2013年4月13日8:14 AM カテゴリー:
リウマチ
リウマチへの鍼治療の効果は?
鍼治療により、リウマチに伴っているさまざまな症状が、まず、改善されていきます。
炎症が落ち着いている時に鍼治療をしますと、関節の運度範囲が広がり、運度しやすくなります。その時に、運動することにより、普通の時でも、関節の運動範囲が広がるようになり、日常生活が楽になっていきます。
炎症がひどい時に、鍼治療をしますと、「熱」を取り除くことにより、痛みが改善され
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肩こりは、欧米人にはなく、日本人特有のものと、よく言われています。
実際のところは、洋の東西を問わず、肩こりはあります。
確かに、肩こりに相当する英語はありません。
ただ、「肩」という場所の、認識に違いがあります。
日本人の言う「肩」は、西洋では、首あるいは胸郭に含められています。
すなわち、西洋人は、「肩こり」を「首のコリ」(stiff neck)と呼んでいます。
また、日本
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生理不順は、女性にとって悩みの種ですが、ある面では、病気を知らせてくれるサインでもあります。
生理不順や無月経から、安直に、若年性更年期障害と判断するのは、危険でもあります。
その中でも生理不順を引き起こす例を、3つ紹介します。
1.多胞(たのう)性卵巣症候群
最近、増えている、生理不順の原因になる病気の一つです。
卵巣の皮膜が厚くなり、成熟した卵子が外に出にくい(排卵しにくい)病気
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痛みの訴えの中で、一番多いのが腰痛です。今回からこの腰痛についてお話していきます。
まずは、急な腰痛についてです。代表的なものは、ギックリ腰です。痛みが強いので、心配されて来院される方も、多くあります。
ただ、そのほとんどは、痛みほど心配する必要はないものです。現在のところの研究で、急な腰痛の70%以上は、痛みは強くても、大きな病気ではないとされています。
それでも、30%は危険な腰痛
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更年期とは、卵巣の機能が衰え始め、女性ホルモンの分泌が急激に変調する期間と、月経が無くなる2~3年、合わせて、5~6年間を言います。
ただ中には、閉経前後、10年間ぐらいわたる場合もあるようです。
一般的には、45~55歳ぐらいまでの間に、更年期は、訪れるとされています。
最近は、閉経に時期が少しずつ遅くなっているようで、それに伴って更年期の時期も、遅くなっているようです。
早
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片頭痛は女性に多い病気です。
思春期までは、男女差がありませんが、その後は、男性の約4倍とされています。
そしてそのキッカケの一つに女性ホルモンのエストロゲンが、関係があるのではないかと考えられています。
まず女性のライフスタイルと片頭痛は以下のような関係にあるとされています。
―女性のライフスタイルと片頭痛―
1.初潮前後に初めて、片頭痛になることが多い
2.発作は生理に
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成人の約1割が、片頭痛持ちと推定されています。
女性に関しては、男性よりも多い病気でその差は約4倍ともされています。
片頭痛の起こり方には特徴があります。
1.少ない場合は、年に数回程度
2.普通は、月に1~2回程度
3.多い場合は、週に2~3回程度
この3タイプに分けられ、ほとんどが、発作的に起こります。
痛む場所も比較的はっきりしています。
多くは、頭の片側のこめかみか
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混合型頭痛という言葉があります。
これは最近、増えている頭痛のパターンで主に緊張型頭痛と片頭痛の両方の頭痛のタイプを、持っていることを指します。
医学的には、いろいろな意見があり、はっきりと定義づけられていません。
しかし、訴える患者さんは、確実に増えています。
これは、現代社会が、様々のことで、ストレスが増えてきたことと、関係があるようです。
緊急性型頭痛になり、次は片頭痛にな
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片頭痛の発症の原因は、未だわかっていないというのが現状です。
ただその中でも有力な仮説が、「三叉神経血管説」と呼ばれるものです。
三叉神経血管説とは?
この神経の興奮により、血管が広がり、血液成分の一つが漏れ、炎症を引き起こし、頭痛となるとされています。
この刺激は、脊髄から脳へと伝わります。
すなわち、脳は、痛みを感じるだけでなく、様々な反応を起こします。
脳幹という
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「糖尿病に鍼治療」というと、なじみがないかもしれませんが、実は糖尿病に鍼治療は非常に効果が高い施術方法になります。
消化・吸収を改善し、余分な「熱」を取り除くことで、血流が改善され、余った糖分の取り込みが、また、行われるようになり、全身にエネルギー源を送り込むことができ、内臓や筋肉などが正常に働くことができます。
すい臓の状態が改善されることにより、インスリンを分泌する能力が活発になり
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