過敏性腸症候群 menu
このようなお悩みありませんか?
あなたの「お腹の悩み」から解放される道へ
過敏性腸症候群(IBS)は、繰り返す腹痛や腹部不快感を主な症状とし、下痢や便秘などの便通異常を伴う機能性消化管疾患です。検査を受けても「異常なし」と言われ、薬を飲んでもなかなか改善しない…そのお辛いお気持ち、私たち大阪 心斎橋の鍼灸院 天空は、深く理解しております。
「いつ症状が出るか分からない」という不安は、外出や仕事、日々の生活の質(QOL)を大きく低下させてしまいます。会議中にお腹の音が鳴るのではないか、急な便意でトイレに駆け込みたくなるのではないかと、常に神経をすり減らしている方も少なくありません。QOLの低下は透析患者よりも低いという報告もあり、その影響は決して軽視できるものではありません。
しかし、諦める必要は決してありません。IBSの複雑な病態を深く理解し、その根本にアプローチする鍼灸治療によって、あなたのお腹の悩みから解放され、心穏やかな日常を取り戻すことが可能です。大阪 心斎橋の鍼灸院 天空では、脳腸相関と呼ばれる脳と腸の密接な連携に着目し、科学的エビデンスに基づいた東洋医学の智慧で、患者様一人ひとりに合わせた最適な治療を提供いたします。
過敏性腸症候群(IBS)とは?〜あなたの苦しみの正体を知る〜

過敏性腸症候群は、腹痛や腹部不快感に加え、便通の頻度や性状の変化を伴う消化管の機能性疾患です。
IBSは、過去3ヶ月間にわたって、週に少なくとも1日以上腹痛があり、それが以下の2項目以上を満たす場合に診断されます。
1.排便によって症状が軽快する。
2.排便の頻度が症状の変化と関連している。
3.便の形状(外観)が症状の変化と関連している。
これらの症状は、少なくとも6ヶ月以上前から出現している必要があります。
診察では、内視鏡検査などで器質的疾患が認められないことが重要です。特に50歳以上の方や、体重減少、発熱、血便、大腸がんの既往歴や家族歴などの「警告症状」がある場合は、内視鏡検査等で腫瘍性疾患や炎症性疾患を除外した上で診断がなされます。
過敏性腸症候群(IBS)の病態への深い理解〜「異常なし」の裏に隠された真実〜

病院で「異常なし」と言われても、あなたの症状は確かに存在し、日常生活に大きな影響を与えています。この「異常なし」の裏には、従来の検査では捉えきれない複雑なIBSの病態が隠されています。大阪 心斎橋の鍼灸院 天空では、これらの病態メカニズムを深く理解し、治療に活かしています。
1.脳腸相関の乱れ
〇心と体が繋がる鍵
IBSの病態は、心理的ストレスと内臓知覚過敏が相互に作用する「脳腸相関」に大きく依存すると考えられています。脳と腸は、中枢神経系(脳)、自律神経系、腸管神経系、内分泌系、免疫系を介して双方向に密接に連携しており、この機能の乱れがIBSの症状を引き起こします。
〇ストレスが引き起こす悪循環
様々な心理的要因によって中枢神経系が刺激されると、視床下部からストレス関連ペプチドであるCRH(副腎皮質刺激ホルモン放出因子)が分泌されます。
CRHは、腸管運動の異常を引き起こします。この腸管運動の異常は、便通異常や腹部症状として現れ、内臓知覚過敏と密接に関連します。
そして、これらの症状がさらに心理的ストレスを増悪させ、悪循環が形成されます。
2.内臓知覚過敏

〇感じすぎる腸の悲鳴
IBS患者は、直腸の伸展刺激に対する疼痛閾値が低く、内臓知覚過敏が存在することが知られています。これは、健常者が知覚を自覚しないような生理的な刺激でも腹痛を感じたり、侵害刺激に対して過剰に反応したりする状態です。
IBS患者では、内臓知覚に関与する脳部位(視床、島皮質、前帯状回)の強い活性化が認められ、特に情動行動に関与する脳領域(前帯状回、扁桃核)で健常者よりも強い活性化が見られます。これは、痛みが増強される役割を担っていると考えられています。
〇脳内ネットワークの異常
消化管由来の信号は、脳の感覚運動ネットワークで処理された後、様々なネットワークを経て、情動覚醒ネットワーク、そして中枢自律神経ネットワークが活性化し、それらが伝達され、消化管をはじめとする身体の諸臓器が活動をおこないます。
これらの脳内の各領域の活動性や相互の連絡、ネットワークの異常が、IBSの病態に関与していることが示唆されています。
3.腸管の微細炎症と免疫異常
〇目に見えない炎症の存在
従来のIBSでは器質的疾患が認められないとされてきましたが、最近の研究では、一部のIBS患者において腸管粘膜の微細な慢性炎症が病態に深く関わることが明らかになってきました。特に、急性胃腸炎後に発症するPI-IBS(感染性腸炎後過敏性腸症候群)では、この傾向が顕著です。
〇PI-IBSの臨床的特徴と病態
感染性腸炎後過敏性腸症候群は、サルモネラ感染症や急性胃腸炎後3ヶ月で患者の10〜20%程度がIBSを発症することが報告されています。
発症の危険因子としては、女性、重症な胃腸炎の罹患、うつ傾向や心理的不安、細菌毒素などが挙げられます。PI-IBS患者の腸管粘膜では、炎症性サイトカインの発現が高い一方で、制御性サイトカインの発現が低下しており、肥満細胞、マクロファージなどの浸潤が目立つと報告されています。
4.腸管粘膜透過性の亢進(リーキーガット)

