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TVの向こうにPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)患者が……【職業病】

2018年2月21日8:03 AM カテゴリー:PCOS(多嚢胞性卵巣症候群),肥満

こんにちは 鍼灸院 天空の冨田です。

先日、たまたま早く自宅に帰り見ていたTVで、外国人のダイエット企画をしていました。男性2人と女性2人の4人が日本食で痩せるというもの。

普通なら血液検査が改善したとか、痩せたとかいう部分で見るのでしょうが、私が気になったのは2人いる女性の内の若い方の女性でした。



この女性の顔に沢山の吹き出物があったからです。
昨日も書いたように、女性のフェイスラインに多くの吹き出物やニキビができるのは、アンドロゲンという男性ホルモン影響が大きいのです。

アンドロゲンは、脳下垂体から分泌されるLHの作用で、卵胞で作られるホルモンです。通常は、このアンドロゲンを、FSHの働きでエストロゲンに変化します。

ところがこのアンドロゲンが多く分泌されすぎると、エストロゲンに変化することができず、男性ホルモンとしてのアンドロゲンが強く働きます。

その結果、皮脂の増加が起こり、毛穴が皮脂で詰まり白ニキビができます。更に雑菌の増殖が起こり、炎症を持つことで赤い大きなニキビができてしまうのです。
アンドロゲンが強く働きすぎるのは、過剰なLHが分泌されるからで、その原因の一つが耐糖能異常というものです。

耐糖能異常は、糖尿病の方に多く見られるもので、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの効き方が悪い人のことです。

遺伝的に耐糖能異常を持つ方もいますが、過食による高血糖でも、この耐糖能異常が見られます。先日見たTVの女性は、過度の肥満でしたから、恐らく過食による耐糖能異常を起こしていたのでしょう。

こうした高LHによるアンドロゲンを起こすと、女性ホルモンであるエストロゲンが十分に作られないため、卵胞の成長や排卵が起こりにくくなります。こうした状態を、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と言います。

ダイエット番組を見ていたのですが、思わず排卵のことを考えてしまい、この女性が妊娠しづらいだろうと見てしまう私は職業病でしょうか?

ただ肥満による耐糖能異常で排卵障害が起こっても、ダイエットして肥満を改善すれば、耐糖能異常も改善して妊娠しやすいからだに戻ります。その証拠に、このTVに出ていた女性も、ダイエット後は肌の状態が改善していました。

恐らく耐糖能異常が改善し、高LHが改善された結果、アンドロゲンがエストロゲンに変換できるようになったからでしょう。

海外の女性は、特に肥満が原因でPCOSになる方が多く、日本とは比べ物にならないくらいの高度な肥満女性が多いため、重症の排卵障害になります。こうした女性には、食事療法と運動療法でのダイエットが一番です。

排卵誘発剤よりも効果的に働きます。その方の原因を解決することが、一番だということです。

鍼灸師 冨田秀洋 

鍼灸院 天空

〒542-0083 大阪府大阪市中央区東心斎橋1-11-11 MST心斎橋ビル9F

Tel : 06-6121-6540

✉:info@shinkyu-tenku.com(ご相談はこちらからどうぞ)

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