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不妊治療をどんな病院で受けるべきか、自分に合った病院選びの秘訣教えます!

2017年10月1日8:52 AM カテゴリー:お勉強

大阪や神戸地区では、不妊専門病院が増え続けており、私が不妊鍼灸を扱い出した頃と比べても、恐らく2~3倍程度の病院が存在しています。

患者側としては、選択肢が増えるのは良いことですが、どの病院を選ぶのか大いに悩むところです。そこで病院選びの秘訣をご説明します。



目的別に考えてみましょう

病院選びの秘訣は、最終的に行う不妊治療の種類(ステップアップ)によって選ぶのが一番です。では、幾つかのステップに分けてみましょう。

1.薬を使いたくない、初歩的な検査のみしたい
2.投薬まではしてもいい
3.人工授精まではしてもいい
4.体外受精、顕微授精はしてもいい
5.着床前診断や高度な不妊・不育症検査までしたい
6.代理母出産、卵子提供まで考えている

基本的には、こうした目的によって、必要最低限の設備や能力がある病院を選ぶのが良いと思います。タイミング法だけをするつもりなら、高度医療も扱うような病院に行く必要はありません。

目的に合わない病院を選ぶと、不幸な結果になることもあります。自分に合わない病院を選ぶことで失敗するパターンには2つあります。

1.チャンスを逃すパターン
2.より不妊傾向が強まる

1のパターンでは、自分たちに明確な不妊原因があるにも関わらず、十分な検査や治療ができず、時間を無駄に過ごしてしまいます。

そのため、気が付けば、妊娠や出産には適応しない年齢になってしまい、妊娠のチャンスを逃すことにもなりかねません。場合によってはそのまま不妊治療を諦めることになります。

2のパターンでは、必要のない不妊治療や投薬を受けたせいで、体調の悪化や体力の低下で、より不妊傾向が強く出てしまいます。また不必要な治療は、非常にストレスが溜まります。

この場合も、病院や治療の選びなおしに時間的な余裕がなければ、妊娠を諦めることになります。

こうした不幸を避けるために、不妊治療を受ける方は、あらかじめご夫婦で話し合って、「どこまで治療をするか」「どこまでステップアップするか」というゴール地点を設定してから、病院選びをするべきです。

そして治療や検査の内容により、その能力を有する最低限の病院選びをするべきです。そうしないと、無駄で有害な時間を過ごすことになります。

目的別病院選び応用編

ではもう少し踏み込んで、病院選びをお助けします。一般的な方なら、不妊治療で分かれ目になるのは、

1.検査のみ、タイミング指導のみ
2.人工授精まではしてもいい
3.赤ちゃんを授かるまでやる

この3つが大まかな分かれ目です。そこでその目的に合った病院選びをご紹介します。

先ほどは、目的に合った必要最低限の設備と書きました。これは最初から高度医療を扱う病院に通うことで、ベルトコンベアに乗せられた状態になることを防ぐためです。

通常の自己流タイミング法で妊娠しないということは、通常はご夫婦のどちらか、もしくは両方に何らかの原因があります。

その状態で、高度医療専門病院に行くと、3か月ごとにステップアップが行われ、少なくとも半年から1年で体外受精まで進みます。治療開始が30代後半なら、半年以内に体外受精までステップアップすると思います。

これが機能性不妊の女性なら、病院でのステップアップで不妊傾向がより強まる可能性があります。それを防ぐために、必要最低限と書きました。

ところが、最初から赤ちゃんを授かるまで続けるという方は、まず高度医療を扱う病院で、検査のみでも結構ですから、かなり詳しく受けて下さい。

その結果が機能性不妊となれば、一旦鍼灸などの根本的な体質改善が必要になります。機能性不妊に対しては、西洋医学では効果が上がらない場合が多いからです。

最初から人工授精までしかしないと決めている方は、高度医療を扱うような病院は適しません。同じタイミング法でも投薬を大量に使用したり、頻繁な検査などでストレスを溜めてしまい、ストレスによる不妊になる可能性があるからです。

最終的に体外受精や顕微授精を望まないなら、できるだけ高度医療を扱う病院は避ける方が良いと思います。その方が、心理的にも経済的にもあなたにとって優しいからです。

ただ心は変わるものですから

そうは言っても、人の心は変わるものです。体外受精は嫌だと言っていても、赤ちゃんを欲しい気持ちがそれを上回れば、その思いに従えば良いのです。

逆に最後まで頑張ろうと思っていても、辛いことや悲しいことがあれば、治療の中止や方針の転換はあっても良いと思います。不妊治療のゴールは同じでも、紆余曲折は付き物です。

できれば、その都度ご夫婦で話し合って下さい。それが無理なら、私たちの様な人間に、ご相談頂ければと思います。

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