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婦人科系疾患と東洋医学的な考え方

【婦人科と臓腑】 臓腑とは、東洋医学的な内臓観のことで、日本では、古来から五臓六腑という言い方を使っています。 東洋医学の臓腑観は、西洋医学の内科学とは少し違います。東洋医学の五臓には、西洋医学にはない概念がたくさん含まれています。 例えば、五臓には、表裏関係という、関係性の深い六腑が組み合わされています。心には小腸が、脾には胃が、肺には大腸が、腎には膀胱が、肝には胆が組み合
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パルス通電鍼と通電しない鍼での効果は違うのか【女性ホルモンの分泌】

2018年9月13日4:29 PM カテゴリー:不妊症,更年期障害,生理不順,生理痛
【更年期障害に対する鍼灸治療の研究より】   今回は、中国で行われた、更年期障害に対する鍼灸治療を、パルス通電と通電しない方法で比較した論文をご紹介します。 更年期障害に対する治療効果は、幾つかの指標を持って知ることができます。今回の論文では、主に女性ホルモンの分泌に関するホルモン分泌と、自覚症状の指標である更年期評価尺度(MENSOL)および更年期特有のQOL(quali
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鍼灸治療を受けることで胚移植の成功率が上がる理由

2018年9月11日7:30 PM カテゴリー:不妊症
【ラットによる実験での検証】   中国で行われた、胚移植不全ラットを使用した、胚移植の実験結果をご紹介します。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24802234 この実験では、ラットを無作為に4群に分けました。 1.何もしない正常群 2.ミフェプリストン注入のみ群 3.ミフェプリストン注入+鍼灸治療群 4.ミフェ
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最後の採卵前にやっておくべきこと【後悔しない妊活】

2018年9月1日9:54 AM カテゴリー:不妊症
最後の不妊治療で後悔しないために   不妊治療は、期間制限のある治療です。そのため、妊娠という目的を果たすことができなくても、いつかは最後の治療が訪れ、結果が出なければ、妊娠を諦めるしかありません。 その中でも、体外受精や顕微授精という、不妊治療の中では最後の砦となっている治療を受ける人にとっては、回数を重ねるたびに、現実の厳しさを感じるに違いありません。 でも諦める
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慢性子宮内膜炎を抱える不育症女性に対する流産予防のための鍼灸治療

2018年8月27日9:58 AM カテゴリー:不妊症
慢性子宮内膜炎と不育症克服のための鍼灸治療   【妊娠後に慢性子宮内膜炎が判明】   この女性は、2度目の初期流産を経験した後、不育症の検査をするために、大阪市内の不妊専門クリニックを受診されました。 ところが、不育症と着床障害の検査結果が出る前に、3人目の妊娠が判明しました。その後、クリニックでの検査結果が告げられ、慢性子宮内膜炎に罹っていることが分かったの
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※免責事項:掲載された事例や患者様の体験談は個人の感想や成果によるものなので、全ての人への効果を保証するものではないことと御理解ください。施術による効果には個人差があります。