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冬にあえて紫外線を浴びる理由【ビタミンDと妊活】

2017年12月14日9:36 AM カテゴリー:お勉強,不育症

おはようございます。
鍼灸院天空の冨田です。

日増しに厳しい寒さが身に沁みますね。これからの季節、妊活をするあなたにとっては、厳しい季節になるかもしれません。

その大きな理由が、日照時間と紫外線量の関係です。これからの時期は紫外線量が少なく、ビタミンD不足に陥る可能性があります。

最近、妊活分野で特に注目されているビタミンDですが、これからの季節の対策を考えましょう。



【紫外線とビタミンD】

ビタミンDを体内に摂り入れるには、2つの方法があります。一つは食品で摂り入れる方法で、もう一つの方法は、皮膚の細胞で紫外線を吸収して合成する方法です。

また食品とは違いますが、最近では、ビタミンDのサプリメントで摂取する方法もあります。

ただサプリメントや食事の場合には、摂り過ぎる場合もありますので、個人的には紫外線に当たる方法をお勧めしたいと思います。

ひどい日焼けを起こすほど、長時間紫外線を浴びる必要はありません。今までの日本人の生活なら、普段通りの生活でも問題ありませんでした。

ところが、美白ブームの現代では、極端な紫外線予防をするため、完全に紫外線をシャットダウンしてしまいます。

そのため、ビタミンDの不足が女性の妊娠や出産にまで、影響を与えるようになったのです。

ビタミンDは脂溶性ビタミンであるため、からだに蓄積され続けると、過剰症があります。食事やサプリメントで大量に補う場合、過剰症の危険性が出てきますが、紫外線でビタミンDを作る場合には、この過剰症の心配がありません。

より安全に妊活を行うという意味では、食事である程度のビタミンDが摂取できていれば、紫外線に短時間浴びる方法をお勧めします。

<ビタミンDを多く含む食品>

【これからの紫外線量】

これは大阪で観測された紫外線量のグラフです。紫外線量も多く日照時間の長い今年7月と、昨年の今と同時期を比べてみましょう。


紫外線量が全く違うことが分かります。これだけ紫外線量が違っていても、からだで必要とされるビタミンDの量は変わりません。

では、もしビタミンDが足りなくなると、あなたのからだはどうなるのでしょうか?

ビタミンDは、骨にカルシウムを吸収するために必要なビタミンとして有名です。それ以外にも、免疫機能を正常に働かせるためにも必要で、ビタミンDが十分にないと、免疫異常が起こりやすくなることが分かっています。

妊活においても、子宮内膜の免疫機能と密接に関わっていることが分かっています。不育症の女性に、ビタミンDのサプリメントを補充するだけでも、改善が見られることが分かっています。

また、卵胞内での卵の成長にも必要で、卵胞内でエストロゲンを分泌する顆粒膜細胞には、ビタミンD受容体があります。

顆粒膜細胞は、卵に栄養を与える細胞で、卵の成長に大きく影響を与える細胞です。

ビタミンDが足りない女性に、ビタミンDのサプリメントを飲んで頂くと、AMH(抗ミューラー管ホルモン)の数値が上がり、卵の質が良くなることが分かっています。

もしあなたにビタミンDが足りないなら、直ぐにビタミンDを補充するだけでも、あなたの妊娠力が発揮される可能性があります。

ビタミンDの検査は、「25-OH-ビタミンD検査」というものが専門病院で受けることができます。

繰り返す着床障害や不育症では、こうした検査も選択肢の一つになります。

病院で、「25-OH-ビタミンD検査」を受けるのなら、定期的に採血をしながらサプリメントで補うことも可能です。

より自然に妊娠したいという方は、日光を浴びながら妊活を行い、少しでも早く確実にという方は、病院での検査とサプリメントを飲めば良いと思います。

こうして上手く使い分けができれば、その人なりの妊活ができるはずです。

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