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子宮のことを深く知ると、あなたは妊娠しやすくなる

2017年11月7日4:52 PM カテゴリー:不妊鍼灸

鍼灸院 天空が、以前「赤ちゃんが欲しい」という雑誌で紹介されたことがありました。

その雑誌の見出しでは、「子宮温暖化計画」と大きく書かれていました。子宮温暖化計画とは、子宮の冷えを取り除いて、妊活を乗り切ろうということのようです。

子宮は妊活において非常に重要なのですが、実際の働きはあまり知られていません。子宮の話題と言えば、マイナスの要因はよく知られていますが、プラスの働きはあまり紹介されていません。



【妊活に影響を与える子宮因子】

・内膜が薄いと妊娠しにくい
・内膜の受精卵選択能が妊娠や習慣性流産に影響を与える
・子宮内に精子に対する抗体があれば妊娠しにくい
(抗精子抗体)
・子宮奇形は流産の原因になる

 

 

 

<不妊治療ガイダンス 医学書院より

 

・子宮筋腫は部位により流産や不妊の原因になる
<不妊治療ガイダンス 医学書院より>

 

子宮は、妊活においてマイナスの要因ばかりではありません。子宮の働きを知ることで、あなたの妊活は大幅に前進するはずです。

【子宮は動いています】

子宮は平滑筋という種類の筋肉でできています。平滑筋は、主に内臓を動かす筋肉で、胃や腸、血管などが、その代表です。

子宮の筋肉は、3層構造になっています。最も内側は、縦に走る筋層です。その外側に輪状になった筋層があり、更に外側に縦に走る筋層があります。

この3つの筋層が、連動して働くことで、複雑な動きを生みだします。

子宮の収縮として連想しやすいのは、生理の時に必要なくなった内膜を排出する動き(生理)ではないでしょうか。或いは、経験者なら、出産時の胎児を出産するときの陣痛を思い浮かべるかもしれません。

この両方とも、子宮内から内容物を排出する動きですが、子宮は外方向だけではなく、内(上)方向に、内容物を運ぶ動きをしています。

【子宮は精子を運ぶお手伝いをしています】

子宮内に射精された精子が到達すると、精子は卵管に向かって泳ぎだします。この精子が泳ぐスピードは、1分間に約3mmと言われています。

膣から卵巣までの距離を考えると、1時間程度の遠泳をしていることになります。

でも実際には、射精から数分で到着する精子もいます。1時間の距離を数分で到達するのは、別の要素が働いているためです。

それが、子宮筋の運動です。子宮筋は、子宮に精子が入ると、膣側から卵管側に向けて筋肉を収縮させます。すると子宮筋のポンプ作用で、精子は子宮の中を移動して、卵管に素早く到達します。

この動きを利用すると、精子の運動率が悪くても、卵巣へ精子が運ばれるようになります。

つまり男性不妊の方でも、女性の力で妊娠できるかもしれないということです。

【子宮筋の運動性を高める】

子宮の筋肉は、平滑筋という種類の筋肉です。平滑筋は、自分の意志で動かすことができず、自律神経の指令で動きます。

子宮筋は、自律神経の指令以外にも、子宮の筋肉細胞自身の働きでも動いています。これは、子宮筋の細胞が、外部からの指令ではなく、子宮筋細胞自身の働きで動いているということです。

子宮は、この自律神経の働きと、筋細胞自身の働きが複合して動きます。あなたがタイミングを取った時、子宮で起こっている子宮の運動は次のようなものです。

1.精液中のプロスタグランジンにより、オキシトシンという子宮収縮ホルモンが分泌されることで、自律神経の指令により収縮する。

2.膣に男性器が挿入された圧迫刺激で、子宮筋が自分自身で収縮運動を行う。

こうした子宮の収縮は、子宮筋の状態や神経の活動状態で変化します。そのためには、子宮やその周囲の血流が良く、収縮に必要なエネルギーが十分に供給できている必要があります。

また、子宮の活動を支配する骨盤神経の働きが悪いと、やはり子宮筋の運動性は悪くなります。

【子宮筋の運動性を高める方法】

・子宮の血流を増加させ、エネルギーの補給を行う。
・骨盤周囲の血流を増加させ、神経の働きを良くする。
・血流が悪くなるため、お腹を圧迫しない。(ガードルなどは注意)
・下肢を冷やさない。(下肢が冷えるとお腹も冷えてしまいます。)
             ↓↓↓↓↓
子宮筋が十分に動き、子宮の下から上に精子を運ぶお手伝いをしてくれます。また子宮の活動性が高い状態は、卵管の中の繊毛運動も盛んになり、卵管内に入った精子を受精する部位まで運んでくれます。

精子を卵管に運んでくれる働きは、受精後には逆向きの動きに変わり、子宮内に受精卵を戻す動きに変わります。つまり子宮筋の活動性は、受精にも着床にも大きな影響を与えるのです。

【子宮に対する鍼灸治療の効果】

・子宮内膜の血流増加
・子宮筋の血流増加
・子宮筋の支配神経機能改善
・上記二つの作用として子宮筋の運動性向上による妊娠率アップ
・子宮内の免疫バランスを整えて着床率上昇

こうした複合作用として、妊娠率が大幅に向上します。

【まとめ】

・子宮は平滑筋でできている。
・子宮筋は自律神経と自らの反応で動く。
・子宮筋の運動には血流が重要。
・子宮筋の働きで、精子は10倍の速さで移動する。
・子宮は射精時には下から上へ、受精後は上から下へ内容物を運ぶ。
・鍼灸は子宮筋の活動性を向上させる。

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