム睡眠障害

人間には、サーガディアン(概日リズム)と呼ばれる生物時計が備わっています。
夜になりますと眠るようになるのは、このリズムのおかげです。

しかし、この概日リズム(サーガディアン)とあなたの生活パターンが合わなくなりますと、不眠症が生じます。

これを概日リズム睡眠障害といいます。

大きく2つのパターンがあります。
⑴睡眠相後退症候群

夜遅くまで、仕事や受験勉強をして、慢性的に睡眠時間帯が遅れることにより、生物時計が狂って生じる不眠症です。

眠ろうとする時刻に寝入ることができず、起きたい時間に起きることができなくなります。

明け方にようやく眠ることができますが、すぐに起きて会社や学校に行くことになり、強い不眠感を感じます。
また、無理に起きずにそのまま寝ていると、起きるのが昼頃となったりします。

このような状態が長く続きますと、少しづつ寝入る時刻と起床時間のズレが大きくなり、昼夜逆転することもあります。

この不眠症は、生物時計のズレによるものですから、生物時計を修正することが根本的な解消に繋がります。

⑵時差症候群
いわゆる「時差ぼけ」のことです。

生物時計を現地時間に合わせようとして、不眠、日中の眠気、身体の不調などが生じます。
時差ぼけは、一般に、日本からヨーロッパ方面に向かう飛行より、アメリカ方面に向かう飛行の方が、症状が重くなります。

これは、概日リズムが前進させるより、後退させる方が比較的簡単なことによります。
すなわち、アメリカ方面は、日付が進むことにより、概日リズムを前進させなくてはならない分、時差ボケが強く現れるわけです。

この不眠は、基本的に誰でも生じるものです。
また、慣れればすぐに元に戻りますので、特に心配のない不眠症といえます。

2.睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群は、2003年の山陽新幹線の事故以降、よく知られるようになりました。

この睡眠時無呼吸症候群により、深い睡眠が取れなくなり、居眠り運転による交通事故の原因の一つにもあげられています。
また、近年の研究で、夜の無呼吸状態が、昼間の不眠状態だけでなく、からだ全体に悪影響を及ぼすことが分かってきています。

例えば、高血圧、高脂血症、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病を引き起こすこともはっきりとしてきました。

日本人の約200万人がSASと推定され、近年、増加傾向にあります。

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まる(無呼吸)、喉の空気の流れが弱くなる(低呼吸)が、1時間に何回も起きる病気です。
この無呼吸により、覚醒状態で、深い睡眠を取ることができなくなります。
それにより、日中に眠気を生じ、集中力が低下します。

また、血液中の酸素量の低下と炭酸ガスの蓄積や血液の酸性化をもたらし、長期的にはさまざまな臓器に悪影響を及ぼします。

睡眠時無呼吸症候群には、大きく2種類あります。

○呼吸指令を出す脳の障害によるもの→中枢型睡眠時無呼吸症候群(CSAS)
○上気道が閉塞して呼吸ができなくなるもの→閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)

このうち無呼吸の原因の95%は、閉塞型睡眠時無呼吸症候群とされています。

3.冬季うつ病(季節性感情障害)

冬季うつ病とは聞きなれない言葉ですが、少しづつ認知されていているようです。
季節の特徴による感覚障害のことです。

夏の太陽エネルギーが多い時期より、日照時間が少なく、冷たく暗く、どんよりとした日が続きますと、気分が晴れません。

それにより、感情障害が生じることから、「冬季うつ病」と呼ばれています。

この季節性感情障害は、1980年にアメリカの国立精神保健研究所が、初めて認定したことから、一般化しました。

―冬季うつ病の症状―

・なぜだか、ただ空しく、自己否定的になる
・無気力の襲われる
・睡眠時間が十分にもかかわらず、日中に眠気がある
・人付き合いが億劫になり、外出が辛い
・集中力の低下
・腕や足が重く感じる
・炭水化物や甘いものが欲しくなり、体重が増える

この冬季うつ病による不眠は、日光量の減少が関係しています。

概日リズムは、日光を浴びることにより、体内の生物時計をリセットすることにより保たれ、睡眠ができます。

このリズムは、日照時間の短縮、寒冷な気候にさらされること、および、加齢により悪化することが分かっています。

冬季うつ病も不眠症の原因の一つになります。

4.周期性四肢運動障害(PMLD)

夜間ミオクローヌスと呼ばれていた病気で、睡眠中に手や足、主に、足が勝手に動くという現象が、周期的に起きます。
中高年から増えてくるとされています。

この症状は、浅い睡眠時(レム睡眠)に多く見られます。
その間に、数回~数十回の群発性の運動が、数回起こります。

この睡眠中の周期的な足の運動により、短い覚醒が繰り返し生じ、睡眠が分断されます。

これにより、不眠を覚え、日中に眠気を生じ安くなります。

この症状の原因は、まだ、よく分かっていません。
ただ、加齢と共に有病率が高くなり、60歳を超えると発生率が34%になるという報告もあります。

高齢者の不眠の原因の一つとされています。

5.むずむず脚症候群

就寝時や中途覚醒した際にふくらはぎや足底部に、不快感が生じ、眠れなくなる病気です。
感じる不快感は、人によって違いがありますが、主には、以下のようなものがあります。

・むずむず感
・ほてり感
・虫が這っているような感じ

このような不快感は軽くなったり、治まったりするのですが、しばらくすると、また起こり、ひどい場合は、ベットから出て歩き回るようになります。

このむずむず脚症候群になりますと、そのうちの約80%が、周期性四肢運動障害を併発するという報告があります。

発症しやすい年齢は、50歳代からの中高年です。
また、妊娠中に発病することも多くありますが、この場合は、出産後にはほとんど症状は消えます。

この病気に原因もよく分かっていません。
これもまた、高齢者の不眠の原因の一つとされています。

まとめ

不眠はとても辛い症状です。
大阪 心斎橋の鍼灸院 天空にも多くの不眠に悩む患者さんがいらしていますが、皆さん一様に眠れないことへの不安感、つらさを訴えておられます。

社会生活の多様性も、不眠症を増やしている要因の一つです。

身体に異常が無く不眠になっている場合は、あなたの生活環境や仕事内容、メンタル的な負担など、さまざまなことがあなたを不眠症にしているとえいます。

「眠れない」という訴えは同じでも、その成り立ちが異なり、人それぞれですので、画一的な鍼灸治療は難しく、しっかりと状況を確認することが大切になります。

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