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体外受精をする前に、検査しないと後悔する項目5つ

2018年3月12日8:16 AM カテゴリー:お勉強,不育症,体外受精・顕微授精,妊活全般,子宮内膜

こんにちは 鍼灸院 天空の冨田です。

今回のお話は、体外受精前に調べておくことのお話です。

体外受精を受ける前に、調べておかないと、何回体外受精に挑戦しても上手くいかず、結果的に妊娠を諦めることになるかもしれません。

これからステップアップを考えている方は、是非ご覧下さい。



【体外受精をできるだけ少ない回数で成功させるには】

体外受精は、成長した卵胞から卵を取り出し、体外でパートナーの精子と受精させる不妊治療の方法です。

受精させるときに、精子を卵子の傍に注入して受精を待つものを体外受精と呼び、顕微鏡下で精子を選び、人の手を使って卵に注入する方法を顕微授精といいます。

この二つの方法で妊娠を計画すると、通常の妊娠とは違い、幾つかの過程(タイミングを取るなど)を通らない為、省いた過程に問題がある方の場合には妊娠率が高まります。

ところが省いた過程以外で問題がある方の場合には、妊娠率は自然妊娠と変わりません。つまり妊娠することができません。

体外受精や顕微授精で妊娠するためには、こうした治療法に自分が適応するのか知ることが重要です。

そのためには、まず受けておくべき検査があります。

 

【当院の患者さまの例】

当院にご来院して頂いている患者さまは、自宅近くにある某高度生殖医療専門病院に通院していました。

その病院は施設の豪華さや、設備の充実を売りにしている病院で、大阪でも1、2を争う高額治療費で有名な病院でした。

患者さまは高度医療をご希望されていませんでしたが、高度医療が売りの病院では、早めのステップアップを薦められていました。

患者さまに病院の相談を受けた私は、バランスよく治療方針を立ててくれる病院を紹介し、結果として転院することになりました。

この患者さまは、タイミング法での妊娠を希望していたため、転院して直ぐに、今まで受けていない検査を受けることになりました。

そこで分かったことは、ビタミンDの値が低いことでした。ビタミンDの不足は、卵胞の発育を悪くし、着床障害の原因にもなることが分かっています。

もし着床障害を持っていたり、卵の質が悪ければ、自然妊娠だけではなく、体外受精や顕微授精でも妊娠はできません。

こうした必要な検査をしないままステップアップをして、無駄なお金を浪費しても、患者側が気付くのは転院してからということになります。

【体外受精の前に必要な検査】

<25-OHビタミンDの血液検査>

25-OHビタミンDは、血液中のビタミンDを測る検査です。ビタミンDが足りない人は、卵胞の成長が悪くなり、着床しにくいことが分かっています。

<慢性子宮内膜炎の検査>

慢性子宮内膜炎も、着床障害や習慣性流産の原因になる可能性がある感染症です。

<銅亜鉛検査>

銅と亜鉛の検査は、銅と亜鉛の割合が、その人の妊娠しやすさを表しているため行います。銅は緊急の避妊剤としても使用されるほど、避妊(不妊)効果が高いものです。

亜鉛には、この銅の吸収を抑える働きがあります。そのため亜鉛と銅の割合を調べることで、妊娠しにくい状態かどうかを調べることができます。

<子宮収縮検査>

子宮収縮検査は、子宮筋が適切な時期に適切な運動をしているかを検査します。子宮は、排卵時期になると、入ってきた精子を子宮から卵管に向かって押し出すように収縮します。

そうすることで、精子が卵管で受精するのを助けているのです。こうした働きが適切に行われているかを検査します。

もし受精後にも同じように子宮から卵管に向けて収縮すれば、逆に着床しにくくなってしまいます。

<不育検査>

不育症の検査は、初期流産を数回経験した後に受けることが多い検査です。

何度も流産を繰り返す不育症と、着床障害とは表裏関係にあります。着床をしてから1~2週間で胚が育たない場合には、妊娠とは気付かず、通常の生理と扱われます。

実際には、着床したりや着床後の胚は育ったりいるですが、妊娠とは扱われない為、流産ではなく、不妊として扱われてしまいます。

【あなたに体外受精が本当に必要でしょうか?】

私の患者さまの例のように、着床障害の原因が見付かれば、それを最優先で改善することが本当の不妊(妊娠する)治療です。

着床障害の原因がある方に、検査もせずに体外受精や顕微授精などの高額な治療を薦めることは、私であれば絶対にできません。

あなたに本当に体外受精が必要なのか、体外受精なら本当に妊娠する確率が上がるのか、そうしたことをもう一度精査する必要があります。

もし何をしていいのか分からなくなったら、当院で色々とお話をさせて頂きます。

あなただけでは考えがまとまらない時に、私たちのような少し違った目線の人間がいることは、妊活において必ずプラスになるはずです。

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