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多嚢胞性卵巣症候群のAMHを調節して妊娠しやすく

2018年4月12日2:39 PM カテゴリー:AMH,PCOS(多嚢胞性卵巣症候群),不妊鍼灸

こんにちは 鍼灸院 天空の冨田です。

先日、ビタミンDと鍼灸治療を使ってAMHを上げることで、妊娠しやすい身体づくりができることをご紹介しました。

今回は、逆に高すぎるAMHを下げることで、妊娠しやすいからだを作るというお話です。

多嚢胞性卵巣症候群にお悩みの方はご覧下さい。



【多嚢胞性卵巣症候群とAMH】

多嚢胞性卵巣症候群は、卵胞の成長がスムーズにいかないため、成長しきれない卵胞が排卵されないまま卵巣に残ってしまいます。

成長しきれない卵胞が、複数卵巣内に留まるため、卵巣内では小さな卵胞がネックレスのように見えるネックレスサインが、超音波エコーで観察されます。


ご覧のように、小さな卵胞が真珠のネックレスのように連なっています。

卵巣の直径は約40mmとされていますが、排卵時の卵胞は約20mmですので、エコー画像の卵胞が、あまり大きく育っていないことが分かります。

卵胞は長い時間を掛けて成長をしますが、成長し始めは、多くの卵胞が育ち始め、徐々に成長しきれない卵胞が姿を消し、最終的に1個の卵胞が排卵します。

 

多嚢胞性卵巣症候群では、上の白黒エコー画像のように、排卵できない未発達な卵胞が複数あるため、そこから分泌されるAMHが多く分泌されます。

AMHには、卵胞を成長させるFSH(卵胞刺激ホルモン)を阻害する働きがあるため、AMHが多く分泌される多嚢胞性卵巣症候群では、更に卵胞が成長しにくくなります。

【鍼灸治療はAMHを調整する能力があります】

前回の記事では、ビタミンDを摂りながら鍼灸治療をすることで、AMHの低い方の数値を上げることができると書きました。

ところが鍼灸には、AMHを下げる働きもあるようです。つまり高すぎるAMHを下げることで、卵胞の成長を改善する働きがあるのです。

ここで一つの論文をご紹介します。これは多嚢胞性卵巣症候群に対する研究論文で、120人の多嚢胞性卵巣症候群患者を対象にしています。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29354933

120人の多嚢胞性卵巣症候群を3つのグループに分けた。

A:レトロゾール(フェマーラ)投薬
B:レトロゾール+漢方薬
C:レトロゾール+漢方薬+鍼灸治療

A~Cの治療効果をまとめると、臨床効果はC>B>Aとなった。
Cのグループでは、AMHの低下が見られた。

とあります。

それ以外にもホルモン値の変化などで、多嚢胞性卵巣症候群特有のホルモン異常が改善されており、西洋医学薬や漢方薬の働きを強めることが実証されています。

これは脳の視床下部に対する作用と、投薬をスムーズに卵巣に巡らせる働きの、両方が働いたと予想されます。


その結果、ホルモンバランスが整い、卵胞の成長と閉鎖のバランスが上手く取れるようになったため、AMHが結果的に下がったのでしょう。

病院の治療だけでは効果が出ない多嚢胞性卵巣症候群の方は、ぜひ鍼灸治療を補助的に加えてみることをお薦めします。

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