PAGE TOP

妊活に協力したいという男性はお読み下さい。

2017年11月11日9:58 AM カテゴリー:不妊鍼灸

ご夫婦で協力して妊活をしようと話し合っても、男性は何をしていいのか分からないが多いようです。その結果、言われた日にタイミングを持つか、サプリや漢方薬を飲むくらいしか、協力することがありません。

そこで、男性が積極的に妊活に参加するために、できることを集めてみました。



1.肥満の方はダイエットから

肥満は男女ともに不妊の原因になります。BMIで25以上だと精子の直進運動率が低下します。また不動精子率の上昇も見られます。

BMIが30を超えると更に精子の質は悪く成ります。BMIが30超えると、精液量、精子濃度、運動精子数が有意に減ります。

同様に腹囲が102cmを超えても精子濃度、運動精子数が低下します。

逆に食生活の改善や、運動習慣で精子の質が回復することも分かっています。

食生活の改善に関しては、地中海食と呼ばれる、魚介類や野菜、果物を中心とした食生活で、精子の質が改善されることが報告されています。

油ものや甘味料の摂取では、精子の質が悪化することも報告されています。

2.長時間のデスクワークの方は、精子の質が悪化しやすい。

仕事の内容によっても、精子の質が変化するようです。長時間の座り仕事では、精巣に熱がこもりやすく、精巣の温度が上がってしまいます。

精巣は非常に熱に弱い部分ですから、長時間の座り仕事の場合には、定期的に立ち上がったり動いたりして、熱がこもらないようにすると良いと思います。

また、ブリーフよりもトランクスの方が熱がこもりにくいため、気になる方は下着から変えてみて下さい。

長時間の座り仕事は、事務職とは限りません。長距離ドライバーは、座ったまま殆ど動かないので、事務職以上に気を付けて下さい。

3.牛乳の大量摂取は止めて下さい。

乳製品には、少量の女性ホルモンが含まれる恐れがあります。エストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンは、元々男性の中にも存在しますので、そんなに問題はありませんが、黄体ホルモンであるプロゲステロンは、元々男性には存在しないホルモンであるため、少量でも影響があると言われています。

ヨーロッパでは、チーズを多く食べる男性に、精子の質の低下が見られるそうです。精子の質に問題がある方は、乳製品はおやめ下さい。

4.アルコールははほどほどに

アルコールやカフェインの摂取には、精子との因果関係に賛否があります。ただアメリカ生殖医学会では、下のようにガイドラインを定めています。

・男女ともアルコールの摂取は週5単位まで。
1単位は種類にもよりますが、

アルコール度数5%のビール  500mL(1缶)
アルコール度数5%の缶酎ハイ 500mL(1缶)
アルコール度数12%のワイン 208mL(1/4本)
アルコール度数14%の日本酒  178mL(1合)
アルコール度数20%の焼酎  125mL

ということです。
これで言うなら、週に2日は休肝日が必要だということです。

5.禁煙

喫煙は本人が吸っても、受動喫煙でも精子の遺伝子異常の原因になります。一度発現した遺伝子異常は、少なくとも孫の代まで遺伝子異常を伝えることが分かっています。

そのため、喫煙した人自身が不妊に苦しむだけではなく、孫の代まで不妊に苦しむ可能性があります。また自分の代では不妊に苦しまなくても、孫の代までは精子の遺伝子異常が伝わりますので、隔世遺伝もありうるということです。

6.最も効果的な男性の妊活とは

1~5の妊活は、どちらかと言えばマイナス要因をけすための努力でした。ところが最後の一つは、男性が主体で行う妊活でありながら、非常に妊娠率を上げる方法です。

この方法を取って妊娠しない場合に、初めて不妊治療を開始しても良いくらいです。

その方法とは、毎日タイミングを取り続けることです。精液中には、女性の免疫環境を整える働きがあります。

つまり、精液を女性の胎内に送り込むことで、女性の中で起こる過剰な免疫活動を抑え、免疫寛容を起こします。

女性の子宮や卵管で起こる免疫活動の中には、抗精子抗体というものがあります。抗精子抗体が陽性の方は、女性の免疫が精子に対して攻撃を仕掛けて精子を殺してしまいます。

こうした過剰な免疫を抑える働きが、免疫寛容です。免疫寛容を起こすためには、女性のからだが精子を異物として認識しないようになる必要があります。

この免疫寛容を起こすために働く、リンパ球の働きが最近注目されています。

リンパ球は、Tregというリンパ球です。Tregが増えると、免疫寛容が起こることが分かっています。

精液の中に、この免疫寛容に関わる、Tregを増やすこと物質が含まれるようです。そのため、複数回精液を膣内に送り込むことは、Tregを増やして免疫寛容を起こし、妊娠しやすくなるということです。

毎日のタイミングは大変だとは思いますが、男性が妊活に参加する方法としては、最も効果的なものです。

今まで、妊活に参加したかったけど、協力できなかったという方は、ぜひご参加下さい。

宜しければ記事のシェアをお願い致します。

診療時間のご案内 トップページへ戻る
2019/1/11
【不眠症】大阪市在住、30代男性、鍼灸治療のケース
2019/1/6
【片頭痛】兵庫県、30代、女性、鍼灸治療のケース
2018/12/24
【片頭痛】大阪府、10代、女性、鍼灸治療のケース
2018/12/10
【うつ病】大阪府、30代、男性、鍼灸治療のケース
2018/11/30
初めての顕微授精で妊娠することができた症例
2018/11/30
【逆流性食道炎】大阪府、20代 女性、鍼灸治療のケース
2018/11/27
今月3人目の妊娠報告を頂きました。
2018/11/20
妊活3年後、8回の鍼灸で妊娠 <兵庫県在住 30代女性>
2018/11/20
【緊張型頭痛】大阪府、20代 女性、鍼灸治療のケース
2018/11/5
【抑うつ症】大阪府在住、30代男性、鍼灸治療のケース
>>もっと記事を読む
診療時間のご案内 当院アクセスマップ
トップページへ戻る

カテゴリ別記事

過去の記事

※免責事項:掲載された事例や患者様の体験談は個人の感想や成果によるものなので、全ての人への効果を保証するものではないことと御理解ください。施術による効果には個人差があります。