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【生理不順】大阪市在住、40代女性、鍼灸治療のケース

2013年11月13日8:15 AM カテゴリー:生理不順,症例

生理不順へ鍼灸治療:患者様の感想「薬に頼らない健康維持として今後も続けていきたいです。」

不規則な生活や、仕事・日常などのストレスが引き金になった起こる生理不順。

また生理前のイライラなどから生活が上手くいかないといったケースもあります。

「放っておいたらいつから来るから」ではなく、正しい施術で体と心の健康を取り戻すにはどうすればいいか?
鍼灸の施術を行った生理不順の患者様の症例を書き綴ります。

10数年前から肩こり感がある

1,2年前から生理痛がひどくなってきた

生理が始まるときに痛くなる

ここ数ヶ月、経血量が増えてきている

1年位前から、月経前症候群が生じている

生理前にイライラしたり、怒りぽっくなってきた

生理前に眠たくなる

スギ花粉がある

高校生の時に気管支拡張症になった(今は治っている)
来院当日の状態は腰が重だるく、腰痛になりそうな感じでした。

肩こり感がひどく、からだ全体が重い感じでした。
 
経血量が徐々に増えてきているので心配な様子で、来院前が生理前の状態だった為、眠たそうな様子も。

首の後ろに「ニキビ」のようなものが1,2個できていました。
鍼は初めてなので、少し緊張されていました。

生理不順への鍼灸治療と施術後の状態について

初回の鍼治療

うつ伏せの状態で、首、肩の凝り感があるところに、直径0.18ミリ、長さ30ミリの鍼を、左右に5か所ずつ刺しました。また、腰のコリ感のあるツボ左右2か所に、直径0.20ミリ、長さ49ミリの鍼を刺し、別に子宮と関係のあるツボ1か所に直径0.18ミリ、長さ30ミリの鍼を刺しました。

