2018年2月17日3:31 PM カテゴリー:
不妊鍼灸
鍼灸治療は単独でも素晴らしい治療法ですが、他の治療法と組み合わせることで更に効果的に働きます。
よく経験する例では、次のようなものがあります。
・投薬と鍼灸治療の組み合わせ
・サプリメントなどの栄養療法との組み合わせ
・タイミング法との組み合わせ
・人工受精との組み合わせ
・体外受精や顕微授精との組み合わせ
この中でも、投薬を用いた体外受精との
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2018年2月9日8:43 AM カテゴリー:
不妊症
当院は、不妊原因の中でも、特にPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の方に多く来院して頂いています。
PCOSは、様々な原因で起こる排卵障害です。私たちは、PCOSの鍼灸治療に特に力を入れて施術をしています。
生理不順や排卵障害の中でも、母親になりたいと願う女性を最も多く悩ませるPCOSを、どうしても治したいと思っているからです。
【PCOSの
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2018年2月6日10:07 AM カテゴリー:
不妊症,
症例
今回の症例は、病院ではPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と診断を受けて、投薬治療を受けていた患者さまです。
PCOSは様々な病態を持つ排卵障害ですが、今回は排卵誘発剤を使用したため、双子の妊娠となりました。
多胎妊娠は、安定期が無いと言われますが、できるだけ安産に近付けるため、当院としても全力でサポートさせて頂きます。
【PCO
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2018年2月3日12:44 PM カテゴリー:
不妊鍼灸,
女性ホルモン,
子宮内膜
当院では、排卵前の鍼灸治療と、排卵後の鍼灸治療で治療内容が変わります。
排卵前
子宮や卵巣の血流を増加させる。
卵巣:卵胞に必要な栄養や酸素、女性ホルモンをしっかり送り届けるため。
子宮:子宮内膜への血流を確保し、急激に成長するらせん動脈の形成を助ける。
排卵後
免疫系の調節をする。
子宮:精子や受精卵に対する免疫寛容を行うため。
こうして生理周期で治療
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2018年1月27日3:01 PM カテゴリー:
不妊症
先日も少し触れましたが、これからは新たな不妊鍼灸の可能性を考えていくために、あまり不妊鍼灸では語られない話題についてお話したいと思います。
最近、不妊治療の分野では、着床障害の原因となる慢性子宮内膜炎というものが話題になることがあります。慢性子宮内膜炎は、一種の感染症のことです。通常、子宮内膜の周辺は、乳酸菌の一種が住み着くことで、雑菌が住みにくい環境になっています。
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2018年1月23日1:28 PM カテゴリー:
お話
当院のように不妊鍼灸専門を名乗っている鍼灸院と、一般的な鍼灸院の違いとの何でしょうか?
当院では、不妊鍼灸をするために必要な東洋医学の知識や技術と、病院で不妊治療を受ける方のご相談に乗れるように、タイミングの取り方から高度医療の投薬までの知識を得るため、研修を行っています。
こうした鍼灸院での治療だけではなく、不妊治療に対する深い知識を持っていて、場合によっては病院
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2018年1月19日8:04 AM カテゴリー:
体外受精・顕微授精,
卵の質
今回は、ステップアップをして体外受精や顕微授精に行きついたのは良いのですが、採卵ができない方や、受精・分割が進まない為、移植に至らない方のための記事です。
せっかく高額な治療費をかけてステップアップをしても、移植ができなければ意味がありません。
採卵ばかりで移植ができないという方は、是非ご覧下さい。
【血流を変えるだけでも採卵数が増える】
ホルモン剤
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2018年1月15日4:22 PM カテゴリー:
妊活全般
今回は女性に多い手足の冷えのお話です。
手足が冷えると、からだ全体が冷えているように感じます。
手足が冷える原因は、血液循環をコントロールしている脳の視床下部が上手く働かず、
自律神経に適切な命令を出していないからです。
こうした視床下部や自律神経の乱れは、婦人科機能にも影響を及ぼします。
手足の冷えは、こうした視床下部や自律神経の調子を見るバロメーターにもなります。
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2018年1月14日9:00 AM カテゴリー:
衛生管理
鍼灸治療が他の施術と全く違う点は、結果的にからだを傷付けるという点です。
整体やマッサージでは、肌や筋肉の表面を押したり擦ったりするだけですが、鍼灸治療では皮膚の中に鍼を刺入するため、衛生管理には気を配る必要があります。
そのため鍼灸治療は、医師と鍼灸師のみに国から許可されているのです。医師は外科治療をすることができるため、鍼灸治療をすることができますが、鍼灸師の中に外科手術をするほど
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2018年1月11日8:29 AM カテゴリー:
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群),
不妊鍼灸,
自然妊娠
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、非常に多彩な病態を持った排卵障害です。定義的には3つの症状からなりますが、それに付随する病態は複雑で、排卵というメカニズム全体に関わっているといえます。
そのため投薬や外科的治療など、治療法も多岐にわたるのです。ところが不妊専門病院では、あまりそうしたメカニズムには興味を示さず、排卵誘発剤を数回使用してステップアップを計画されます。
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