PAGE TOP

あなたのAMHは復活させることができます

2018年4月11日12:33 PM カテゴリー:お勉強,お話,タイミング法,妊活全般,子宮内膜,自然妊娠

こんにちは 鍼灸院 天空の冨田です。

不妊治療を受けている女性の中には、AMH(抗ミューラー管ホルモン)の数値を気にしている人は多いはずです。

AMHは卵巣予備機能とも言われるため、卵巣の若さの象徴とされています。

AMHの値に落ち込んで、「もう駄目だ…。」と思っている方に朗報です。

AMHの値は変動しますし、増やすこともできるのです。



【AMHとは】

AMHは、育ちかけの卵胞から分泌されるホルモンです。ここ10年ほどの間に急速に研究が進み、中核臨床ジャーナルには、1年に300以上の論文が提出されているようです。

通常、育ちかけの卵胞は複数存在し、人により成長する数が違いますが、徐々に成長する卵胞は少なくなり、最終的には成熟した1~2個が排卵されます。

AMHの数値が高いということは、育ちかけの卵胞が多いということですから、排卵誘発をすると育ちかけの卵胞が、そのまま育つことになります。

そのため、育ちかけの卵胞が複数育つ多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の方では、AMHが高くなり、排卵誘発剤を使用すると複数の卵が育ちます。

AMHはFSH(卵胞刺激ホルモン)を抑制する働きがあるため、高すぎると卵胞が育ちにくくなります。

AMHの高い多嚢胞性卵巣症候群の女性が、卵胞の成長が悪いのはその影響もあるのでしょう。

【AMHは変動する】

多くの方が誤解しているのは、AMHは少なくなる一方だと思っていることです。

確かに、排卵誘発を多数回している女性は、徐々にAMHが低くなり、採卵ができなくなる傾向があります。

これは卵胞を育てるためのからだ作りをすることなく、排卵誘発だけを無理に行うからではないかと思います。

例えば、ピルを使用して卵胞の成長を抑えると、AMHは低くなります。

育つはずの卵胞が育っていないのですから、卵胞から分泌されるAMHが低くなるのは当たり前です。

逆に言えば、卵胞をしっかり育てる環境を作ってあげれば、AMHは高くなります。

このことを示す一つの論文があります。

【ビタミンDを高濃度摂取するとAMHは高くなる】

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28698476
1
Department of Anatomy, School of Biomedical Sciences, University of Otago, Dunedin 9054, New Zealand. NDennis@abacusbio.co.nz.

Vit Dレベルのマーカー(25-ヒドロキシビタミンD、25(OH)D)がその最下位にある傾向がある早春に行われた。女性は、Vit D3の50,000IU(n = 27)またはプラセボ(n= 22)。最初の25(OH)D±SD値は53.6±23.3nmol / Lであり、49名の女性のうち42名が75nmol / L未満の値を有し、季節の天頂と一致した。Vit D3処置を受けた全ての女性は、1週間以内に15.8±1.1nmol / L(n = 27)、p <0.0001)の血清25(OH)Dの堅固な増加を示し、その増加は試験週にわたって持続した。Vit D3を受けている女性におけるAMHの循環レベルは、次の週に徐々に上昇し、平均12.9±3.7%(n = 24、p = 0.001)増加した。

この論文では、最も血中ビタミンD濃度が低くなる早春に行われたとあります。

なぜ早春がビタミンD濃度が低いのでしょうか?

ビタミンDは、通常紫外線を浴びることで皮膚で合成されます。そのため日照時間が短い冬場には、ビタミンDの合成量が少なくなります。

ビタミンDは脂溶性であるため、水溶性ビタミンと違い、体内に蓄積しています。

そのため、一定時間経ってから、体内の量が変動するのです。早春は、冬場のビタミンD合成量の低下が、一定時間経って影響を与えたのでしょう。

その後ビタミンDを補充したところ、AMHの値が増加したことが示されています。

いかがでしょうか?AMHの値が変動し、しかも復活することが分かって頂けたでしょうか?

【AMH復活大作戦】

ビタミンDは、卵胞の成長に影響を与えることは、以前から分かっていました。また着床にも影響を与えるため、ビタミンD低下は着床障害を起こします。

最近の女性は、紫外線を極端に嫌うため、ビタミンD不足による骨粗しょう症が増えいていることは有名です。

その影響は、赤ちゃんの骨が先天的に弱くなる、くる病の発生も引き起こしています。

その上、不妊まで引き起こしていたのです。さぁあなたは美白と妊活のどちらを取りますか?
両方ですか?…

両方を狙う場合には、ある程度の量を、サプリメントと食事で補う方法を取りましょう。そして最低限だけ紫外線を浴びて下さい。

もう一つ重要なことがあります。それは、卵胞や子宮周囲の血流です。

血流が悪ければ、せっかく血液中に取り入れた栄養を、目的とする子宮や卵巣に運ぶことができません。

鍼灸治療を受けて頂いて、血流を良くすることで、卵胞の成長や子宮内膜の肥厚もできることになります。

AMHを復活させるのは、何もビタミンDだけではありません。それ以外の栄養素の摂取や、ホルモンバランスも卵胞の成長には必要です。

こうしたホルモンバランスも、鍼灸治療で取ることができます。鍼灸治療は、ホルモン分泌の司令塔である、視床下部に影響を与え、ホルモン分泌のバランスを整えることが分かっています。

宜しければ記事のシェアをお願い致します。

診療時間のご案内 トップページへ戻る
2019/1/11
【不眠症】大阪市在住、30代男性、鍼灸治療のケース
2019/1/6
【片頭痛】兵庫県、30代、女性、鍼灸治療のケース
2018/12/24
【片頭痛】大阪府、10代、女性、鍼灸治療のケース
2018/12/10
【うつ病】大阪府、30代、男性、鍼灸治療のケース
2018/11/30
初めての顕微授精で妊娠することができた症例
2018/11/30
【逆流性食道炎】大阪府、20代 女性、鍼灸治療のケース
2018/11/27
今月3人目の妊娠報告を頂きました。
2018/11/20
妊活3年後、8回の鍼灸で妊娠 <兵庫県在住 30代女性>
2018/11/20
【緊張型頭痛】大阪府、20代 女性、鍼灸治療のケース
2018/11/5
【抑うつ症】大阪府在住、30代男性、鍼灸治療のケース
>>もっと記事を読む
診療時間のご案内 当院アクセスマップ
トップページへ戻る

カテゴリ別記事

過去の記事

※免責事項:掲載された事例や患者様の体験談は個人の感想や成果によるものなので、全ての人への効果を保証するものではないことと御理解ください。施術による効果には個人差があります。