片頭痛とストレスの関係!?有力説をご説明します。
2013年4月13日8:12 AM カテゴリー:
片頭痛
片頭痛の発症の原因は、未だわかっていないというのが現状です。
ただその中でも有力な仮説が、「三叉神経血管説」と呼ばれるものです。
三叉神経血管説とは?
この神経の興奮により、血管が広がり、血液成分の一つが漏れ、炎症を引き起こし、頭痛となるとされています。
この刺激は、脊髄から脳へと伝わります。
すなわち、脳は、痛みを感じるだけでなく、様々な反応を起こします。
脳幹という場所で、吐き気や、みぞおちあたりの不快感、視床下部という場所で、自律神経の反応を活発にさせるなどがあります。
頭痛に吐き気が加わりますと、ストレスが強くなるのは、容易に理解できます。
自律神経の乱れも、ストレスを強くします。
また、三叉神経の終末部分は、睡眠、ストレス、うつ病などを調整しているとあります。
リラックスしている状態でも片頭痛は発生する!?
片頭痛になると、不眠になったり、抑うつ状態になるなどの、ストレスがかかるということです。
逆に、片頭痛には、週末などリラックスすると発生するということがよくあります。
これは、三叉神経の終末の働きが乱れているから、と考えられます。
このように、三叉神経自体も、「ストレスやこころ」と関係が深いものです。
これらのことは、片頭痛を厄介なものにしています。
片頭痛がストレスを引き起こしたり、ストレスを解消しようとすると、片頭痛が生じるからです。
片頭痛=ストレスといえます。
ここからも、痛みは最強のストレスであることが、理解できます。
ストレスと片頭痛の関係があるのであれば、そのストレスを取り除けば自ずと片頭痛は軽減されます。
現在では片頭痛にもよく効く薬などが開発されているので、ご自身にあった方法で改善していくことがおすすめです。