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正しい運動で妊活を成功させる秘訣【運動が苦手な方は鍼灸を】

2017年11月19日9:49 AM カテゴリー:お勉強

妊活に、運動を活用している方は多いと思います。ところが、運動が返って妊活の弊害になることがあると、あなたはご存知でしたか?

運動には適量があり、「過ぎたるは及ばざるがごとし。」ということがあるのです。



【運動の効果】

適度な運動は、自律神経のバランスを整え、血流や免疫のバランスを整えてくれます。


運動をすると、交感神経が優位となり、大きな筋肉や血管の血液循環を活発にします。一方で、小さな毛細血管は収縮し、血液が固まりやすくなります。

運動を止めると、副交感神経が優位となり、毛細血管が拡張して血液がサラサラになります。こうした血流の配分や、血液の性状の変化が起こることで、からだの機能は活性化されます。

こうしてからだのONとOFFを繰り返すことで、自律神経は活性化され、バランスよく働くようになります。

 

血液の流れがスムーズで、血液が固まりにくいということは、必要な栄養や酸素を、細胞の隅々にまで送り届けるためには重要です。卵巣での卵胞の成長や、内膜の肥厚にも血流が必要ですので、妊活にはとても大事なことです。

自律神経がしっかり働くと、免疫系にも影響を与えます。

リンパ球の一種であるTh1とTh2は、自律神経の影響を受けて活性化されます。Th1とTh2の関係は、シーソーの関係に似ています。どちらかが増えると、どちらかが減るということです。

Th1が増えると膠原病が増え、Th2が増えるとアレルギー(アトピーなど)が増えるとされています。つまり、どちらに傾いてもいけないということです。

運動は、適度に行えばTH1とTh2のバランスを整える作用があります。ところが、激しすぎる運動は、ストレス刺激となり、Th1を一時的に増強し、時間と共にTh2が増強されるとされています。

どちらが優位になっても、それぞれ別の免疫系の問題が出てきますので、妊活にとってはマイナスです。Th1が活性化すると、不妊の原因になる抗精子抗体や着床障害にも影響を与えます。

適度な運動で免疫を整えれば、より妊娠しやすいからだを作ることができます。

【適度な運動とは】

適度な運動は、自律神経を調整することで、血液の状態をコントロールし、免疫のバランスを整えます。過度な運動は、こうしたバランスを乱すことになり、体内に大量の活性酸素を生みだします。

活性酸素は、精子や卵の質を落とす原因にもなりますので、適度な運動を知ることは非常に重要です。

適度な運動強度は、20分程度続けても、息が切れずに会話できる程度と言われています。例えば、隣の人と会話しながら、少し息が弾む程度のスピードで歩くことです。


こうした運動強度を体感してみると、ウォーキング以外の運動にもその運動強度を用いることができます。

過剰な運動は、活性酸素を増やすだけではなく、妊活の目的とする「妊娠しやすいからだ作り」とは違ったからだを作ることになります。

体内に摂り入れる栄養素は、無限に増やすことはできません。栄養の摂取量が同じなら、その栄養をどういった目的で使うかは、その環境にとって最も必要なところに送られます。

運動強度が高すぎると、栄養は筋肉や結合組織に送られて、スポーツ選手のようなからだになります。

その一方で、妊活に必要なホルモン分泌や粘膜、内膜、血液、免疫と言った部分には足りなくなる恐れがあります。

【運動できない環境では鍼灸を活用して下さい】

運動の効果は、自律神経を通して血流や免疫のバランスを取ることです。鍼灸治療には、同じような効果があることが分かっています。

鍼灸治療は、自律神経の中枢である視床下部へ影響を与え、血流や免疫に働きかけます。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28883882
(足三里に鍼灸刺激を加えると末梢血流が増加する)
25.5±4.6歳の健常成人20名に対して、足三里のツボ刺激で血流増加効果があるかを調べた。
この実験では、偽鍼よりも鍼灸刺激で効果的な血流増加が見られた。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24617225
(鍼灸治療は薬剤に比べてもTh1/Th2のバランスを取る効果が高い)
下痢を主症状とする、過敏性腸症候群に対する鍼灸治療の効果。鍼灸治療群では、治療開始後約1週間で効果が出始めた。これは薬剤治療群よりも早かった。また治療効果も薬剤治療群78.95%に比べて、鍼灸治療群90.48%と高かった。これはTh1/Th2のバランスを整える効果からであった。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22315633
(鍼灸刺激はTH1サイトカインを阻害して胚盤胞移植成功に導く)
胚盤胞移殖を複数回失敗したラットに対する鍼灸刺激は、Th1/Th2のバランスを整えて胚盤胞移植を成功に導いた。

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