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美白を目指すと不妊になるかもしれません

2018年4月20日7:58 AM カテゴリー:不妊症

こんにちは 『鍼灸院 天空』の冨田です。

 

いつの頃からか、美白が美しい女性の代名詞のように言われるようになってきました。最近では、通学中の女子高校生が日傘を差している姿も、あまり珍しくないようです。

ところが、この美白を目指すことが、不妊の原因になるかもしれないことを、あなたはご存知でしたでしょうか?

 

 

【紫外線は健康に必要なものです】

 

紫外線は、人間が健康的に暮らしているために、非常に重要な働きをしています。特に有名なのは、紫外線を浴びることで、体内でビタミンDを生成するというものです。紫外線を浴びることで、ビタミンDを皮膚で生成しているのです。

ビタミンDは、骨の形成に不可欠なもので、日照時間が短く紫外線量が少ない地方や匡では、骨の形成や成長に障害が出ることは有名な事実でした。ヨーロッパにおける日光浴の習慣は、遊んでいるのではなく、健康のために欠かせない習慣だったのです。

実際に紫外線に当たらず、骨形成が障害されると、くる病という骨の成長障害の病気になります。日本では、最近妊婦が浴びる紫外線量が少ないため、胎児がくる病になることが増えているそうです。妊婦であっても美白は大事ですから、必要な紫外線までカットしたため、胎児に影響が出ているのです。

このビタミンDは、妊娠にとっても、非常に重要な栄養素だったのです。

【ビタミンDと妊娠】

 

ビタミンDが働くためには、ビタミンDが結びつくことで働く受容体が必要です。妊娠に関係のあるところでは、卵胞の顆粒膜細胞や、子宮内膜の細胞にビタミンD受容体があることが分かっています。

つまり卵胞の成長や、子宮内膜への着床にビタミンDが関係しているのです。現在分かっていることは、

・卵胞内の顆粒膜細胞の成長にビタミンDが必要であること

・受精卵が着床する時期に起こる子宮内膜の変化に、ビタミンDが必要なこと

ということです。

ビタミンDが足りないと、妊娠がしにくくなり、逆にビタミンDがあるだけでも、こうした不妊は防ぐことができるのです。

 

【ビタミンDを欠かさず妊娠しやすいからだへ】

 

ビタミンDは、前述の通り、紫外線に当たることで、皮膚で作ることができます。その一方で、紫外線に当たると日焼けをしてしまい、メラニン色素の沈着が起こります。

日焼けをせずにビタミンDを体内に摂り入れるには、食事でコントロールするか、サプリメントで補充するかしかありません。

ビタミンDは脂溶性ビタミンであるため、あまり多く摂取すると過剰症を起こすことがあります。そのため、効果的に補充しながら、副作用を出さない為には、血液中のビタミンDの値を知っておけば良いのです。

元々は骨粗しょう症のためにしていた検査ですが、25OHビタミンDという検査があります。この検査で血中の濃度を測っておいて、適切な量だけを摂取すれば、過剰症の心配はありません。

不妊専門病院でも計測している病院もありますので、掛かり付けがあれば測ってもらって下さい。

もしビタミンDを食事で摂る場合には、鮭や牡蠣などの魚介類が良いでしょう。


 

《ビタミンD不足で起こる不妊の特徴》

 

・念入りに日焼け対策をしている。

・体外受精で、何度良い胚を移植しても着床しない。

・卵胞の成長が悪い。

・AMHが低い。

 

心当たりのある方は、ビタミンDの摂取や紫外線に当たることをお薦めします。

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