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2020.8.11

新型コロナウイルス「ストレス」への鍼灸

新型コロナウイルス「ストレス」への鍼灸

緊急事態宣言が解除され普通に戻りつつありますが、東京・大阪などの大都市では感染者数が増え、不安になる方が多いようです。

 

緊急事態宣言が出されたとき当りから、過去にあまり聞いたことがないような症状を訴える方が増えてきた印象が強いです。

 

大阪 心斎橋の鍼灸院 天空には妊活の方だけでなく、うつ病や自律神経失調症、線維筋痛症などの「メンタル」に関係する症状の方が、多く通院されています。

 

そのほとんどの方から、「初めの頃に引き戻されるような感じ」、「過去の嫌な記憶が鮮明に蘇り耐えられない」、「今まで感じたことのないような不安感から症状が酷くなった感じ」などと言う、訴えをよく聞きました。

 

その上に、今年は梅雨前線の停滞が長くに渡り、ずっと雨であったことも影響しているようです。

 

太陽の恵みを受けることができずに身体が知らず知らずのうちに冷え、血流が悪くなったことが症状の悪化を引き起こしたようです。

 

 

見出し
新型コロナウイルスが、脳の扁桃体に影響を及ぼす?!
脳の扁桃体が興奮するとどうなるの?
鍼灸があなたの力になります!
新型コロナウイルスが、脳の扁桃体に影響を及ぼす?!

では、なぜ、このような状況になったのでしょか?

 

京都大学の山中教授がメインで放送されましたNHKのクローズアップ現代にて心理学の専門家が、今回の新型コロナウイルス感染症流行は、脳の扁桃体という場所に大きく影響を及ぼしていると言及していました。

 

これは、脳の扁桃体があなたの情動(感情)や記憶と深く関わっているからです。

 

記憶に関しましては、あなたが経験したことだけでなく、人類誕生以来のすべての記憶といわれています。

 

特に、不安や恐怖という感情との結びつきが強いです。

 

新型コロナウイルス感染症がはやり始めた時に、「ロックダウン」、「医療崩壊」、「推定で20万人の死亡」などのニュースがよく流れていました。

 

これらは、あなたの感情に恐怖感を与えるワードといえます。実際に「怖い」、「どうしよう」などということをよく聞きました。

 

人類が誕生して以来、安全な時期がほとんどなく、ほぼ危険な時代であったといえます。

 

そのために、扁桃体は、危機感を煽るようなワードには過敏に反応するように出来上がっています。

 

朝日新聞に専門医が、「意識する、しないに関わらず、知らず知らずのうちに脳の扁桃体が興奮し、それがトリガーとなり色々な症状を作り出す」と書いていました。

 

脳の扁桃体が興奮するとどうなるの?

扁桃体はストレス反応のトリガーになります。

 

今回の一連の「騒動」は、あなたが意識する、しないに関わらず、不安感や恐怖を感じるようになります。

 

これはある意味、「本能的」なものですので、どうしようもないというところです。

 

この不安感、恐怖感により扁桃体から「不安や恐怖に対処しなさい」という指令が、脳の視床下部に伝えられます。

 

この視床下部は自律神経やホルモンの分泌と関係が深く、女性の場合は生理周期の中枢でもあります。

 

指令を受けた視床下部は、その指令を副腎に伝えます。

この時に、副腎からストレスホルモンという物質がいろいろと分泌されます。多くのストレスホルモンは血流に乗り、全身に行き渡り、そこで色々な反応が生じてきます。

 

例えば、腸に行きますと腸管内でセロトニン量が増え、それにより腸の蠕動運動が活発になり、下痢を引き起こします。

 

今回の新型コロナウイルス感染症流行は、長期に渡り、また、悪いニュースがよく流れたりしています。

 

これにより、脳のストレス対応も過剰になりストレスホルモンの分泌量が増えすぎるようになります。

 

増えすぎたストレスホルモンの一部は、血流に乗り脳に逆流していきます。

 

ストレスホルモンが逆流してきた脳は混乱を起こし、ますます、ストレスが激しくなり、いろいろな症状を引き起こすという悪循環を引き起こします。

 

また、扁桃体は「もっと警戒せよ」という指令を出します。

 

これにより、あなたは知らず知らずのうちに、常に緊張感を保つようになります。

 

絶えず緊張し、用心することにより知らず知らずのうちに「消耗」するようになっていきます。

 

例えば、うつ病や重度の自律神経失調症で、大阪 心斎橋の鍼灸院 天空に鍼灸を受けに来られている複数の患者さんから、「せっかく、良くなってきたのに、暗黒の世界から引きずり込まれるような感じで怖い」などの報告を受けたりしています。

 

このように新型コロナウイルス感染症関連の「暗いニュース」を見聞きすることにより、あなたの脳の扁桃体が当たり前のように興奮し、それにより複雑な症状を引き起こす、悪化させるなどがおきているといえます。

 

鍼灸があなたの力になります!

新型コロナウイルス感染症流行によるストレスからくる症状の多くは、脳の扁桃体や視床下部の興奮によるものといえます。

 

扁桃体と視床下部が密接に絡み複雑な症状を引き起こしていますので、なかなかやっかいといえます。

 

実際、多くの患者さんから「いつものストレス対応が有効ではない」、「マインドフルネスをしているが、いつもほど効果を感じない」などの報告を数多く受けています。

 

このような時にこそ、鍼灸がお役に立てます。

 

鍼灸は脳血流を増やす、自律神経の乱れを整える効果があることが知られています。また、脳の扁桃体や視床下部に働きかけ、その作用を整える効果もあります。

東京有明医療大学の研究に「鍼刺激がうつ病患者の脳血流に及ぼす影響-Arterial spin-labeled MRIを用いた検討-」、ウイスコンシン医科大学の高橋教授による「鍼治療による自律神経調節・抗ストレス作用、鎮痛作用」などの研究にそれらのことが詳細に記載されています。

 

凝りや痛みを感じる場所だけでなく、手や足のツボに鍼をすることにより、脳の扁桃体や視床下部の機能が改善されることが分かっています。

 

その結果、あなたのいろいろな愁訴が消えていくことが期待できます。

 

新型コロナウイルス感染症流行によるストレスからくる、なかなか改善しない、今まで経験したことのないような症状に、是非、鍼灸を検討してみて頂ければと思います。

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