PAGE TOP

生理周期を整えると妊娠しやすいからだになる理由詳細

2018年6月7日10:15 AM カテゴリー:不妊症

こんにちは 鍼灸院 天空の冨田です。

生理不順は、多くの女性に見られる症状ですが、果たして生理不順は不妊の原因になるのでしょうか?

答えはズバリYES!!です。

生理不順が不妊の原因になるとすれば、生理不順を改善することで、妊娠しやすいからだに近付くことができるはずです。生理不順を改善し、妊娠しやすいからだになる方法をご紹介します。

 

【生理周期の重要性】

 

生理周期は、脳や卵巣から分泌されるホルモンの働きで作られます。こうした働きが十分に整っていない状態では、妊娠する力は大幅に低下します。

そこで生理周期を作るホルモンの働きと、なぜ生理周期が整っていることが重要なのかをご説明します。

生理周期について理解していない人は、「どうせホルモン剤で足すのだから良いでしょ。」という間違った考えを持つのです。

まず生理周期は、脳の視床下部と言うところから分泌される、GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)というホルモンから始まります。


GnRHは更に下垂体に働き、下垂体から性腺刺激ホルモンである、FSHとLHが分泌されます。

この2つのホルモンは、卵胞内の2つの細胞に別々に働きかけます。


まずLHが莢膜細胞に働いて、血液中のコレステロールからアンドロゲンという男性ホルモンを作ります。

次に同じ卵胞内の顆粒膜細胞が、アロマターゼという酵素を活性化することで、アンドロゲンからエストロゲンという女性ホルモンを作ります。

つまり女性ホルモンであるエストロゲンは、男性ホルモンを材料にして作られているのです。

この卵胞の成長と共に、卵胞内の細胞(莢膜細胞・顆粒膜細胞・卵細胞)も成長するため、エストロゲンが大量に分泌されるようになります。

血液中のエストロゲンの量が増えてくると、それを感じ取った視床下部は、下垂体に対して命令を出し、LHの急上昇が起こります。

つまりエストロゲンの分泌が少ないと、LHサージが起こらず、排卵が起こりません。


排卵後の卵胞内の細胞からは、プロゲステロンという黄体ホルモンが分泌されるようになります。このプロゲステロンが十分に分泌されないと、黄体期(高温期)が来ないため、着床しやすい内膜の変化が起こりません。

高温期のある期間だけは、子宮内膜が胚(受精卵)を受け入れやすいように変化をします。これを着床の窓(Implantation Window)が開いていると言います。

着床の窓が開くタイミングと期間は、人により差があり、着床の窓が開いている時に胚が着床しないと、例え妊娠反応が出たとして流産してしまいます。着床の窓には、上で書いているような生理周期も影響を与えると思われます。

またエストロゲンを作るために働いていた、卵胞の顆粒膜細胞は、卵子に栄養を供給する働きをするため、顆粒膜細胞が上手く育つことは、質が高い卵を育てることに繋がります。

生理周期を整えることは、卵の質を良くすることや、着床しやすい子宮内膜を作ることに繋がるのです。

そのため、投薬でホルモンを補っても、細胞の働きや成長を補うことはできず、表面上の数値を取り繕うことにしかならないのです。

ホルモン数値の変化は、体調の変動の結果出るものであり、ホルモンの数値だけを目安にしては、妊活の本当の姿を見失ってしまいます。

あなたの妊活に必要なのは、ホルモン剤で体調を誤魔化すことではなく、生理周期を整え、本当の力を取り戻すことではないでしょうか?

 

【鍼灸治療で生理周期を取り戻す】

 

鍼灸治療で生理周期が取り戻せるのは、そうしたホルモン分泌の機能を持っている方だけです。クラインフェルター症候群のように、先天的な染色体異常などをお持ちでしたら、回復は難しいと思います。

ただ初潮の頃から生理不順だったという程度であれば、回復の可能性は大いにあります。鍼灸治療で、生理周期が回復する可能性がある方は、次の通りです。

・ストレスによる生理不順
・生活習慣やダイエットによる生理不順
・投薬による生理不順
・特に原因の無い生理不順

逆に次の挙げるようなものは、回復が望みにくい生理不順です。

・食事を摂らない、極端な偏食がある。
・寝ない。
・必要のない投薬を続けている。
・先天的な問題。

上のご説明で見て頂いたように、生理周期を作る女性ホルモンは、コレステロールでできています。コレステロールは約8割は循環して再合成していますが、残りの2割は食事で摂取した動物性脂肪で作られます。

そのため、肉や魚を全く食べない人は、コレステロールが徐々に減り、体内の組織を壊してコレステロールを作るようになります。

ただそれでも足りなければ、命を守るために生理を無くしてしまい、自分の命を守ろうとします。つまり生理が無くなるのです。

極端なベジタリアンでは、生理不順や不妊になることは有名なことです。

鍼灸治療は、自律神経をコントロールすることで消化吸収を高め、栄養の吸収を高めます。

更に血流をコントロールすることで、吸収した栄養を、必要とする組織や細胞へ届けることもできます。

そのため、子宮や卵巣に必要な栄養を届けたり、脳や卵巣で作られたホルモンを血液に載せて運んだりすることができます。

また鍼灸治療は、脳からのGnRHやLH、FSHの分泌を整える働きもあるため、あなたの生理周期を取り戻し、妊娠しやすいからだを作ることができるのです。

宜しければ記事のシェアをお願い致します。

診療時間のご案内 トップページへ戻る
2018/8/7
昨日の鍼灸院日記
2018/7/4
ご夫婦で不妊鍼灸を受けることで胚盤胞移植が成功
2018/6/24
今週は3人の方から妊娠報告を受けました
2018/6/12
多嚢胞性卵巣症候群の鍼灸と投薬併用による妊娠治療
2018/5/15
胚盤胞移植を目指した女性に対する不妊鍼灸の症例
2018/3/27
不妊鍼灸で妊活に前向きになれる理由3つ
2018/3/27
血液検査は注意マークだらけ…でも妊娠できました
2018/3/19
胚盤胞移植が成功しないのはなぜ?初期胚でも妊娠できる理由
2018/2/23
起立性調節障害の鍼灸治療【中学1年生13歳男子の症例】
2018/2/6
お蔭さまで双子を授かることができました。【妊活鍼灸症例】
>>もっと記事を読む
診療時間のご案内 当院アクセスマップ
トップページへ戻る

カテゴリ別記事

過去の記事

※免責事項:掲載された事例や患者様の体験談は個人の感想や成果によるものなので、全ての人への効果を保証するものではないことと御理解ください。施術による効果には個人差があります。