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これからの季節の効果的な妊活をご紹介します。【からだの冬支度】

2017年11月15日1:09 PM カテゴリー:お勉強

冬場の妊活で気を付けることは、何といっても冷えを防ぐことです。冷えを防ぐということは、冬に備えたからだを作り、しっかりと新陳代謝を上げ、血液を循環させることです。

こうした冬に向けた妊活の秘訣をご紹介します。



【冷えとは温度のことではありません】

「冷え」というと、手足を触ると冷たかったり、お腹や腰が冷たいことを言いがちですが、本当の意味の冷えというのは、そういうことではありません。


冷えというのは、体内でしっかりと熱を作ることができない状態と、体内で作った熱を、血液を介して全身に巡らせることができないことを言います。

恒温動物である人間は、季節により若干の変動はあるものの、からだの中心部の温度は常に一定に保たれています。

体表面の温度は、外気温の影響を著しく受けますので、夏場は比較的温かく、冬場は冷たくなります。

これはあくまでも、体表が冷えているだけですので、深部の体温が冷えているわけではありません。

ところが新陳代謝が下がったり、血流が極端に悪くなると、体表面で冷やされた血液を、からだの奥深くで温めることができません。

また、からだの深部で温められた血液を、からだに循環させることができないため、からだの内側も外側も冷えてしまいます。

これが本当の「冷え」の状態です。こうした状態の方を、「冷え症」といいます。

【新陳代謝を上げるには】

からだの中で起こる新陳代謝を上げるには、新陳代謝を上げる命令を出すホルモンや、内蔵機能の働きが重要になります。

新陳代謝を上げるホルモンとして有名なものに、甲状腺から分泌されるホルモンがあります。

甲状腺は喉の両側にある小さな内分泌腺です。


甲状腺ホルモンは、脳下垂体の甲状腺刺激ホルモンの命令で、甲状腺から分泌されます。

甲状腺ホルモンを感じる受容器は、全身の細胞にあり、人間の成長や生殖にも関わるホルモンです。甲状腺ホルモンの分泌が少なくなる、甲状腺ホルモン分泌低下症では、不妊傾向を示すことが分かっています。

つまり新陳代謝を上げることは、妊活に通じることなのです。

脳下垂体の甲状腺刺激ホルモンは、同じく脳の視床下部からの甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンの命令で分泌されます。

そのため、視床下部に様々な刺激が届くと、最終的に甲状腺からホルモンが分泌されることになります。

視床下部は、性ホルモンの分泌や、呼吸、心拍などを司る自律神経の中枢としても有名です。

また自律神経は、ストレスに敏感に反応することでも有名です。強いストレスがかかったときや、ストレス自体は弱くても、ストレスがかかり続けると、自律神経失調症になります。

そのため甲状腺ホルモンは、ストレスにも敏感に反応します。甲状腺ホルモン低下症や甲状腺ホルモン亢進症は、ストレスが原因でも起こります。

そのためストレス対策は、新陳代謝を上げるためにも重要です。

【ストレス対策をして新陳代謝を上げるには】

簡単にストレス対策をしながら、新陳代謝を上げる方法に、軽い運動があります。

軽い運動を行うと、脳のストレスに関する部分の機能が改善し、ストレス耐性が生まれることが分かっています。

特別な運動は必要なく、通勤で少し足早に歩くとか、自転車で言っているところを歩いていく程度で結構です。

運動自体の血流を増加する効果がありますし、運動に適したからだにするために甲状腺ホルモンが分泌されやすくなります。更に抗ストレス効果もあり、視床下部や自律神経の働きも良くなります。

是非息が切れない程度の、軽めの運動は励行して下さい。冬場は、どうしても引きこもりがちになりますが、少しの努力であなたの妊活が一歩前に進みます。

ただし、くれぐれも運動のし過ぎにはご注意下さい。あくまでも軽い運動に留めて下さい。

【からだを温めると逆効果になることも】

からだを外側から温めることは、逆効果になることもあります。

からだを外側から温めると、体表面の血流は一時的に良くなります。温められた部分は、血管が拡張して赤味があり、非常に温たまって良い状態のように見えます。

ところがしばらく時間が経つと、温められた部分は拡張した血管から熱が放散され、逆に冷えてしまいます。汗を掻くと、更に冷えは強く現れます。

また、カイロや電気毛布などで継続的に温められると、その部分だけ血行が悪くなり、継続的に血行不良が続くこともあります。

私が治療業界に入ったころ、携帯カイロを腰に張り付けたお年寄りの皮膚が、真っ黒になっているのをよく見かけました。

その黒く焦げたような部分は、知覚も鈍く、マッサージをしても温めても感じないようになっていました。

この皮膚の黒ずみは、血行不良による栄養障害だったのです。栄養障害を起こした皮膚や皮下組織は、神経の働きも鈍く、知覚も鈍くなっているようでした。

決して冷えが改善している状態ではなく、逆に冷えている様子で、カイロが手放せなくなっていました。

からだを外側から温めるのではなく、冷やさない保温に努めて、後はからだの代謝を上げることで内側から温める方が良いと思います。

内側からからだを温めると、内臓の働きも活発になり、子宮や卵巣への血流も増やすことができます。

本格的に寒い時期に入る前に、是非からだを動かす習慣を身に付け、からだを内側から温めましょう。この時期最もお手軽で効果のある妊活になるはずです。

【まとめ】

・外側から温めてもからだの内側は温まらない。
・ストレスは視床下部の機能低下を起こすこともある。
・視床下部はからだを温めるホルモンや女性ホルモンの分泌に関わる。
・軽い運動は、抗ストレス効果がある。
・軽い運動で視床下部の機能低下を改善することができる。
・カイロや電気毛布などはからだに良くない。
・保温は大事です。
・今がチャンスです!まずは歩きましょう。

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