〇バリア機能の破綻
感染性腸炎後過敏性腸症候群の病態には、感染後に誘発される腸管粘膜の持続的慢性炎症が深く関わっています。
この慢性炎症の持続には、腸管粘膜透過性の亢進(リーキーガット)が密接に関わっていると考えられています。
IBS患者では、下痢型だけでなく混合型や便秘型においても粘膜透過性が亢進しており、腸管粘膜の密着結合に必要なタンパク質の発現が低下していることが報告されています。このバリア機能の破綻により、腸内細菌やその成分が腸管内へ侵入し、腸管の微小炎症を惹起することで、内臓知覚過敏を誘発する可能性があります。
5.腸内細菌叢の乱れ
〇見過ごされてきた腸の生態系
IBS患者では、腸内細菌叢の組成が健常者と異なることが多くの研究で報告されています。
・異常増殖(SIBO): IBS患者の一部では、小腸において腸内細菌の異常増殖(SIBO)をきたす場合があります。
・菌種構成の変化: IBS患者は腸内細菌叢の比率が健常者とは異なる、ラクトバチルスやビフィズス菌の減少などが報告されています。特に、下痢型IBSと便秘型IBSでは菌種構成が異なることも示されています。
・有機酸の役割: 日本人を対象とした研究では、IBS患者でラクトバチルス菌とベイロネラ属が多く、酢酸、プロピオン酸、総有機酸の濃度が高いことが示されました。これらの有機酸量が多いほどIBS症状が重症化し、QOLや失感情症(アレキシサイミア)の悪化とも関連が認められています。
腸内細菌はストレスによっても変容し、粘膜透過性の亢進や内臓知覚過敏を引き起こすことが動物実験で示されています。
6.心理的要因(アレキシサイミア)

〇感情が体に与える影響
過敏性腸症候群は、ストレスによる症状増悪がよく知られています。
うつ病、不安障害、身体化障害などが高頻度で認められます。 特に、アレキシサイミア(失感情症)と呼ばれる、情動の認識や表現が困難な性格特性が、IBS患者に高頻度で認められることが報告されています。
7.女性に多いIBSとホルモンバランス
〇月経周期との関連
IBSは女性に多く見られる疾患であり、特に月経前になると症状が悪化しやすいと感じる方も少なくありません。これは、女性ホルモンの変動がIBSの症状に影響を与えるためです。
生理周期の中枢とストレス対応の中枢は、近しいところにあり、お互いに影響を与えます。
このため女性ホルモンの変化や乱れが、自律神経の乱れに影響を与えやすいのです。 自律神経の乱れは、消化器機能のバランスを崩し、脳がこれをストレスと認識するとCRHが放出され、過剰な腸の動き(下痢、腹痛)や、腸の活動低下(便秘)につながります。
鍼灸治療がIBSに有効な理由〜根本原因に働きかける東洋医学〜

