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【更年期障害】兵庫県、40代、女性、鍼灸治療のケース

2013年4月26日9:46 AM カテゴリー:更年期障害,症例

兵庫県の患者様:治療前の状態「やる気が起こらない。」

更年期障害の症状が出ている今回の女性(以下、Aさん)は、初めての当院に来院された際に治療による効果で「疲れやだるさがなくなり、すっきりとした気持ちになりたい。」と仰っていただきました。
その気持ちに応えるため、まずは来院当日の状態からしっかり診断することに。

下記は治療前に患者様からお伺いした内容です。
・最近、疲れやすく、やる気が起きず、職場の同僚にも、「しんどそう」とよく言われる
・2,3年前より、生理が来たり来なかったりしている。半年、生理がなかったり、ある時は1か月に2回、来たりする。量はだんだんと少なくなっている。
・疲れやすく、何もやる気が起きなかったり、自分には何もできないと考え込むようになってきた。
・腰痛をよく感じるようになり、寝ていても痛みを感じることがある。
・肩こりもひどくなり、憂鬱感が強くなってきた。
・子供が、就活でいろいろと相談されることに対して、面倒と思うようになってきた。
・顔がよくほてるようになり、時々、めまいもする。
・最近、自分だけがこんな風になるのかと、よく落ち込むことが増えてきた。
・産婦人科で更年期の簡易テストを受けたが、女性ホルモンの減り方に特に問題はなく、血液検査も異常がなく、治療を受ける必要はないと言われた。
・生理が上がることには、面倒くさくなく、あまり気にしていないが、時々、「女でなくなる」と思うことがある。



初回の治療で冷えやむくみの改善を実感

来院当日のAさんの状態をカウンセリングすると、次のことがわかりました。
・全体にからだが重だるそうな感じ、顔つきに元気が感じられないご様子。
・両足の冷えとむくみを強く感じる
・両足に糸状の毛細血管が多く存在
・皮膚がカサカサとし水分が少ない状態

その為初回の治療では手と足のツボ、左右で5か所に、直径0.18ミリ、長さ30ミリの鍼を極わずか刺し、「気」の流れを感じながら、調整し、約30分そのままの状態で過ごしてもらいました。

治療後はからだのすっきり感はあまり感じられないとのことでしたが、毛細血管の量が少なくなっており、冷えやむくみが改善されていました。1週間後、来院して頂くことにしました。

2回目の治療では、皮膚のカサカサ感と気持ちのケアを重視

2回目の治療でのカウンセリングでは「翌日から、比較的落ち着いていたが、昨日から少し肌寒くなったせいか、また、からだ全体が重くなり鬱陶しい。」と仰られており、1回目の治療の際とは若干違うツボを選択して治療を行いました。
また鍼を刺しそのままでいてもらう時間を約50分に増やし、途中で、「気」の状態をチェックしながら、「気」の調整をすることを加えました。

これにより治療後は下記の効果が出ており、その後も1週間に1回の治療を続けていくことにしました。
・皮膚のカサカサ感は取れていました。
・からだ全体がすっきりとした感じで、来院された時と全く違い気持ちが良いとのこと。
・腰痛が楽になる。


今回の治療による院長の視点

更年期障害において婦人科でホルモンの分泌量に異常がなく、血液検査も正常なので、治療する必要がないと言われることはよくあります。
自律神経を支配している脳の視床下部と、ホルモンの分泌にかかわる下垂体はご近所です。

50歳前後になり、子育ても一段落したり、ご主人の定年などが話題になってきますと、ストレスから自律神経が乱れやすくなります。これにより、下垂体も影響を受け、ホルモンのバラスが崩れてきたりします。この場合は、検査では正常と出ることがよくあります。
この患者さまがそうです。検査では正常ですが、やはり、更年期障害なのです。ほとんどがこのケースともいえます。

自律神経の調節障害を調整することを目的に鍼治療をしました。経過は良いので、このまま継続していきますと、立ち直ることができます。


追記:東洋医学からの視点

糸状の毛細血管は、「瘀血(おけつ)」によるものです。
瘀血(おけつ)とは、血液の流れが悪くなり、「残留」した血液が化学変化を起こした状態や、活性酸素が増えた状態です。
筋肉に新しい栄養が行かなくなるので、コリを生じます。
また、「残留」した血液により血液の流れが悪くなり、血管を締め付けたような状態になりますので、痛みが生じます。これを「通せずは痛む」といいます。
からだは瘀血を改善しようとしますので、体毛を開き、そこから水分を蒸発させ、それと一緒に瘀血を外に出そうとします。

からだの水分が奪われたため、皮膚がカサカサしてきたわけです。
冷えもからだの水分が減少したことによります。水分不足は血液を劣化させますので、血液が、体を温める力が落ちてきます。
むくみは、瘀血により、細胞の浸透圧が変わり、水が外に出たことによります。

皮膚と肺は相関関係にあります。皮膚の状態が悪いと、肺の状態も悪くなります。
肺は「魄(はく)」という肉体を司る気を持っています。肺の状態が悪くなることは、肉体も悪くなっていくことを意味します。

これは肺によるガス交換が上手くいかないと、肉体が悪くなっていくことを考えていただければ、分かりやすいかと思います。
また、魄は、魂魄(こんぱく)といわれるように、魂とセットになっています。魄の状態が悪くなりますと、魂の状態も悪くなります。
魂は精神の気を司ります。精神状態が安定しなかったのはこのためです。
また、魂は肝臓がその気を持っています。肝とストレスは相関があるとしています。

この患者さまの場合は、ストレスから肝が興奮し、精神の安定がなくなったり、何もする気が起きない状態になっています。

顔のほてりなどは、肝の興奮により、気が上に上がり生じています。肝の気は上へと伸びていく特徴があります。
また、肝は血液を貯める作用があります。肝の働きが悪くなりますと、血液の流れが悪くなり、瘀血を作ります。
この患者さまの更年期障害は、ストレスから肝が興奮し、瘀血を作りだし生じたものと考えられます。

腰痛、肩こり、疲れやすさ、やる気のなさ、冷えなどさまざまな症状も、これですべて、説明がつきます。
初回の治療で、瘀血の状態が改善され、2回目の治療で、肝の興奮を下げることができたというのが、東洋医学的な見方になります。

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