「糖尿病に鍼治療」というと、なじみがないかもしれませんが、実は糖尿病に鍼治療は非常に効果が高い施術方法になります。
消化・吸収を改善し、余分な「熱」を取り除くことで、血流が改善され、余った糖分の取り込みが、また、行われるようになり、全身にエネルギー源を送り込むことができ、内臓や筋肉などが正常に働くことができます。
すい臓の状態が改善されることにより、インスリンを分泌する能力が活発になり、インスリン不足が改善されます。
肩こり、腰痛、足の痛みなどを取り除くことにより、自律神経のバランスが整い、全身の血流が改善していきます。
鍼治療を受けることでどうなるのか?
食べ過ぎにより、余分な「熱」がつくられ、この熱の持っているエネルギーにより、無理やり胃が活動させられ、消化が早くなり、空腹感を強く感じるため、また、食べるという悪循環が糖尿病を引き起こします。
この余分な「熱」を取り除くことにより、消化活動が健全になり、食べ過ぎを防ぎます。
また、この「熱」は全身に痛みや腫れを生じさせます。熱を抜くことにより、これらの症状が解消されます。
すい臓の状態が改善され、インスリン不足が解消されるので、血糖値が下がります。また、全身にエネルギーの素を送り込むことができ、糖尿病に伴う症状を解消できます。
肩こり、腰痛、足の痛みなどを取り除き、自律神経のバランスを整えますと、精神的にも安定し、甘いものや、脂っこいもの、インスタント食品を食べたくなくなります。
このようなからだに悪いものを、自然に欲しくなくなるように出来るのが、鍼治療の特徴です。また、この自律神経の安定は、食生活を自然に良くしようとするだけでなく、生きがいを感じさせたり、前向きに考える力が自然に出てくるようになります。
糖尿病による、からだのいろいろなところの痛みは、一般に言われているよりも、早く出てきますので注意が必要です。早い人では、HbA1cが6を超えた状態が、数年続くだけで起こります。
糖尿病を放っておくのではなく、早期の治療を行い毎日の健康を取り戻しましょう。