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海藻類(ヨウ素)の摂り過ぎと不妊傾向

2018年4月24日8:01 AM カテゴリー:ストレスと不妊,不妊治療に使うお薬,妊活全般

こんにちは 鍼灸院 天空の冨田です。

日本は海に囲まれた国であることから、昔から海藻類を食べる習慣があり、みそ汁や煮炊きものにも、昆布やワカメが多用されます。

こうした海藻類には、ヨウ素というミネラルが豊富に含まれています。世界中で見ても、これほどヨウ素の摂取に長けた食事はないというほど、日本食はヨウ素の摂取量が多い食事です。

このヨウ素を摂り過ぎると、不妊の原因になることをご存知でしょうか?




【ヨウ素と甲状腺ホルモン】

甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは、新陳代謝を上げるホルモンです。そのため、甲状腺ホルモンの分泌が多くなると、頻脈や動悸などの代謝亢進の症状が現れます。

逆に甲状腺ホルモンの分泌が少なくなると、新陳代謝が下がるため、脈拍の低下を始め様々な症状が現れます。

甲状腺ホルモンはヨウ素を原料に作るのですが、ヨウ素を摂り過ぎると、体内で甲状腺ホルモンが過剰に作られるのを防ぐために、逆にホルモン分泌低下が起こることがあります。

その結果、甲状腺機能低下症が起こります。日本人は、世界でも有数の昆布やワカメなどの海藻類を消費する民族ですから、甲状腺機能低下症が起こっても不思議ではありません。

上にある甲状腺機能低下症のチェック項目に当てはまる方で、妊娠がしづらいと感じている方は、一度病院で血液検査をしてみて下さい。

 

【妊娠と甲状腺機能】

不妊鍼灸に来院される患者さまの中にも、甲状腺機能が低下している方は比較的よく見られます。

甲状腺機能が低下してくると、脳の下垂体という部位から、甲状腺刺激ホルモン(TSH)が分泌されます。

そのため甲状腺機能低下症では、TSHの値が高くなります。ここは間違えやすいところなのですが、甲状腺ホルモンの分泌が低下すると、TSHは高くなるのです。

つまりTSHの数値が高くなればなるほど、甲状腺ホルモンが減っているということになります。

甲状腺ホルモンは、妊娠や妊娠の維持に必要なホルモンです。妊娠初期に甲状腺ホルモンが足りないと、流産や早産、妊娠高血圧のリスクが増えてしまいます。

妊娠初期の胎児は、自分で甲状腺ホルモンを作ることができないため、母親からの甲状腺ホルモンを頼りにしています。

健康な方でも、妊娠中は甲状腺ホルモンの必要量が1.5倍になりますので、甲状腺ホルモンの低下が見られる方は、予め甲状腺ホルモン製剤を多めに足しておきます。

また甲状腺機能低下症は、過剰なストレスやからだの疲れでも起こりやすいため、お仕事を持ちながら妊活をされている方は、注意が必要です。

体調を管理するためには、鍼灸治療などで心身のケアをしてあげて下さい。頑張り過ぎなあなたも、甲状腺機能には気を付けて下さいね。

【まとめ】

・日本人は昆布やワカメを摂り過ぎる傾向があります。
・海藻類の摂り過ぎは甲状腺機能低下症のリスク因子です。
・甲状腺機能低下症は不妊や流産と深い関係があります。
・チェックシートで4つ以上当てはまれば、専門医を受診して下さい。
・TSHが高い方は要注意です。
・甲状腺機能低下症は投薬でコントロールすれば妊娠や出産は可能です。

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