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不妊原因がない女性への投薬は、不妊を作りあげることになります

2017年10月18日4:33 PM カテゴリー:不妊鍼灸,症例

今回ご紹介するのは、病院に通い始めたばかりの方や、これから通院予定の方には、是非ご覧いただきたい内容です。
現実の体験に基づいたお話ですので、是非ご覧下さい。

Aさんが専門病院での治療を開始

つい先日、来院されたAさんは、30代前半の方で、専門病院への通院を始めて数か月という女性でした。



通院時の検査では、得に原因が見当たらず、「片方の卵管が少し細いかもしれない。」という状態でした。

Aさんのご主人は、少し精液に問題がありましたが、タイミングにも協力的な方で、1周期に複数回のタイミングが取れるという意味では、あまり問題がないとも言えます。

お二人の条件からすれば、エコーで排卵のタイミングを見ながら、タイミング指導が適当だと思います。排卵なども正常なため、あまり投薬の必要もないはずでした。

ところが、病院を訪問した時がちょうど排卵直前で、卵胞の大きさが20mmという状態でした。(排卵は大体卵胞が20㎜前後で起こります。)

そこで医師が取った行動は、薬で排卵させるというものでした。hCGの注射をされた女性は、黄体期に黄体ホルモンの服用も支持されました。

この周期では妊娠反応を得られず、次の周期も同じように、タイミング法を行うはずでしたが、Aさんの排卵が、次の周期から狂いだしました。

Aさんは、今までに生理周期が狂ったということはありませんでした。そのため、この生理周期の乱れによって、より妊娠しにくくなったのではないかと考えました。

鍼灸院 天空へご来院されました

Aさんは、ネットで不妊のことを調べるうちに、当院の妊活に関するブログを読まれたようでした。
そして、鍼灸治療に興味を持って、ご来院されました。

おからだを診察をさせて頂くと、次のような所見が見られました。

1.骨盤から腰に掛けての皮膚の黒ずみや、毛穴の開き、肌荒れ
2.首から肩にかけての皮膚の赤味や肌荒れ
3.下腹部のガス溜まりと冷え
4.自覚症状として肩こり、生理痛、冷え症

こうした所見から、現在のおからだに起こっていることを、お話させて頂きました。

骨盤や腰の皮膚の状態は、その内側にある内臓器の状態を表します。そのため、子宮や卵巣の血流が悪い可能性があることや、首の炎症の出かたから、交感神経が過緊張の状態で、ストレス過剰であることをお話ししました。

また、自覚症状の肩こりや冷え性、生理痛の状態とも、身体所見が合致するため、ある意味では治しやすいことをお伝えしました。

恐らくは、元々抱えていたストレスや体調不良に、生理不順になってしまった精神的なダメージが加わったのでしょう。

精神的なダメージは、あなたが考える以上に、妊活へ影響を及ぼします。人間は、脳が高度な発達をしてしまったせいで、嫌な経験を、記憶として脳の奥深くに留めておき、何度も繰り返し思い出すようになってしまいました。

ストレスは、生殖活動の中枢である視床下部の働きを狂わせます。視床下部は、妊娠に必要なホルモンの分泌や、自律神経の調節にも関わっています。

視床下部が誤作動すると、妊娠がしづらい状態になってしまいます。そのため、ストレスを溜めることは、妊活には禁物なのです。

鍼灸治療は、視床下部にも効果的に働くことが分かっています。こうした説明を、Aさんに聞いていただき、納得した上で治療を開始しました。

天空での実際の鍼灸治療

天空で行う治療は、主に二つです。

1.今抱えている体調不良の治療

肩こりや腰痛、生理痛、ストレスなどの治療

2.妊娠力を上げるための治療

より妊娠しやすくなるための治療です。

 ・卵の質を改善
 ・内膜の肥厚を助ける
 ・排卵をしやすくする
 ・着床しやすくする
 ・精子の質を上げる
 ・ホルモンの分泌を促す

Aさんの場合、生理痛や肩こり、冷え症などの血行障害によるものが多く見られました。そのため血流改善の治療を施しました。

また、ストレスが原因であると思われる、交感神経の過緊張が診られるため、脳のストレス軽減の治療も加えました。

治療後に、これからの治療方針を再確認し、病院との治療と鍼灸治療の受け方をお話して終了としました。

必要のない投薬は極力受けないで下さい。

元々排卵している方や、月経周期が整っている方は、できるだけ投薬せずに妊活をして頂きたいと思います。不必要な投薬は、今回のAさんのような事態を招きます。不妊治療は、足りない力を最低限補うと良いのです。

妊娠機能に対する過剰な干渉は、視床下部や下垂体、卵巣などのネットワークを狂わせます。月経周期は、こうした脳やホルモンのネットワークが絶妙に働いていますので、無理な治療は必要ないのです。

こうしたネットワークを乱す存在である、ストレスや血行障害などは治療をする必要がありますが、正常に働いているネットワークを乱すような治療は、逆に不妊を作り出してしまいます。

今回は、いち早くAさん自身がお気付きになりましたが、気付かないまま不妊治療を続けていれば、取り返しのつかない事態を招いたかもしれません。

このAさんが通院する病院からは、先月も同じ症状を訴えた方が来院されました。つまり、元々あった排卵が、治療によって無くなったというものです。その治療法も全く同じでした。

これは、たまたまではないはずです。同じような方が、あと何人いることでしょうか…。

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