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あなたの妊娠力をサビ付かせる原因とは

2018年4月27日10:16 AM カテゴリー:ストレスと不妊,不妊鍼灸,卵の質,妊活全般

こんにちは 鍼灸院 天空の冨田です。

本日は活性酸素のお話です。

活性酸素は、妊活においても非常に重要で、卵子や精子を傷付ける存在として、不妊の原因になる物質です。

体内の活性酸素を減らすことができれば、それだけでも妊娠する力は高まります。活性酸素を作る原因や、無くす工夫をご紹介します。



【活性酸素は常に増えていく】

私たちは1日に500ℓ以上の酸素を体内に取り入れ、その約2%が活性酸素に姿を変えています。

活性酸素は生きている限り、作られ続けるということです。適度な活性酸素は、ウイルスや細菌を体内から取り除く働くをしていますが、増えすぎた活性酸素は、あなたの細胞を傷付けてしまいます。

卵子や精子も、その傷付けられる細胞の一つです。

また活性酸素が働くことで、様々な細胞や物質が酸化します。つまりサビ付くわけです。

健康に対する悪玉として有名なLDLコレステロールも、活性酸素の働きで酸化コレステロールとなるせいで、血管内に取り込まれ動脈硬化を引き起こします。

つまり酸化さえしなければ、LDLコレステロールは悪玉でも何でもないのです。

【妊娠と酸化ストレス】

卵子や精子も酸化します。卵巣内にある原子卵胞は、胎生期(お母さんのお腹の中)から既に減り続けています。出生後もどんどん減り続けますが、その原子卵胞が減ることにも酸化ストレスは影響を与えます。

また卵の質が低下することも、活性酸素の影響が大きいのです。卵の質は、妊娠や出産だけではなく、産後の赤ちゃんの成長や能力にも関係します。

そのため卵の酸化はできるだけ防がなくてはいけません。

精子の酸化も同様に、精子の質を下げます。精子の質が劣化すると、受精能力だけではなく、遺伝子上に残る傷として、代々遺伝することが分かっています。

更に胎盤も酸化しやすく、流産や早産とも関係しています。安産をするためにも、抗酸化対策をしておかなくては、せっかく妊娠できても安心して妊婦生活を送ることができません。

酸化ストレスを防ぐことは、あなた方の妊娠や出産だけではなく、子や孫の代の不妊にも関わることなのです。

 

【活性酸素を生む原因】

・精神的ストレス
・肉体的ストレス(激しい運動なども)
・タバコ(100%有害)
・過度のアルコール
・化学物質(飲食・大気汚染・嗜好品など)
・薬(必要最低限に)
・血行障害
・加齢
・紫外線

【活性酸素を防ぐもの】

・軽めの運動
・抗酸化ビタミン(A,C、Eなど)
・ポリフェノール(βカロチン、カテキンなど)
・精子に関してはできるだけ早く入れ替える(射精)することが重要

【妊活中の抗酸化生活】

妊活中の酸化対策としては、栄養、ストレス、タバコ対策が最も重要です。栄養対策としては、抗酸化ビタミンの摂取が第一目標です。

ビタミン類は、食事で摂れれば、それに越したことはありませんが、お手軽に摂るにはサプリメントを有効活用する方が良いと思います。

野菜や果物で必要量のビタミンを摂ろうとした場合、少し太りやすくなる傾向があります。

また毎食のように野菜を用意したり、メニューに頭を悩ませるよりも、摂れるだけは野菜で摂って、後はサプリメントで補充程度の方がストレスが溜まらず長続きします。


ビタミンで摂る場合には、総合ビタミン剤で摂る方が、単品で摂るよりもバランスよく摂取できます。

ストレスに関しては、かなり個人差があります。何がストレスで、何が解消に働くのかは、パートナーなどと話し合ってみると、客観的意見が聞けて良いかもしれません。

タバコに関しては、絶対禁煙です。副流煙も含めて、完全禁煙をお願いします。妊活をする男女にとって、喫煙しているだけで、全ての努力を無駄にするほどの悪影響があると考えて下さい。

【活性酸素は20代が最大】

活性酸素を取り除く力を、抗酸化作用と言いますが、この抗酸化作用は一般的に年齢と共に落ちてくると考えられていました。

そのため、活性酸素の発生原因に加齢があるのです。ところが例外的に、20代だけは、30代よりも抗酸化作用が低くなるそうです。

抗酸化作用を調べる、「サビチェック」を開発した名古屋大学のベンチャー企業「株式会社ヘルスケアシステムズ」の調査によると、20代女性が最もサビ付きが酷かったそうです。

これは、就職などによる職場ストレスが原因で、社会的耐性ができるまでの間、強いストレスにより、体内で大量の活性酸素が出ているせいだろうとしています。

不妊増加の一因に、女性の社会進出が指摘されています。今までは、婚姻年齢の高齢化が原因と言われていましたが、大学卒業後に急激にストレスに晒されることでの酸化「サビ付き」が原因だとすると、更に根が深い問題です。


【活性酸素と鍼灸】

鍼灸治療には、活性酸素の発生を防ぎ、細胞を守る働きや再生を促す作用があります。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22876443
<血管性認知症患者に対するDNA酸化損傷を防ぐ鍼灸治療の効果>


https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16150208
<抗酸化作用は鍼灸の重要なメカニズムである>


鍼灸治療を受けて頂いた患者さまに、卵の質がよくなったり、精子の質がよくなったりといった改善効果が見られます。

この改善効果には、抗酸化作用が関係しているのかもしれません。

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