PAGE TOP

不妊治療で使用するホルモン剤は、妊娠や出産に悪影響は出ないのでしょうか?

2018年2月7日8:56 PM カテゴリー:不妊鍼灸

こんにちは、鍼灸院 天空の冨田です。

不妊治療で使用されるホルモン剤は、一般的に非常に強い影響を与えるものだと思われています。

ホルモン剤で現れる副作用の意味、ホルモン剤の量を正しく知ることで、あなたが受ける不妊治療のお役に立てれば幸いです。



【からだから分泌される量と、ホルモン剤に含まれる量】

不妊治療で使用されるホルモン剤には色々ありますが、特に多く使用されるエストロゲンとプロゲステロンを見てみましょう。

エストロゲンは、卵胞ホルモンやE2とも呼ばれます。エストロゲンは、妊娠していない時には200 pg/mL分泌されており、妊娠時には30000~40000 pg/mL にも及びます。

プロゲステロンは黄体ホルモンやP2と呼ばれるホルモンです。プロゲステロンは妊娠していない時期で10 ng/mL、妊娠すると200~300 ng/mL も分泌されます。それぞれ妊娠時には、非常に多く分泌されていることが分かります。

生理的に、最も多くホルモン分泌をする妊娠時の量を、ホルモン剤で作り出そうとすると、大量の投薬をすることになります。

大阪市内の不妊専門病院である、リプロダクション大阪の松林医師は、その量を算出し、「500μgのエストロゲン製剤(ジュリナ)を使って300800錠、10000μgの黄体ホルモン注射剤(ルテウム注10)を使って530アンプル」としています。

数百錠分のホルモン剤が、妊娠中の女性のからだには分泌されているわけです。

同医師は、それと比べると、ホルモン補充で処方されるホルモン剤の量は決して多くないと言います。

【ホルモン剤による副作用について】

同じくリプロダクション大阪の松林医師は、ホルモン剤により起こる副作用の多くは、女性ホルモンとして起こる生理的な反応であり、いわゆる副作用とは違うとしています。

確かに、黄体ホルモンの補充で起こる、吐き気やほてり、だるさ、動悸、湿疹、むくみ等は、妊娠中に診られる症状と同じです。
医療側からすれば、これらの症状は、副作用ではなく黄体ホルモン本来の作用であるということのようです。黄体期がしっかり来ている女性では、このような症状を訴える方もいることは事実です。

【当院の考え方】

自然な状態では、ホルモン分泌は連鎖して起こるものです。エストロゲンやプロゲステロンも、その前の段階で、LHやFSHというホルモンが正常に分泌されなければ、適切に分泌されません。

さらにFSHやLHが適切に分泌されるためには、視床下部から分泌される別のホルモンが必要です。また糖尿病の方や肥満の方では、LHが過剰に分泌されることで、排卵が起こらず、生理不順になったり無月経になることもあります。

当院では、こうしたホルモン分泌の乱れを、できるだけ自然に自分の力で調節することで、副作用もなく回復して頂ければと考えています。

鍼灸刺激は、脳の視床という部分を通して、脳の他の部位にも影響を与えます。その中には、ストレスに関係する部位や、ホルモン分泌に関係する部位、自律神経に関係する部位もあります。
こうして、鍼灸でからだの特定の部位を刺激することで、脳を仲介して、からだの色々な部分へ働きかけることができます。

また当院では、鍼灸単独でなるべく自然に妊娠したいという方や、投薬との併用、体外受精や顕微授精での胚移植前の鍼灸治療など、様々な状況に合わせて施術をしています。

今の不妊治療では、効果が挙がらないとお悩みの方は、是非ご相談下さい。

宜しければ記事のシェアをお願い致します。

診療時間のご案内 トップページへ戻る
2019/1/11
【不眠症】大阪市在住、30代男性、鍼灸治療のケース
2019/1/6
【片頭痛】兵庫県、30代、女性、鍼灸治療のケース
2018/12/24
【片頭痛】大阪府、10代、女性、鍼灸治療のケース
2018/12/10
【うつ病】大阪府、30代、男性、鍼灸治療のケース
2018/11/30
初めての顕微授精で妊娠することができた症例
2018/11/30
【逆流性食道炎】大阪府、20代 女性、鍼灸治療のケース
2018/11/27
今月3人目の妊娠報告を頂きました。
2018/11/20
妊活3年後、8回の鍼灸で妊娠 <兵庫県在住 30代女性>
2018/11/20
【緊張型頭痛】大阪府、20代 女性、鍼灸治療のケース
2018/11/5
【抑うつ症】大阪府在住、30代男性、鍼灸治療のケース
>>もっと記事を読む
診療時間のご案内 当院アクセスマップ
トップページへ戻る

カテゴリ別記事

過去の記事

※免責事項:掲載された事例や患者様の体験談は個人の感想や成果によるものなので、全ての人への効果を保証するものではないことと御理解ください。施術による効果には個人差があります。