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知って驚くお風呂の話 からだを温めると流産しやすくなるのでしょうか?

2017年10月6日2:25 PM カテゴリー:お勉強

「あなたの足は冷えていませんか?」と聞かれて、「いいえ私の足は冷えていません。」と答えることができる方は、全女性の内どれほどいるでしょうか?

冷え症と言えば、女性の体調不良の代名詞と言われるほど、女性と冷え症は密接な関係です。

そのため、足湯やよもぎ蒸し、岩盤浴、ミストサウナ、ホットヨガなど、からだを温めるという行為は、女性の健康づくりに欠かせない存在になっています。

妊活にも、からだを温める治療がよく行われます。私自身も、以前は足湯をよく治療所で活用していましたし、よもぎ蒸しも治療の一環に使っていたことがあります。

ところが、先日書いた記事の中で、「男性は精巣を温めると、精子の不良が起こることがある。」と書きました。では女性のからだや卵巣は大丈夫なのでしょうか?

卵巣や子宮を温めることで、妊娠に悪影響が出ることはないのでしょうか?こうした疑問を持ってしまったため、色々と調べてみることにしました。



 

調べてみました

 

女性のからだを温めるということが、妊娠に影響がないのかを調べてみました。すると、海外での研究報告の中に、からだを温めると流産傾向が出るという報告がありました。

これは、アメリカでの報告ですが、妊娠初期に入浴習慣がある方とない方とでは、流産率に2倍の差があったそうです。入浴習慣がある方では、無い方に比べると2倍流産が多かったということです。

更に妊娠4週までに入浴している方では、入浴しない方に比べて、流産が2.3倍多かったそうです。(週2回以上の入浴で2.7倍)


入浴ということを考えてみると

 

そもそもからだを温めるという行為には、どのような種類があるでしょうか?

・お風呂や温泉に入る
・手や足をお湯に入れる
・サウナに入る
・岩盤浴に入る
・暖かい衣服を身に着ける
・暖かい飲食物を食する
・鍼灸治療

こうして見ると、からだを温めると一言に行っても、かなり違いがあります。そこでからだを温めるということを、幾つかに分類してみます。

・熱を外側から加える
・熱を内側から加える
・体内の新陳代謝を上げて温める
・温かい血液を巡らせて温める

からだの内部を、外からの加熱で温めるというのは、少し無理がありそうです。ということは、入浴による流産にはそれ以外の原因があるのではないでしょうか。

入浴によってからだに与えられる影響を考えると、血圧の変動や心拍数の増加などが考えられます。また不衛生な浴槽であれば、感染症を起こすこともあるかもしれません。こうした影響が元で、流産になることは、十分あり得ることだと思います。

妊娠初期や体調不良の時には、湯船には浸からず、シャワー程度の方が健康的です。熱心にからだを外側から温めても、からだの内側が温まることはありません。

どうしてもからだを温めたければ、体調の良いときに、散歩などでからだを動かす方が健康的です。

高い温度でからだを温めるということ自体、あまりからだに良くないということも知っておいて下さい。人間は生きた細胞の集まりですから、高い熱は元々苦手なのです。

がん細胞なども温めると、簡単に死滅してしまいます。細胞は元々熱に弱いのです。私たちのからだも、精子同様に熱には弱いのです。

それでは古来から行ってきた、温熱療法は全て間違いなのでしょうか?

本当の意味で言う「温める」ということ

温泉や岩盤浴などの、外側から熱を与えてからだを温めるということには、利点もあります。それは心理的なリラックスが得られることです。

高ストレスの方にとっては、ひと時のリラックスは本当に重要なものです。勿論、妊活中にもリラックスは欠かせません。こうしたことを知っていれば、温泉も岩盤浴も妊活に活かせるはずです。

本当の意味でいう「温める」ということは、血液の循環を良くすることで、からだの深部で温められた血液を全身に巡らせて温めることと、新陳代謝を上げることで、熱エネルギーを作るということです。

これを妊活中に行うには、自律神経をしっかり働かせることが重要です。そのためには、規則正しい生活をして、必要な栄養素をしっかり摂るという、一見当たり前のことが重要なのです。

自律神経がしっかり働くために大事なことがもう一つあります。それはストレスを溜めないことです。ストレスを溜めないために、定期的にストレス解消をして下さい。それがもし入浴なら、体調と相談して行えば、あなたにとってプラスになるはずです。

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