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【不眠症】大阪市在住、30代男性、鍼灸治療のケース

2013年10月27日8:31 AM カテゴリー:不眠症,症例

不眠症へ3回の鍼灸治療「不眠症がなくなり、仕事に集中して出来るようになりました。」

最近は睡眠の質に関する書籍も多く出てきており、短い時間でも良い睡眠を取れる方法や、自分にぴったりの睡眠時間を測っていく方法などがあります。

睡眠は日常の生活の体のバランスを左右するものであり、今回の症例でもある不眠症は体にも精神にもキツくなる症状です。

睡眠薬を飲むことで確かに眠ることはできますが、短中期的な方法に過ぎず、やはり自分の力で良い睡眠を取るのがベスト。

不眠症に対して鍼灸治療がどういう効果があったのかを、ある一人の患者様の症例と共にご紹介致します。

・今までの経過

ここ2,3年、忙しく、睡眠時間が不規則になった。

その為、平日に眠ることも出来ず疲れのせいか休日はお昼近くまで寝ることが多くなる。

また施術を受ける1年ぐらい前から、朝起きても疲れが取れない日が続くように。

寝ることに対しても悩みをかかえており、ベッドに入っても寝付けない。お酒を飲んで寝付くも、すぐに目が覚め、その後、うつらうつらという状態に。

最近は病院で睡眠薬をもらい、10ヶ月近く飲んでおり、寝ることができるようになるも、途中で目が覚め、ほとんど寝た気がしない。

十分な睡眠をとれていないため、日中でも、眠気が襲い、仕事が捗らなくなったり、少しのことでイライラするように。

来院当日も睡眠不足からか、ボーとした様子でした。

仕事がはかどらないことを特に、心配されており、眠れないことから、このままで大丈夫かと不安な様子。

また不眠症からくる頭痛もあり、気持ち的にもネガティブにならざるを得ない状態でした。


不眠症への鍼灸治療と施術後の状態について

初回の鍼治療

まず、肩こりと頭痛を改善する治療をしました。

うつ伏せになってもらい、肩、首の緊張感があるところを探り、左右5か所ずつに、直径0.20ミリ、長さ39ミリの鍼を刺し、約15分間そのままでいてもらいました。

その後、すべての鍼を抜き、コリが残っているところに、同じ種類の鍼を刺し、慎重にコリを取り除きました。

次に、仰向けの状態で、手や脚のツボから、神経の緊張をほぐしたり、ストレスを改善するツボを4か所選択し、鍼を刺しました。使用した鍼は、直径0.20ミリ、長さ15ミリです。

