2018年7月17日1:24 PM カテゴリー:
不妊症
不妊鍼灸だけではなく、東洋医学的な鍼灸治療には、遠隔治療と局所治療があります。これを東洋医学では、本治法と標治法と言います。
本治法は、手足の末梢近くにあるツボを刺激して、脳を仲介して五臓を整える方法です。そのため、手首や足首の周囲のツボを刺激するだけで、内臓を動かしたり、ホルモン分泌を調整したりできます。
標治法は、標的とする内臓などを直接的に刺激する方法です。不
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2018年7月12日5:38 PM カテゴリー:
不妊症
多嚢胞性卵巣症候群は排卵誘発剤が効かないことも
多嚢胞性卵巣症候群は、何らかの原因で卵胞の成長や排卵が上手くいかないため、卵巣内に複数の未成熟な卵胞が残ってしまう排卵障害です。
排卵がスムーズに行われないため、タイミングが取れないばかりか、全く排卵しなければ、妊娠をすることはできなくなります。
そこで排卵誘発剤を使用して排卵を計画しますが、全く排卵されないことも少
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8:29 AM カテゴリー:
不妊治療に使うお薬,
不妊鍼灸
【排卵誘発剤を使うと妊娠しやすくなる?】
排卵誘発剤は、病院で不妊治療を始めると、最初に受ける不妊治療の一つです。特にクロミッドとセキソビットは、殆どの病院で使用される排卵誘発剤です。
では実際のところ、排卵誘発剤を使用すると、妊娠しやすくなるのでしょうか?
その答えは、人によるとしか言いようがありません。少し考えてみて下さい。あなたがもし、毎月の排卵がある人なら、排卵誘発剤を使用する意
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2018年7月6日6:44 PM カテゴリー:
不妊症
【妊活をどう始めるのか迷ったら】
「 今までは何となくタイミングを取っていたけど、そろそろ本格的に妊活でも始めようか。」
と考えたまでは良かったのですが、いざ妊活となると、何から初めて良いのか分からない、という人は多いのではないでしょうか?
恐らく妊活を始めようと考えた人の大部分は、婦人科や専門病院に行って、基礎体温の測り方や体温表の付け方を習い、血液検査
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2018年7月4日12:00 PM カテゴリー:
不妊症,
症例
夫婦で協力して不妊鍼灸を受けて妊活
大阪府在住30代後半女性と30代中盤男性のご夫婦の症例
ご夫婦が来院されたのは、2018年に入ったばかりの1月初めのことでした。2016年から始めた不妊治療を一時休止し、からだ作りのために当院を受診されました。
病院での不妊治療を開始してからは、タイミング法から始まり、ステップアップを繰り返し、最終的にに体外受精も受けていらっしゃいました。
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2018年7月2日4:25 PM カテゴリー:
不妊症
【慢性子宮内膜炎とは】
慢性子宮内膜炎とは、子宮内膜に繁殖した細菌により、慢性的に子宮内膜に炎症が起こる疾患です。
繁殖する細菌には多くの種類があり、大腸菌、溶連菌、クラミジア、淋菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、ブドウ球菌など挙げるとキリがありません。
こうした細菌が繁殖することで炎症反応が起こり、繁殖した細菌を除菌するためにNK細胞が活性化することで、子宮内
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2018年6月29日10:00 AM カテゴリー:
不妊鍼灸
基礎体温の測定は、妊活の第一歩としてされる方が多く、最近はアプリと連動して、全自動でグラフまで作成してくれる製品もあり、とても便利になっています
基礎体温の変化は、女性ホルモンの影響が大きいため、女性ホルモンの分泌を測る指標としても、妊娠しやすさの指標としても利用されています。
基礎体温と言えば、2層に分かれるかどうかだけが注目されますが、低温相の体温が上がるだけでも、あなたの妊娠する力は変化
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2018年6月28日8:17 AM カテゴリー:
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群),
お勉強,
自然妊娠
排卵障害を持つ女性には、母親や姉妹などに同じような排卵障害を持つ方が少なくありません。
こうした排卵障害は、遺伝的な要素を含んでいるということですが、母親が排卵障害を持っていても、あなたを無事産んでいるということは、逆に言えば、あなたにも母になる素質があるということです。
ただこうした遺伝的な背景がある場合には、予めそれを知っておくことで、不妊治療や妊活の手助けになることがあります。
【
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2018年6月26日9:54 AM カテゴリー:
不妊症
ストレスが、妊活には大敵だと、何となくは理解していると思いますが、もう少しストレスのことを理解すると、色々と対策が見えてくるのかもしれません。
ストレスと視床下部性不妊
殆どの人の日常は、ストレスに溢れています。仕事、生活、家族関係、不妊治療などの全てが、ストレスの原因になります。
お仕事をしている人は、「ストレスなんて誰でもあるでしょ?」と皆さん
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2018年6月24日12:35 PM カテゴリー:
不妊症,
症例
患者さまの妊娠から学ぶこと
平成30年6月の第4週は、1週間で3人の方に妊娠のご報告をして頂きました。全ての方にそれぞれ思い入れがあるため、非常に嬉しい1週間になりました。
妊娠報告は、大体妊娠反応から胎嚢確認の間に頂くことが多いため、週数で言うと4~5週目ということになります。
今後12週目までは鍼灸治療を受けて頂き、無事13週まで通
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