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今注目の妊娠ビタミンとは…着床率UP、妊娠維持、先天的障害予防まで

2018年3月27日3:01 PM カテゴリー:体外受精・顕微授精,子宮内膜

こんにちは 鍼灸院 天空の冨田です。

このブログでも度々取り上げている、ビタミンDの話題です。

海外の産科学誌の記事によると、最新の研究で採卵周期の血液中ビタミンD濃度と採卵数や子宮内膜の厚さとの相関関係が認められたとのことです。

2018年3月号

https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/01443615.2017.1411897?journalCode=ijog20&



こちらの産科誌の記事では、153人の不妊治療患者を対象に、排卵誘発剤を使用して排卵誘発をした結果、ビタミンD濃度が高いと卵胞の成長する数が多く、子宮内膜の肥厚も厚かったとあります。

臨床妊娠率には相関性が見られなかったということですから、ビタミンDと妊娠自体には差が出なかったとあります。

別の研究では、ビタミンDと着床にも大きな相関が見られているようですので、条件の違い等もあるかもしれません。

【卵胞が増えると採卵当たりの妊娠は増える】

採卵数が増えると、胚盤胞を取る確率が上がり、胚移植の機会も増えます。

当然1回あたりの採卵において、妊娠する確率も上がります。

また子宮内膜の肥厚は、子宮の血流とホルモン分泌が順調であることを示します。

特に子宮内膜の関係する、エストロゲンとプロゲステロンの分泌が、質の良い卵胞の成長により促されたからでしょう。

無理やり排卵誘発剤を使用して採卵をしても、採卵数は増えますが、受精卵の数はあまり増えません。

質の良い卵を増やすためには、栄養の補給は欠かせません。その中でもビタミンDは、卵胞の成長に非常に重要であるということのようです。

【日々の臨床でも】

当院の患者さまの中にも、血液検査でビタミンDの低下を指摘される方がいらっしゃいます。

習慣性流産や着床障害との関連が多くの論文で指摘されていますので、こうした問題が見付かった人はビタミンD対策をすれば、案外簡単に妊娠や出産に繋がるかもしれせん。

<ビタミンDが多い鮭やしいたけ>

またビタミンDは、胎児の成長や妊娠の維持にも関わるという報告もあります。

【妊娠初期のビタミンD濃度は胎児脳の発育に関係する】

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28685401

こちらの研究では、ギリシャのクレタ島において487組の母子を4年間に渡り追跡調査した結果、母親の妊娠初期に採血した血中ビタミンD濃度と、注意欠陥多動性障害の発生に関連性が認められたそうです。

また別の研究では、注意欠陥多動性障害のお子さんは、血中ビタミンD濃度が低いというものもあり、出生後も、ビタミンDは神経系の発達に影響を与えるようです。

ビタミンDは、紫外線に当たっていると自然に皮膚で作られるため、日本ではつい最近まで欠乏することがあまりないビタミンでした。

ところが美白ブームと過剰なマスコミの煽りで、UV対策が進み過ぎてしまい、自然に補えるはずのビタミンDが体内で作れなくなってしまいました。

せめて妊活をしている方や、妊娠中の方は、日光浴を手のひらだけでも構いませんので行って下さい。

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