大阪 心斎橋の鍼灸院 天空では、過敏性腸症候群の多岐にわたる病態メカニズムに対し、根本からアプローチすることで症状の改善を目指します。科学的エビデンスも豊富に蓄積されており、その効果は国内外の多くの研究で証明されています。
1.脳腸相関の正常化:心と体を調和させる
鍼灸治療は、過敏になった脳と腸の間の情報伝達の乱れを正常な状態に戻すことができます。ストレスによって過剰に働いてしまった脳腸相関を調整することで、IBSの悪循環を断ち切り、症状の根本改善を促します。
2.中枢神経系へのアプローチ:脳の機能を活性化
手足のツボへの鍼刺激は、神経を活性化させ、その刺激が脊髄を通じて脳に伝わります。これにより、IBSの病態に深く関わる脳内物質や神経回路に直接働きかけ、脳機能を改善します。
・脳内物質の調節: 鍼刺激は、脳内のセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質の分泌を調整することが示されています。特にセロトニンは情動形成や消化管機能に重要な役割を果たします。
・脳の報酬系への影響: 鍼灸刺激は、脳の報酬系の主要部位である側坐核においてセロトニン分泌を高めることが示唆されています。これにより、心地よさやリラクゼーション効果が引き出される可能性があります。
・オレキシンシグナルの調整: 脳内神経ペプチドであるオレキシンは、中枢神経系に作用して腸管バリア機能や内臓知覚を調節することが分かっています。
鍼刺激は脳内のオレキシンシグナルを増強させ、リーキーガットや内臓知覚過敏を改善できる可能性があるといわれています。

・脳血流の増加: 鍼刺激は脳血流量を増加させ、脳に豊富な酸素を供給します。脳の酸素不足は、脳腸相関の乱れを悪化させるため、この改善は、IBS症状の軽減に繋がります。
・脳活動の正常化: 鍼治療が脳の活動パターンに影響を与えることは、脳波トポグラフィ法やfMRIを用いた研究で示されています。特にリラックスした状態や不安が解消された時に見られるα波の増大や、Fmθ様の脳波所見が鍼刺激によって誘導されることが示唆されています。
これらのことは、明治国際医療大学の矢野教授による「心身医学的な病態に対する鍼灸治療の効果と脳報酬系に及ぼす影響」に書かれています。
3.腸管機能の改善:お腹の症状を直接的に和らげる
鍼灸治療は、腸管の運動や知覚、微小炎症に対して直接的な改善効果をもたらします。
・腸管運動の調整: 鍼刺激がヒトやラットの腸管運動に影響を与えることが報告されています。下痢型IBS患者では亢進した推進運動を抑制し、便秘型IBS患者では腸管の通過時間を短縮するなど、タイプに応じた腸管運動の正常化が期待できます。
・内臓知覚過敏の軽減: 鍼刺激は、大腸の伸展刺激に対する痛覚閾値を増加させ、内臓知覚過敏を軽減する可能性があります。動物実験では、鍼刺激により腸管由来の内臓痛が抑制されることが示されています。また、鍼灸によりセロトニンやセロトニン受容体の発現が減少し、内臓知覚過敏や腸管運動を改善すると考えられています。
・微小炎症の抑制: 鍼灸治療は、IBSの病態に関連する腸管粘膜の微小炎症を抑制する可能性が示唆されています。特にマスト細胞の活性化を抑制し、炎症反応を緩和する作用が報告されています。
これらは、全日本鍼灸学会での「鍼刺激が上部・下部消化管に及ぼす影響」というシンポジウムで述べられています。
4.自律神経のバランス調整:体の内外から整える

IBSは自律神経の乱れと密接に関連しており、鍼灸は自律神経のバランスを整えることで、消化器機能や全身状態の改善に貢献します。特に女性のIBSでは、生理周期と自律神経の働きが密接に関わっているため、これらを総合的に調整する鍼灸治療が非常に有効です。お腹や腰への鍼灸治療は、子宮・卵巣への血流量を増やし、生理周期を安定させると同時に、腸の機能を正常化することが期待できます。
5.腸内細菌叢への間接的な影響:腸内環境の改善
IBSの病態に腸内細菌が深く関与していることが明らかになってきており、プロバイオティクスなどの腸内細菌をターゲットとした治療が注目されています。鍼灸治療は直接的に腸内細菌を操作するわけではありませんが、腸管の血流改善、運動機能の正常化、炎症の抑制などを介して、間接的に腸内細菌叢のバランス改善に貢献する可能性があります。
湖南中医薬大学中西医学統合学院の「腸内フローラとその代謝物に基づく神経炎症調節における電気鍼療法のメカニズムの探究」に書かれています。
6.全身症状とQOLの改善:心身の健康を取り戻す
IBS患者は、腹痛や便通異常だけでなく、不眠、倦怠感、頭痛、不安、抑うつなどの消化管外症状を併せ持つことが多く、これらの症状がQOLを著しく低下させます。 鍼灸治療は、IBSの腹部症状だけでなく、全身の症状軽減やQOLの改善に有効であることが臨床研究で示されています。
科学的エビデンスに基づく過敏性腸症候群への鍼灸

