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自律神経失調症とうつ病の違い

2013年9月5日3:12 PM カテゴリー:うつ病,自律神経失調症

自律神経失調症とうつ病を混合してはいけません。

自律神経失調症とうつ病は、混同されることがよくありますが、全く異なる病気です。

簡単に言いますと、自律神経失調症は神経の働きの異常で、うつ病は脳内のホルモンの不足や、信号が上手く伝わらないことによります。

脳内のホルモンにはいろいろありますが、その中にセロトニンという物資があります。この物質が不足しますと、うつ病になるといわれています。

セロトニンは心の緊張を和らげる物質です。うつ病の場合は、このセロトニンの量が、正常の時に比べて2倍程度少なくなるとされています。

自律神経失調症では、どんなに症状が重くても、セロトニンの量は、正常の時と同じです。自律神経失調症は、交感神経や副交感神経の働きが過剰になり、セロトニンの効果を上回ったときに起きます。

神経の働きの過剰は、心に緊張感を与えます、この緊張感をセロトニンで和らげることができない状態が、自律神経失調症といえます。

うつ病はセロトニンの不足により、心の緊張感が高まったり、脳内の信号が上手く伝わらず、自律神経の働きも乱れてしまうことによります。

どちらも、心の緊張感と神経の働きの乱れがあるので、症状は似通ってきますが、その成り立ちが異なります。成り立ちが異なれば、当然、治療法も異なってきます。ただ、症状が似通っているために混同されることはよくあります。

よく混同される、うつ病と重度の自律神経失調症の症状を比較した表を下に示しておきました。

うつ病重度の自律神経失調症
病気の期間3ヶ月以上3ヶ月以内
睡眠昼まで寝ることあり眠気があるのに眠れない
めまい強い強く、雲の上を歩いているような感じ
口の渇きありあり、よだれがでることもあり
目の渇き涙目
肩凝り石が乗っているように重い首が回らない感じに凝る
胃腸症状強い強い
上の表がすべてではありませんが、病気の違いや似通っている点などがあることが分かります。うつ病と自律神経失調症の違いにより、正しく判断し、それぞれに応じた治療をしていくことが大切になります。

簡単には、うつ病はセロトニンなどの脳内のホルモンの量が増え、信号が上手く伝わるようにする治療が必要になります。自律神経失調症は、交感神経、副交感神経の働きの過剰を正し、そのバランスが取れるようにする治療が基本となります。

宜しければ下記もお読みください。
検査で異常のない病気、自律神経失調症

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