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不妊鍼灸に必要な期間と治療計画

2018年6月15日10:14 AM カテゴリー:不妊症

不妊鍼灸を上手く活用するには

 

不妊鍼灸を効果的に受けるには、不妊鍼灸の特性を理解している専門の鍼灸院に通うべきです。不妊鍼灸の効果には、大きく短期的な効果と、長期的な効果があります。

1.短期的効果

鍼灸治療から効果の発現まで生理周期で1周期未満

2.長期的効果

鍼灸治療から効果の発現まで生理周期で1周期以上

この2つの内、自分にはどちらの効果が必要かを知れば、通院期間の目安になります。あなたが妊娠するためには、果たしてどちらが必要なのでしょうか?

 

1.短期的効果とは

 

不妊鍼灸の短期的な効果とは、様々な不快症状を軽減することで、あなたの妊娠する力を高める効果や、心理的な不安感を取り除くことで、過敏な血管の収縮を防ぎ、流産予防をしたりといった効果です。

また胚移植当日の鍼なども、この短期的効果に含まれますが、あなたが得る効果の範囲は比較的限定された狭い範囲となります。

ベテラン鍼灸師によるカウンセリング効果などは、非常に高い心理的な安心感を生み、移植結果に大きく作用します。

 

・リラックス効果

・鎮痛効果

・体調を整える効果(不快症状を取り除く)

・血管の収縮を防ぎ、卵胞の成長を助ける。(限定的)

・着床後の胎盤形成に必要な血液を子宮に送る。

 

2.長期的効果とは

 

鍼灸治療が最も特徴的な働きをするのは、この長期的な作用です。時間を掛けて卵胞を育て、質の卵を育てたり、質の良い精子を育てるのは、他の治療法には出すことができない治療効果です。

鍼灸治療は、自律神経の働きを整え、消化吸収機能を高めることで、卵の成長に必要な栄養素を取り入れやすくし、更に血流改善により卵巣に豊富な栄養を含んだ血液を送ります。

高齢になると、徐々に必要のなくなる卵巣への血流が悪くなり、質の良い卵を育てなくなります。そこで自律神経をコントロールすることで、若い頃のように卵巣に血流を送り、卵を育ててもらうのです。

また自律神経のコントロールは、免疫の働きにも作用します。免疫バランスが整うと、精子や主性卵に対して免疫が働かず、受精や着床をしやすい状態になります。

逆に免疫活動が活発過ぎると、精子を攻撃する抗精子抗体を持つことや、受精卵に対して攻撃をすることで、着床障害を起こすことがあります。

3周期を超える鍼灸治療を受けると、生理周期全体のリズムが整い、ホルモン分泌もスムーズになります。

卵胞の成長には、栄養やホルモンを必要とする時期からでも、約3カ月(3周期)が必要になります。


そのため、卵胞から分泌されるエストロゲンやプロゲステロンの働きが、十分に働いていない場合には、小さな卵胞からしっかり育てることで、卵胞内の細胞を成熟させる必要があります。

卵胞に命令を出す、視床下部や下垂体などの、脳の働きの回復にも、ある程度の時間を必要としますので、できるだけ余裕を持って、生理周期を整える計画を持つと良いと思います。

短期的効果の積み重ねは、長期的な効果に繋がるように思いがちですが、そうではありません。治療者側と患者側の想いが同じ方向を向いていないと、無理な治療計画で西洋医学と併用し、投薬や採卵をすることになり、時間を掛けている割に治療効果が得られないことになります。

不妊鍼灸の治療計画は、鍼灸師とよく相談し、どのように西洋医学との併用をしていくかや、どのくらいの期間を治療期間として設定するかを決めて下さい。

 

あなたに必要な不妊鍼灸の期間は?

 

1.短期的効果を狙うべき方

 

・比較的若い

・健康状態が問題ない

・生理周期が整っている

・体外受精の採卵周期に入っている

・移植周期に入っている

・質の良い卵がたくさん採れる

 

2.長期的効果を狙うべき方

 

・比較的高齢

・不妊治療歴が長い

・健康状態が悪い

・血液検査の結果が悪い

・生理不順または無月経

・不妊治療の予定が決まっていない

・根本的な体質改善がしたい

・不妊治療に反応しない

 

自分に必要な治療期間を前もって設定することは、逆に治療期間を短縮することになります。卵巣の状態が悪いにも関わらず、焦りから採卵を繰り返してどんどん悪化すれば、あなたが諦める前に、病院側がギブアップすることも少なくありません。

その場合、「年齢のせい。」という都合のいい言葉が使われますが、そんなことはありません。あなたには、残された方法(不妊鍼灸)があるということを、知って頂きたいのです。

また、不妊治療の成績がいよいよ悪くなってから焦っても、あなたのからだが回復するまでには、果てしなく時間が掛かってしまいます。

できるだけ早期に専門の鍼灸師に相談して頂き、不妊治療を休止する期間や、再開する期間などを設定して、計画的に不妊鍼灸を受けて下さい。

不妊治療にとっては、無計画な治療ほど怖いものはありません。この情報を、是非あなたの妊活にお役立て下さい。

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