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生理中に鍼灸治療を受けても大丈夫?【生理中に受ける必要性とは】

2018年8月30日9:49 AM カテゴリー:不妊症

生理期間も次の卵胞は成長している

 

 生理期間は、生理周期の一部分

 

生理(月経)周期は、月経期ー卵胞期ー排卵期ー黄体期と変化します。いわゆる生理の出血が起こる期間は、この中の月経期に当たります。

よく勘違いされるのは、卵巣の中では、月経期には月経だけが起こり、卵胞期には卵胞の成長だけが起こり、排卵期には排卵だけが起こっていると思われがちです。

実際には、卵胞の中には、色々な時期の卵胞が成長し続けていますので、排卵前の卵胞の近くでは、その次の周期で排卵をするために卵胞が成長しています。

当然ながら、生理中の時にも、次の卵胞やその次の卵胞は、成長をし続けていますので、生理中とはいえ、卵胞への血流は必要だということになります。

鍼灸治療で卵胞を育てる場合、栄養を多く含んだ血液を、卵巣へ送り込む必要があります。そのために、副交感神経を優位にして、毛細血管を拡張させるのです。


 

卵胞の成長には3カ月以上かかります

 


卵胞が、卵巣の血液から栄養やホルモンを受取りながら、排卵に至るまで成長するには、3カ月以上の期間が掛かります。

そのため、私たちは3カ月以上の時間を掛けて、質の良い卵を排卵するためのからだ作りを、鍼灸治療で行っています。

3カ月というと、単純に3回の生理期間を経ていることが分かります。この間、卵胞は休むことなく成長を続け、その間の健康状態が、卵胞の質を決めると言っても過言ではありません。

鍼灸治療は、単に卵巣に血液を送るだけではなく、その間の体調管理や体質改善を行っていますので、生理中でも鍼灸治療を受けて頂くことは大事なのです。

生理中に生理痛やイライラなどを強く感じるようなら、それを鍼灸治療で取り除くことも、質の良い卵を育てる上では重要です。

またそれ以外にも、子宮筋の活動性を上げ、要らなくなった子宮内膜を、しっかり体外へ排出することも、新鮮で質の良い子宮内膜を作るためには欠かせません。

そういう意味でも、生理中の鍼灸治療は重要なのです。

 

卵巣と子宮は連動している

 

子宮は、卵巣で作られたエストロゲンやプロゲステロンの働きで、子宮内膜を肥厚させたり、着床に向けて形質を変化させたりします。

現代医学ではまだ分かっていませんが、卵巣内にある卵胞の変化や、卵管内の受精卵の変化なども、子宮内膜は何らかの方法で感じ取っているのかもしれません。

それはホルモン分泌という単純なものだけではなく、もっと細かい情報のやり取りをしている可能性もあります。

こうした卵巣と子宮、卵子と子宮などの情報のやり取りが上手くいくと、受精卵はより着床しやすくなりそうです。

まだ分かっていない、「着床の窓」に関しても、これから卵巣と子宮のネットワークが判明すれば、分かるようになるかもしれません。

※着床の窓=胚盤胞となった受精卵が着床できる時期のこと

 

生理周期を通して治療する意味

 

月経期ー卵胞期ー排卵期ー黄体期と、生理周期に合わせて行う鍼灸治療には、それぞれ違った意味があります。

それぞれの時期に、鍼灸治療を受ける意味をご紹介します。

 

<月経期>

 

月経期の鍼灸治療の目的は、必要のなくなった子宮内膜を、しっかりと体外に排出することです。また、生理の出血に伴う痛みやPMS症状を軽減させ、できるだけストレスを感じずに生理期間を過ごすことも重要です。

月経期にも、小さい卵胞は育っているため、そうした卵巣への血流を維持することも忘れてはいけません。

 

<卵胞期>

 

卵胞期は、約3カ月かけて育ってきた卵胞が、急激に大きくなる時期です。この時期には、同時期にたくさん育った卵胞が、一つの卵胞に絞られるようになります。

卵胞が一つだけ大きく育つためには、卵胞の顆粒膜細胞から分泌される、インヒビンというホルモンが必要です。


このインヒビンは、エストロゲン(E2)の働きで作られるため、エストロゲンが分泌されていることが、一つの大きな卵胞を育てる条件になります。

鍼灸治療は、エストロゲンを作るためのFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体化ホルモン)というホルモンのバランスを整え、エストロゲンの分泌を増やす働きがあります。

またホルモンバランスを整えることは、卵胞を成長させることにも繋がるため、鍼灸治療が非常に効果的に働く時期です。

 

<排卵期>

 

排卵期には、卵胞で作られたエストロゲン分泌量が増えることで、LHサージという、LHの急上昇が起こります。

そのため、エストロゲンを上手く分泌するための、卵胞期と同様の施術を行います。また排卵期には、イライラなどの精神症状が出ることもあるため、脳中枢へのアプローチも同様に行います。

東洋医学的には、気滞に対するケアが必要になります。気滞は、気が滞ることで、お腹の張りや首肩の凝り、更には、イライラなどの精神症状まで発症する状態です。

この時期には、足厥陰肝経や手厥陰心包経などを利用しながら、気滞を取り除く施術を行います。こうした施術が上手くいくと、身体症状だけではなく、精神症状も改善され、スムーズに排卵が行われるようになります。


 

<黄体期>

 

黄体期は、正常に排卵が行われると、排卵後の卵胞から黄体が作られ、黄体ホルモンであるプロゲステロンが分泌されます。


プロゲステロンが分泌されると、子宮内膜は、着床に適した状態に変化します。着床しやすい子宮内膜を作るためには、プロゲステロンの分泌は欠かせない存在です。

卵巣内で作られるプロゲステロンも、血液中のコレステロールを材料にしているため。十分な血流が必要になります。

鍼灸治療は、自律神経を調整して、卵巣への血流を促す働きがあります。黄体期(高温期)に鍼灸治療を受けて頂くと、しっかりホルモン分泌する環境作りをすることで、着床だけではなく、次の周期に排卵する準備もしてくれます。

 

【まとめ】

 

こうして生理周期を通して鍼灸治療を受けると、あなたのからだでは、それぞれの時期に対応するからだのリズムが付いてきます。

生理周期にはそれぞれ意味があり、その周期に合わせたからだの変化が必要です。こうしたからだの変化が起こらないと、妊娠することはできません。

また生理周期は、その周期だけではなく、次の周期への準備期間でもあります。そのため、生理が始まっていても、次の排卵やその次の排卵に向けて、卵胞は成長をし続けます。

一度妊娠すると、こうした卵胞の成長は止まりますが、それまでの間は、あなたの卵胞は成長を続けているのです。

そのため、生理中にも鍼灸治療を受けて頂くことは非常に大事なことです。勿論、生理痛や不快感などを無くすためにも、鍼灸治療は役立ちますので、できるだけ継続して受けて下さい。

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