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不妊治療の最終到達点は鍼灸治療かもしれません

2018年4月10日4:51 PM カテゴリー:体外受精・顕微授精

こんにちは 鍼灸院 天空の冨田です。

昨日、インプリンティング遺伝子のお話を書きました。

あまり聞き馴染みのないインプリンティング遺伝子のお話をご紹介しようと書いたのですが、もう少し調べていると、違う論文でインプリンティング遺伝子についてのものがありました。



【インプリント遺伝子の変化はIVFによるものか体質によるものか】

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28621618

「この研究では、108個のインプリント遺伝子の発現を調べた(n = 79)、自然発生的対照(n = 158)、および体外受精(IVF、n = 18)を用いて幼児を妊娠した幼児からの胎盤組織において、四十個の遺伝子は、有意差がIVFおよび対照群の間で同定されなかったのに対し、不妊乳児と対照の間で有意に異なる発現を有するものとして同定されました。4つの遺伝子 -IGF2、NAPIL5、PAX8-AS1、およびTUBGCP5 の発現は、未受精卵群と比較してIVFにおいて有意にダウンレギュレーションされた。45の遺伝子のうちの3つGRB10、NDN、およびCD44は、発現と出生時体重との間に有意な正の相関を有することが判明した。これらの3つの遺伝子および4つの他の遺伝子 -MKRN3、WRB、DHCR24およびCYR61のメチル化レベルは、発現と有意に相関していた。」

とあります。要約すると、体重増加に関するインプリント遺伝子の変化が、体外受精という生殖補助によって起こるのか、それとも不妊傾向という体質によるのかを調べるために、自然妊娠された赤ちゃんの胎盤と比べたというものです。

私たちの生命の設計図である遺伝子は、持っている情報を発現するかどうか、或いは母系、父系のどちらの遺伝情報を発現するかという調節がされています。

この調節に関わるのがインプリント遺伝子であり、今回の論文では、不妊治療がインプリント遺伝子の働きを乱すかどうかが研究課題になっています。

結果として、この論文の中では、「体外受精で妊娠した子の出生体重が少ないのは、IVF(体外受精)による影響ではなく、不妊傾向のせいである。」としています。

つまり体重に関しては、IVFはインプリント遺伝子の働きを乱す原因では無かったということです。

【そもそも体外受精産まれる子どもは体重が少ないのか】

以前、新聞記事にもなりましたが、体外受精や顕微授精で産まれた子どもは、成長が早くからだが大きいというものがありました。

またこちらでは、新鮮胚<胚盤胞<凍結胚<凍結胚+胚盤胞の順番で、出生時の体重が重くなるとあります。

つまり人の手が加わった生殖補助ほど、出生体重が増えるということのようです。

この内容は、先ほどご紹介した文とは全く違う内容です。やはり研究論文は、その前提条件などがはっきりしないと比較できません。

体外受精を受ける女性は、比較的年齢が高い傾向がありますので、そうした年齢的なものが原因かもしれません。

体外受精自体に関しては、あまり過剰な心配は必要ないということです。

【結局は必要最低限の補助に留めるのが良い】

出生時の赤ちゃんの体重は、母親の健康状態に左右されます。勿論、母親の食事内容、胎盤の血流状態などは、かなり大きな要素です。

最近では、妊婦がスタイルを気にして食事制限をしたり、医師が過剰な体重制限をすることで、低体重児が増えています。

あまり論文の内容を吟味せず、一喜一憂することだけは止めておいた方が良いということでしょう。

またはっきりと実態が分からない限り、できるだけ自力で妊活をした上で、足りない要素だけを医療の手を借りるのが良いと思います。

そのためには、栄養の摂取に気を配り、できるだけ自然に近い鍼灸治療などで、体調を良くした上で、病院での検査や治療を受けるという方法が、モアベターではないでしょうか。

【最終的にはからだ作りしかありません】

少しでも安全に不妊治療を受けようとすると、必要最低限の補助に留めるしかないことはお判り頂けたと思います。

生理不順や排卵障害、卵や精子の質などを改善するということを、薬や生殖補助の力を借りることなく自力で行うには、あまり選択肢はありません。

鍼灸治療は、投薬をせずにからだの機能を整えるため、からだにとって負担がなく、副作用を気にする必要もありません。

自分の能力を高めることで、制限を受けていた働きを復活させるのです。そのため、不妊治療の介入を最小限に留めることができます。

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