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10月4日の治療院日記 PCOMの症例

2018年10月5日3:07 PM カテゴリー:AMH,PCOS(多嚢胞性卵巣症候群),不妊症,不妊鍼灸

PCOSではなくPCOMの患者さま

 

昨日、初めてご来院頂いた患者さまは、非常に勉強熱心な患者さまでした。

患者さまにお持ち頂いた検査結果を見せて頂きながら、血液検査や、色々な検査のことを問診で伺いながら、今までの妊活について伺いました。

すると、非常に良く自分の状態を把握していることが分かりました。まずご自身のAMHの状態をよく理解していらっしゃいました。

AMHは、育ちかけの卵胞細胞から分泌されるホルモンを測ったものです。育ちかけの卵胞は、最終的には殆どが閉鎖して、排卵されるのは最後に残った1~2個だけです。

育ちかけの卵胞は、年々減っていくため、AMHは卵巣の予備能力検査として、不妊専門病院ではよく計測されています。


この患者さまは、AMHが非常に高く、一般の方の数倍ありました。AMHが高いと、卵巣が元気で良いように思う方もいらっしゃいますが、AMHが高すぎる場合には、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の方が多いのです。

PCOSになると、排卵が上手くいかないため、生理不順や不妊の傾向が出てしまいます。当院にはPCOSの患者さまが多く来院されるため、その改善法や病院での治療などをご説明する機会が多いのですが、この患者さまは、こうしたことを非常によく調べていました。

当院のHPにも詳しく書いていますが、PCOSの方は、耐糖能異常との関係が深く、糖質を多く摂ると悪化する傾向があります。


 

また脳下垂体から分泌される、LHとFSHのバランスが乱

れている場合が多く、LHが高いという特徴があります。

こうしたことまで、この患者さまはよくご存知でした。自分がPCOSであることをご存知の方は多いのですが、ここまで調べていらっしゃる方は初めてでした。

ところがこの患者さまの場合には、PCOSの特徴である、LHがFSHより高いという所見が見られませんでした。

つまり、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)ではなく、PCOM(多嚢胞性卵巣形態)という状態だったのです。

PCOMの方は、PCOSと違い、定期的に排卵したり、生理周期が完全に乱れることはありません。この患者さまの場合にも、40日周期ではありますが、定期的な生理は来ていました。

このくらい自己分析ができている方でも、妊娠に至らないのは、もう少しの何かが足りていなかったのです。

 

何が本当なのか分からなくなって…

 

勉強熱心な妊活女性は、食事や運動、生活様式、病院、サプリメント、鍼灸、漢方薬と、色々なものに興味を持ち、改善を試みます。

今回来院して頂いた患者さまも、殆どのものを経験していらっしゃいました。恐らく過去に出会った患者さまの中でも、指折りの、妊活に関して詳しい方でした。

こうした患者さまは、余りにもネットで調べ過ぎて、最終的に何が本当か分からなくなる方が多いようです。

今回の患者さまも、余りにも色々と調べ過ぎて、「何が正しいのか分からなくなりました…。」と仰っていました。

 

水分代謝の悪さが妊活に影響

 

今回の患者さまは、からだ全体が少し浮腫(むく)んでいるように見えました。足だけを見ると、浮腫んでいないのですが、背中から仙骨にかけてが浮腫んでいます。

骨盤の真ん中に位置する仙骨部分は、婦人科系の調子が現れるところでもあります。そこだけではなく、かなり上まで浮腫んでいましたので、全身で水分代謝が悪くなっているようです。


自覚的にも冷えを感じるようで、水分代謝の影響が、どうも妊活に影響を与えているようです。そこで、水分代謝をよくするツボに鍼を刺し、少し時間を置いて抜針しました。

仰向けでも、水分代謝を良くしながらからだを温めるツボを選らび、鍼をしました。それ以外にも妊活に影響を与える、不快症状に対しても施術を加え、初回の施術を終えました。

施術後に、今まで受けてきた治療や、自分で取り入れている妊活を整理して、今後行うべき治療と、生活改善や当院での治療頻度などをご確認して頂き、新しい妊活プランをご提案しました。

当院の通院頻度は、週1回をお勧めしましたが、他の治療とのこともあり、少し先になりますが次回予約をお取り頂きました。

当院では一歩的に施術方針や、施術頻度を決めず、全て話し合いで決めることにしています。自分が納得した上で、高いモチベーションで行う妊活が、一番早く結果が出るからです。

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