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受けている不妊鍼灸が本当に効いているのか分からない方に専門家がお答えします。

2017年10月10日10:41 AM カテゴリー:お勉強,不妊鍼灸

不妊鍼灸の効果はどう判定するのでしょうか?

不妊鍼灸は、治療効果が高い治療法ですが、妊娠するまでの過程では、自分に効果が出ているかどうかが、判断しづらいと思います。

途中経過としての効果判定の方法があれば、治療を継続するモチベーションアップに繋がると思います。そこで、鍼灸治療の効果判定を、どう行うべきかをご紹介します。



鍼灸治療の効果判定は、様々な方法で行うことができます。

不妊鍼灸の効果判定は、実はたくさんあります。治療の最終目標は妊娠や出産ですから、最終的には、その目標が達成できるかどうかというところは、西洋医学も東洋医学も同様です。

ただ、東洋医学と西洋医学の不妊治療では、大きく性質が異なります。西洋医学の場合には、ひたすら「妊娠」という結果を得るために、不妊治療を行います。そのため、結果として「妊娠」が得られるためなら、その途中経過として、より不妊傾向が強まったとしても、問題にはしません。

例えば、体外受精などで使用する排卵誘発も、ある方法で採卵をしていて、採れなくなれば、違う方法を選択すれば良いと考えます。結果として、不妊傾向が強まったとしても、それ自体は失敗とはいえません。

卵巣を刺激をしていても、卵の育ちが悪ければ、追加で投薬量が増えるだけです。その結果として採卵ができなくなれば、少しの間休憩を挟むことはありますが、もし女性の年齢が高ければ、逆に更に刺激して採卵をしようとします。

ところが、東洋医学では、不妊鍼灸を行うことで、内膜が薄くなったり、頸管粘液不全が出れば、間違いなくその治療は失敗です。不妊鍼灸では、治療をして健康を害したり、より不妊傾向が強まるようなら失敗と考えて下さい。では、不妊鍼灸での治療効果判定を具体的にまとめてみます。

<効果が出ている>

・子宮内膜が肥厚するようになった。
・排卵がスムーズにできるようになった。
・月経周期が整ってきた。
・卵の質が上がってきた。
・頸管粘液が上手く出るようになった。
・性欲が増した。
・精子の質が良くなった。
・冷え性や肩こりなどの血行障害が無くなってきた。
・月経に血の塊が混じらなくなった。
・生理痛が軽減した。

こうした治療効果の判定だけ見ると、西洋医学と同じように感じますが、下の3つに関しては、西洋医学ではあまりない効果です。

<効果が出ていない>

・上に書いているものと逆の反応が出ている。
・何も変わらない。
・月経周期がどんどん短くなってきている。
・生理が無くなった。

<注意が必要なもの>

治療の受け始めには、月経周期が長くなることがあります。月経周期が延びるのは、卵の成長にたっぷり時間をかけるからです。今までは、質の良くない卵でも排卵していたのが、からだが質のいい卵を作るために時間を掛けるようになったからです。そのため、一旦月経周期が延びても、時間と共に月経周期が短くなります。大抵は28~30日周期に落ち着きます。

治療を受けていても、月経周期がどんどん短くなるのは、あなたに閉経が近付いている可能性があります。年齢は個人差がありますが、速い方では30代後半からは閉経の可能性があります。

その場合には、治療方針をよく検討して下さい。あくまでも自然に近い形で治療を行うか、鍼灸と高度医療を併用するかをです。それに関しては、是非担当している鍼灸師に、ご相談下さい。どのタイミングで治療方針を変えるべきか、このまま続けるべきかなど、実際にからだを触って確認している鍼灸師に効くのが一番です。

最も不妊鍼灸で注意が必要な場合は、その鍼灸師に十分な知識や経験がない場合です。残念ながら、不妊鍼灸は最近の業界のトレンドになってしまいました。
あまり経験がない鍼灸師が、本を読んだ程度の知識で治療を行う場合もあります。

できるだけ、自分のからだに対する質問や、不妊治療に関する質問をして下さい。そうすればある程度は、その鍼灸師が専門家であるかが分かるはずです。

<当院での評価判定>

私は、東洋医学診断は勿論ですが、できるだけ患者さんが分かりやすく体感できるように、評価判定をしています。その一つが血液検査を使ったご説明です。鍼灸院では血液検査はできませんので、健康診断や婦人科で採ったものを使用しています。

血液検査は、様々な診療科目や健康診断で採ることがあるため、1年以内に血液検査をされている方が殆どです。もし血液検査を採ったことがない方でも、献血であれば、血液検査が無料でしてもらえます。貧血などで献血ができない場合には、改めて内科などで貧血だと言えば、血液検査が保険適応になります。

血液検査では、全体のバランスと、各臓器が健康に働いているかどうかや、体力の傾向を診ています。病気の診断等は行いません。あくまでも体力的な傾向と、健康状態、栄養状態などをご説明して、生活の改善や治療目標を設定します。

そして、問題であろう数値が適正化すれば、中間目標としては成功していると判断します。つまりそのまま続ければ、より健康状態が良くなり、妊娠に近付いていくということです。

また高度医療を受けいている方に関しては、

・内膜の厚さ
・採卵数
・受精数
・初期杯の数
・初期杯のグレード
・胚盤胞の数
・胚盤胞のグレード

なども参考にします。鍼灸治療で体調が良くなれば、多くの方では西洋医学的所見も改善します。最終的には妊娠や出産が目的ですから、当然といえば当然の話です。

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