多くの研究論文をまとめ、それらを再分析し有用性を判断するメタアナリシスと呼ばれる手法があります。
2022年に35件のランダム化比較試験を対象にしたメタアナリシスでは、以下のことが分かりました。
・腹痛の改善:
鎮痙薬のシメトロピウム、ドロタベリン、ピナベリウムと鍼灸は、プラセボよりも腹痛の 軽減において優れていました。鍼灸は、シメトロピウムとドロタベリンを除くほとんどの 鎮痙薬よりも腹痛の改善効果が大きい傾向にあり、統計的有意差はないものの、その有効 性が示唆されています。
・IBS全体症状の改善
IBS全体の症状軽減において、ピナベリウムはプラセボよりも効果的でした。トリメブチ ンと鍼灸もプラセボより改善効果が大きい傾向が見られましたが、有意差は認められませ んでした。しかし、鍼灸はピナベリウムよりもIBS全体の症状軽減において優れていると 結論付けられています。
・副作用の少なさ:
鍼灸は、ほとんどの鎮痙薬と比較して副作用発生率が低いことが示されました。鎮痙薬で よく見られる副作用には、口渇、胸焼け、眠気、吐き気、頭痛、鼓腸、めまい、脱力感な どがありますが、鍼灸の副作用は軽度の皮下出血や刺入時痛のみで、医療処置を必要とし ない軽微なものでした。
鍼灸院 天空の過敏性腸症候群への鍼灸治療:あなたに寄り添い、根本から解決へ

大阪 心斎橋の鍼灸院 天空のIBS鍼灸治療は、患者様一人ひとりの「お腹の悩み」に真摯に向き合い、その根本原因にアプローチすることを最も重視しています。
1.丁寧なカウンセリング
初めてご来院される患者様には、まず時間をかけた丁寧なカウンセリングを実施します。症状の経過、日常生活、食習慣、ストレスの状況、そしてお体の全体的な状態について詳しくお伺いします。症状の背景にある体質的な問題や、脳腸相関の乱れ、微細炎症、腸内細菌叢のアンバランス、心理的要因などを深く読み解き、個別の治療計画を立てます。
2.脳と腸への総合的なアプローチ
IBSの病態は、脳と腸の双方に原因が絡み合っているため、当院ではお腹と脳の両方に鍼灸治療を行います。
・お腹へのアプローチ
腹部や腰部に鍼灸治療を行うことで、消化管の血流を改善し、腸管運動を調整します。 また、女性のIBSでは、子宮や卵巣への血流量を増やし、生理周期の安定と女性ホルモン バランスの調整を図ります。

・脳へのアプローチ
手足のツボへの鍼刺激は、脳の中枢神経系に作用し、自律神経や感情、ストレス応答を調 節します。脳内のセロトニン、ドーパミン、オレキシンなどの神経伝達物質の分泌を正常 化させ、過剰になった脳腸相関を鎮静化させます。
これにより、不安感や抑うつ感の軽減、集中力の向上、やる気や前向きな気持ちの回復を 促します。
3.経験豊富な鍼灸師による専門治療
大阪 心斎橋の鍼灸院 天空には、鍼灸師歴40年と女性鍼灸師が在籍し、IBSの専門治療を担当いたします。長年の臨床経験に加え、全日本鍼灸学会の会員として常に最新の知識と技術の研鑽を積んでおります。
代表は学会認定鍼灸師の資格も有しており、その知識と技術は学会によっても認定されています。
4.心身一如の全人的医療:体と心全体を癒す
東洋医学では、心と体は分けられない「心身一如」という考え方を基本としています。IBSの症状は、身体的な問題だけでなく、心理的ストレスや感情のバランスとも深く関連しています。体だけでなく心の状態にも寄り添い、全身のバランスを整えることで、心身両面から症状改善を目指します。
5.プライベートな治療環境と継続的なサポート

患者様が安心して治療に専念できるよう、当院の治療室は個室となっております。他の患者様を気にすることなく、リラックスして鍼灸治療を受けていただけます。
また、担当制を取ることで、患者様のお体の状態を詳しく理解し、天候やストレスによる体調の変化にも柔軟に対応できるよう努めています。IBSに関することだけでなく、他の気になる症状が生じた際にも、合わせて改善に向けた治療を行うことが可能です。
もし、あなたが過敏性腸症候群に苦しみ、鍼灸治療の可能性に少しでも興味をお持ちでしたら、どうか諦めずに大阪 心斎橋の鍼灸院 天空にご相談ください。私たちは、あなたの悩みを理解し、共感し、そして希望の光となるために、ここにいます。
もう、一人で悩まなくていいのです。私たちはあなたの味方です。まずはお気軽に大阪 心斎橋の鍼灸院 天空にご相談ください。
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当院では、お着替えをご用意しておりますので、お仕事帰りや外出のついででも安心してお越しいただけます。
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施術はすべて個室で行っており、終わった後も
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