鍼を刺した後に、鍼先から患者さまの「気」(エネルギー)を窺い、一番良い状態になるように調整をしました。約20分間、そのまま寝てもらいました。

途中1度、「気」の具合を鍼先から感じて、再調整をしました。

治療後は肩こり、頭痛は改善されていました。

からだ全体にすっきり感があったようで、元気な様子でした。


2回目から6回目の鍼治療

初回の治療後、寝つきはよかったようですが、やはり、朝、早く目が覚めたそうです。

ただ、日中のだるさは少なくなり、食欲も少しあったとのことでした。初回と同じ治療をしました。

治療後は鍼治療をした日の晩は、早く寝つけ、朝まで寝ることもあるようになってきていました。

鍼治療をしない日は、寝つけても、以前ほどではないが、早く目覚めてしまうようでした。

睡眠薬の効きが良くなった感じで、病院で出される薬の量が減ったとのことでした。日中に眠くなることは少なくなってきたようです。


7回目から13回目の鍼治療

だんだんとよく眠れるようになり、疲れもあまり感じなくなってきたようでした。

肩こり感や頭痛が起こることはなくなってきたようですので、肩こり、頭痛の鍼治療を、一旦、中止し、不眠症の鍼治療にかける時間増やしました。

治療後は病院から睡眠薬は飲まないで、大丈夫そうなので、一度、注視して様子を見ることになったようです。

14回目の治療

順調に改善されてきたようですが、13回目の治療の後、また、仕事が非常に忙しくなり、睡眠時間が確保できなかったようです。

鍼治療も1週間飛び、寝つきが悪くなり、意欲も低下し、手足の冷えを訴えておられました。

不眠の鍼治療に、からだに気力を付ける鍼治療を加えました。

治療後はからだ全体が温かくなり、元気が出たとのことでした。

15回目から21回目の治療

病院には行かず、睡眠薬なしで過ごしたが、何とか大丈夫だったとのことでした。
治療は、14回目と同じです。

治療後は手足の冷えも徐々に改善され、よく眠れるようになり、仕事もはかどるようになってきた様子でした。

21回目から24回目の治療

14回目と同じ治療です。

治療後は毎日、しっかりと眠ることができ、朝、起きた時も、十分に寝た感じがするとのことでした。

休みの日も普通に起きて、遊びに行けるようになり、ストレスの解消できるようになったようです。

何よりも、日中、集中して仕事ができるようになったのがうれしいとのことでした。

食欲も改善され、睡眠の質も高くなりましたので、24回目で終了としました。

施術者の感想

忙しい日々、東京から大阪に転勤してこられ環境が大きく変化したなどの強いストレスが、不眠を引き起こしたようです。

不眠は不規則な日常生活から起こることが多いです。

これは人のからだにある体内時計が25時間になっており、1日24時間と約1時間ずれているからです。

毎日、同じ時間寝て、起きますと、朝、起きた時に、太陽の光で、体内時計はリセットされます。

寝る時間、起きる時間が不規則になりますと、このリセットが乱れ、夜になっても寝つけなくなります。

また、朝起きてから16時間後、眠たくなるホルモンが放出されますが、これも、不規則な生活では乱れ、不眠を引き起こします。

不眠になりますと、眠れない恐怖感が襲い、何とかしようとしますが、うまくいかないことが多いです。

今回の例でも、お酒に頼りましたが、うまくいきませんでした。

このように睡眠に対して、間違った対処も不眠をひどくします。
 
この患者さまは、仕事が忙しくなり、不規則な生活になったことや、休みの日に遅くまで寝ていたことによる、不眠のきっかけを作っています。

また、大阪への転勤で慣れない環境の元、仕事が忙しくなり、ストレスが強くなったことも原因の一つです。

長引くストレスは、脳の働きを乱し、ストレスホルモンが大量に放出されます。

このホルモンは適正量であれば、ストレスに対応できます。しかし、多くなれば、不眠を引き起こすことが知られています。

鍼治療では、手や脚のツボへの刺激が、脊髄から脳へと伝わり、脳の働きを改善します。また、脳への血流を増やします。

この二つの作用により、脳は栄養され、働きを正常にすることができ、ストレスホルモンの分泌が適正になります。

ストレスに対して適応力も上がります。

体内時計のリセットを正常化し、眠たくなるホルモンを正しく放出させるようになります。

これらのことにより、不眠の改善つながります。

不眠は眠れないだけでなく、日中、起きている時間帯の行動にも影響を与えます。

この患者さんの場合は、肩こり、頭痛、イライラ、食欲不振、ボーとして仕事がはかどらないなどが生じています。

不眠治療では、眠ることだけでなく、日中のからだの状態を良くしていくことも大切になります。

自律神経を調えることになり、脳の働きを改善できるからです。

今回の例でも、肩こりや頭痛が改善し、不眠の解消につながりました。

そして、自律神経が調いますと、脳の働きを改善する鍼治療の効き目もよくなります。

近年、24時間社会といわれ久しいです。その影響で、不眠に悩む方は増えてきています。

鍼灸治療は、からだの状態と、脳の働きの両方に作用します。それにより、相乗効果が得られ、不眠を解消していくわけです。

東洋医学からの視点

不眠症は古くからある病気ですので、古代の医学書にもその記載があります。

そこでは、日中、活動するのに必要なエネルギーである「陽気」が、からだの奥深くに入ることができないからとあります。

「気」には、活動するときに使われる「陽気」と維持するときに使われる「陰気」があります。

日中は活動するため「陽気」がからだの表面を巡り、「陰気」はからだの奥深くを巡ると考えています。夜間は逆になり、陽気がからだの奥深くに入るので、活動力が落ち、眠りにつけるわけです。

これを現代医学で解釈しますと、日中は交感神経(陽気)がやや優位で、活動し、夜間は副交感神経(陰気)がやや優位となり、リラックスし眠たくなるというところです。

陽気が活動しすぎとなり、興奮し、からだの表面をぐるぐると廻ったままになることによります。

ストレスから胃腸の働きが悪くなり、食欲なくなったり、食べたものを消化吸収できず、血(栄養素)を作れない。

これにより陰気の力が弱くなり、陽気の力が相対的に強くなります。

また、血(栄養素)が十分につくれないので、臓器の働きが落ちていきます。特に、心臓の働きが落ちますと、血流が悪くなり、脳へ行く栄養が少なくなります。

この患者さまの場合は、仕事のしすぎで、「陽気」が興奮しすぎ、からだの奥深くへ入って行きにくくなったようです。

夜間、陽気がからだの奥深く入ることにより、臓器の働きが活発になり、食べたものを血に変えています。

今回の例のように、「陽気」がからだの奥に入っていけませんと、「血」を十分につくれなくなります。

陽気が活動するには「血」(栄養素)が必要です。

不眠により血が十分につくれないため、陽気の活動も落ち、日中の仕事がはかどらなくなったようです。

このように古代の医学では、「気」(エネルギー)がからだの隅々まで循環していると健康であると考えていました。

病気は気の滞りでもあるわけです。

鍼治療は、この気の循環を良くする作用があります。鍼灸は気の医学といわれる由縁です。

今回の例でも、まず、気の滞りを作るからだの凝りを取り除き、気がからだ全体を十分に循環できるようにしていきました。

最終的に、「陰気」と「陽気」がバランスよく、からだの隅々まで、循環し、不眠の解消につながりました。

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