PAGE TOP

FT(卵管鏡下卵管形成術)という選択肢

2018年4月17日9:37 AM カテゴリー:不妊鍼灸,人工授精,自然妊娠

こんにちは 鍼灸院 天空の冨田です。

以前、片方の卵管が詰まっていても、もう片側でキャッチできるという記事を書きました。

これはその通りなのですが、確率論で言えば、両方の卵管が通っていることに越したことはありません。

そのため、より妊娠率を上げたいということでしたら、病院での手術を視野にいれることは、間違いではありません。

その人に合った選択肢を選ぶことが、妊活を満足のいく形で終える秘訣だと思うからです。


【FT手術とは】

卵管が詰まっている方の処置としては、卵管造影や通水検査で疎通させる方法と、FT(卵管鏡下卵管形成術)という手術により開通する方法があります。

FTは、経腟カテーテルを使って、卵管の狭窄部位でバルーンを膨らませることで、狭窄を取り除く手術です。

FTは高額療養が適用になるため、事前に申請しておくと、自己負担を抑えることができます。

また、日帰りで受けることができます。ただ実施している施設は地域差が大きく、地方に行くほど実施している施設が少ない傾向があります。

実施施設はネットで検索できますが、やはり東京と大阪の施設数が、ずば抜けて多く、地方ではあまりない状態です。

麻酔を使いますし、手術ですのから、当然ながら副作用などもありますので、誰にでもお勧めできるものではありません。

FTを受けてから6ヶ月の間は、妊娠率が高まることが分かっていますので、6カ月間は、体外受精などにステップアップをせず、タイミングや人工授精で様子をみます。

【FT後の鍼灸治療】

FT後は、6カ月間妊娠しやすい期間が続きます。その間に、より妊娠しやすいからだを作るためには、鍼灸治療がお勧めです。

またFT中は麻酔が効いていますが、麻酔が切れてから腹痛などが起こる場合がありますので、その場合も鎮痛効果の高い鍼灸治療が良いと思います。

卵管が通っていることで、体外受精以外のタイミング法や人工授精でも、妊娠する確率が高くなるため、6カ月以内に集中して妊娠できるように妊活をしましょう。

理想的なスケジュールとしては、卵管が詰まっていることが分かれば、FT前から鍼灸治療を開始し、2~3カ月施術したところでFTを受け、その後体調を回復しながら、妊娠しやすいからだを維持するように鍼灸治療を受けるのが良いと思います。


【確率論と気持ちの問題】

FTは、確かに卵管が詰まっている方にとっては、妊娠率を高める方法です。ところが、手術を受けると必ず妊娠するというわけではありませんし、麻酔を使用するため絶対安全なわけではありません。

そのため、手術が嫌だという気持ちも、よく理解できます。完全に詰まっていない場合や、片側が通っている状態なら、そのままタイミングで様子を見るという方法もあります。

当院でも多くの患者さまとお話をすると、患者さまによって、全く違う不妊治療への想いを持っていることが分かります。

・どんなことをしても子どもが欲しい。
・できなかったら仕方がない。
・できるだけ自然に子どもが欲しい。
・自然でなければ嫌だ

こうした妊娠への想いは、それぞれの方の価値観ですから、本人の意見を尊重すべきだと思います。

私たちは、その方の望む方法で妊娠に近付けるように最大限助力するだけです。

目指すところは同じでも、人によって、そのルートは全く異なります。それが妊活というものだと私たちは考えています。

宜しければ記事のシェアをお願い致します。

診療時間のご案内 トップページへ戻る
2019/1/11
【不眠症】大阪市在住、30代男性、鍼灸治療のケース
2019/1/6
【片頭痛】兵庫県、30代、女性、鍼灸治療のケース
2018/12/24
【片頭痛】大阪府、10代、女性、鍼灸治療のケース
2018/12/10
【うつ病】大阪府、30代、男性、鍼灸治療のケース
2018/11/30
初めての顕微授精で妊娠することができた症例
2018/11/30
【逆流性食道炎】大阪府、20代 女性、鍼灸治療のケース
2018/11/27
今月3人目の妊娠報告を頂きました。
2018/11/20
妊活3年後、8回の鍼灸で妊娠 <兵庫県在住 30代女性>
2018/11/20
【緊張型頭痛】大阪府、20代 女性、鍼灸治療のケース
2018/11/5
【抑うつ症】大阪府在住、30代男性、鍼灸治療のケース
>>もっと記事を読む
診療時間のご案内 当院アクセスマップ
トップページへ戻る

カテゴリ別記事

過去の記事

※免責事項:掲載された事例や患者様の体験談は個人の感想や成果によるものなので、全ての人への効果を保証するものではないことと御理解ください。施術による効果には個人差があります。