そのまま約20分間寝てもらい、すべての鍼を抜きました。

その後、仰向けになってもらい、子宮や脳の働きを調整し、生理不順、生理痛、経血量の安定化を図るツボ、手足から4ヶ所選択し、鍼を刺しました。

使用した鍼は、直径0.18ミリ、長さ30ミリで、鍼の調整をした後、約30分間そのままで寝てもらいました。

治療後は肩凝り感、腰の重だるさは、すっかり消えていました。
 
眠気も取れ、すっきりとした様子でした。

ツボの様子から、生理前だけでなく、普段でもイライラしやすかったり、頑張りすぎるのでは伝えたところ、否定されました。

2回目の治療

前回はイライラしやすいことを否定されていましたが、患者さまから「自分でも、ピリピリ感、イライラ感になりやすいことに気付いた。」とありました。

肩こり感は無いが、腰にだるさがあるとのことでした。治療は初回と同じです。

治療後は腰のだるさも取れ、からだ全体が軽くなった様子でした。

3回目から6回目の治療

大きくは変化を感じないが、からだのだるさが少し取れてきた感じとのことでした。

生理前、始まった直後は、少し体が重くなったようです。治療は初回と同じです。

治療後はからだが全体に軽くなり、良い感じの様子でした。

7回目の治療

今回の生理、経血量の減少が実感でき、腰痛もなかったとありました。

治療は初回と同じです。

治療後は鍼治療の回数を重ねるごとに、治療後のからだのすっきり感や気持ちの安定感が増してきたとありました。

8回目から10回目の治療

仕事が忙しくなると、腰痛や肩こりが生じるが、以前ほど、激しくない様子でした。

月経前症候群(PMS)の症状も軽くなってきているとのことでした。

梅雨に入り消化器の働きが落ちてきているのがからだの表面に出ていましたので、初回の治療に、消化器の働きを改善する鍼を加えました。

治療後はお腹がポカポカと温かくなり、からだも引き締まった感じとありました。

11回目の治療

生理は2日遅れたが、経血量は安定してきたとありました。全体的にも、生理不順が改善されてきているとありました。

疲れからイライラすることが少なくなってきたようです。治療は8回目の治療と同じです。

治療後はイライラした感じは全くなくなり、からだもすっきりとし、良い感じとありました。

12回目から14回目の治療

厳しい暑さに負けている様子で、息が苦しく、締め付けられる感じで寝付けないとありました。

8回目の治療に、呼吸が楽になる鍼治療を加えました。

治療後は呼吸が楽になり、からだに充実感があるとのことでした。

暑さからくる寝つきの悪さには、アイスノンを首筋にあて寝てもらうように伝えました。

15回目の治療

アイスノンの効果があり、ぐっすり眠れるとのことでした。

今回も生理時に生理痛もなく、経血量も安定してきたそうです。

胃痛があり、完全に夏バテという感じを訴えておられました。

8回目の治療に、胃痛を改善する鍼を加えました。

治療後は胃の痛みはすっかりと消え、胃が軽くなった感じとありました。

生理痛や月経前症候群も改善され、経血量も安定し、喜んでおられました。

今後も、体調管理のため継続して鍼治療を続けていきたいとのことでした。


施術者の感想

ご本人は気付いておられませんでしたが、些細なことでイライラ、ピリピリしやすいタイプでした。

このタイプの方には、頑張り屋さんが多く、決められた仕事は期間内に終わらせないと、気が済まないタイプでもあります。

交感神経が緊張しやすいタイプでもあります。

交感神経は筋肉にも入り込んでいますので、この神経の緊張は、筋肉のコリを引き起こします。10年前からの肩こり感は、ここからきていると考えられます。

鍼治療後、ご自身が些細なことでイライラしやすいことに気付かれたことは、ある意味で鍼治療の特徴といえます。

鍼治療は脳に働きかけ、自律神経などを安定化させますので、それにより心に余裕が生まれてきます。その余裕から自分を見直すこともできます。

今回の例は、まさにこのことに当てはまっています。

2年前に、大阪から東京に出向になり、2年間、東京暮らしで慣れない環境にあったようです。

このことにより、ご本人が知らないうちにストレスが増え、生理痛をひどくさせたようです。

ストレスにより、生理周期が乱れたり、女性ホルモンのバランスが崩れることはよくあります。

また、ストレスは生理痛より、月経前症候群を引き起こしやすいとされています。

これは、生理前にはセロトニンというホルモンの分泌量が低下します。このホルモンはやる気を出させるホルモンでもあります。

また、ストレスでも量が減るホルモンでもあります。

そして、月経前症候群とセロトニンは関係が深いことが分かってきています。

長引くストレスと、生理前という2つのことが重なり、セロトニンの量が大幅に少なくなるため、月経前症候群を引き起こしやすいわけです。

この患者さま、2年間の出向中から、生理痛がひどくなったり、月経前症候群が生じています。

慣れない生活によるストレスが引き金になったといえます。

このことによる生理の乱れが更にストレスとなり、経血量が増えるという生理不順を引き起こしたようです。

また、持病のスギ花粉症ですが、これもタイプ的に関係しています。頑張り屋さんですので、交感神経が緊張しやすくなっています。

からだの免疫の働きに「TH1,TH2」という物質があります。からだは、この免疫の働きをバランスよく保つことで病気からからだを守っています。

交感神経の緊張が続きますと、このTH2の働きが異常となり、花粉症や気管支喘息を引き起こすとされています。

もともと気管支喘息がありましたので、からだがTH2優位だった可能性があります。そこに長引くストレス、仕事に対する几帳面さなどが加わり、花粉症を引き起こしたようです。

東洋医学からの視点

頑張り屋さんタイプは、「肝」を消耗しやすいです。

この「肝」のツボのラインは生殖器に入り込んでいます。また、「肝」は「血」を支配しています。

女性の生理に関係の深い臓器と東洋医学では考えています。

慣れない生活によるストレスも「血」を消耗します。

この患者さまの場合は、もともと頑張り屋さんの上、住み慣れた大阪から離れて暮らすというストレスが重なりました。

これにより、「肝」、「血」の両方を消耗したことにより、生理痛が激しくなり、月経前症候群も引き起こされたと考えられます。

この「肝」は「脾」から栄養源を取り上げ、「腎」から栄養源を送ってもらっています。

「肝」が消耗しますと、「脾」や「腎」も弱ってきます。

「脾」は消化器全般を支配しています。この「脾」が弱くなりますと消化能力が落ち、からだに食べたものがドロドロとして残ります。これを「湿」と呼んでいます。

「湿」があるとからだは、重だるくなります。水分を含んだ洗濯物を想像して頂ければ分かりやすいと思います。また、「腎」は腰を支配していると考えています。

この患者さまが、生理時にからだが重だるくなり、腰痛になるのは、このことによります。

「脾」は「血」をからだの隅々までに運ぶ働きがあります。そして、その際に「血」がからだの臓器から漏れないようにする働きもあります。これを「脾の統血」作用と呼んでいます。

この患者さまの場合は、「脾」の働きが落ち、この「統血」作用が乱れ、経血量が増えたと考えられます。

梅雨の時期は湿気の多い時期です。この湿気がからだに影響を与えることはよくあります。

この患者さまの場合は、もともとからだに「湿」がありました。その「湿」と湿気が互いに影響し、さらに「脾」に負担をかけ、消化器の働きが落ちたようです。

東洋医学では、呼吸時に「肺」が空気を吸い込み、「腎」がそれを納めると考えています。
呼吸に、「肺」と「腎」が関係しているわけです。

また、「肺」は「湿」を嫌うとしています。

今回の例では、からだに「湿」がある上、大阪特有の湿度の高い暑さから、「肺」の機能が大きく落ちたと考えられます。

また、「腎」の働きも落ちています。

この2つが重なったことにより、息苦しさが生じ、呼吸が浅くなったことにより寝苦しも出てきたようです。

花粉症ですが、これも「肝」と関係が深いです。

東洋医学では、季節と臓器を関連させています。

「肝」の対応する季節は、春です。春になりますと、「肝」の働きが活発になります。

この患者さまのように、もともと「肝」に栄養源が足りない状態ですと、活発になろうにもなれません。そのため「肝」は興奮します。

「肝」の興奮は「肺」におよび、呼吸器の働きが乱れ、花粉症の症状が出てきます。

また、「肝」は目と繋がっています。花粉症で目のかゆみが生じるのはこのためです。

このように、患者さまのからだの状態を観察していきますと、すべての症状に説明がついてきます。

また、ほとんどの症状が、原因となる病気の別の表現に過ぎないことも分かってきます。

 
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