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緊張型頭痛の鍼灸治療について なぜ緊張型頭痛になるのか? 頭を支える首の後ろ側の筋肉が疲労することにより、血液の流れが悪くなることにより生じます。

このことは、以下のような生活から起こります

・同じ姿勢を長く続ける
・細かい作業を繰り返し、正確に早く、長時間する
・締切など時間的に制限のある仕事をする
・長時間パソコン作業をする
・心配事が多く、そのことについて常に考えている
・考えなければならないことが多く、常に考えている
・その他、ストレスのある状態が長く続く

肩こりの原因とよく似ています。実際に肩こりがひどくなると頭痛が起こるという場合の頭痛は、そのほとんどが、緊張型頭痛です。

繰り返し作業や、同じ姿勢を保つことは、筋肉にとっては運動していることになります。運動に対する自然なからだの反応として、筋肉の緊張が生じます。筋肉の緊張は、血管や神経を締め付けます。

また、正確な作業や締切など作業は交感神経を興奮させることにより、それをこなす力が出てきます。長く続けますと、交感神経の過緊張が生じます。交感神経は、筋肉と血管を支配しています。


緊張が続くことにより血液・神経を締め付けてしまう

緊張が続きますと、血管を縮こまらせ、血液の流れが悪くなります。また、筋肉を緊張させ、血管や神経を締め付けたりします。

この締め付けにより、痛みが生じます。手にけがをし、出血したときに腕を締め付け止血しますが、その時、長くなると腕に痛みを感じます。それと同じ状況です。

締め付けられた血管は、血液の流れが悪くなります。これにより古い血液と新しい血液とのガス交換がうまくいかなくなります。古い血液、老廃物が溜まります。この老廃物が化学変化を起し、痛み物質と呼ばれるものを作ります。

この締め付けによる痛みと、老廃物の化学変化による痛みが、緊張型頭痛の原因となります。

考えごとも、交感神経を興奮させることにより行うことができます。また、考えている時は、多くの場合俯きかげんで同じ姿勢のままです。

考えごとや悩みごとが続くと、緊張型頭痛になりやすいのが理解できると思います。



緊張型頭痛を放っておくと… 緊張型頭痛は、頭が締め付けられるような頭痛が、比較的、毎日続く頭痛です。

頭痛もあまりひどくなく、からだ、特に頭を動かしても、痛みがひどくなることはあまりありません。正確さを要求されるような仕事の支障をきたすことはりますが、日常の普通の生活は出来ます。お風呂に入るなど、リラックスすることで良くなるなどの特徴があります。

これは、首や頭の筋肉、その付近の血管の緊張によるものだからです。

ただ、この状態を放っておきますと、脳の痛みを感じるシステムや、筋肉の緊張をコントロールするシステムに異常が生じてきます。

筋肉をリラックスさせる力が落ちてきたり、痛みを感じやすくなったり、痛みの刺激をより敏感に感じるようになってきます。

痛みの強い頭痛が毎日続く、お風呂に入る、リラクゼーションを受けるなどしても、頭痛が改善しない状態が続きます。

これを、慢性緊張型頭痛と呼んでいます。





なぜ、頭痛に鍼治療が良いのか? 筋肉が神経や血管を締め付けることで、頭痛が生じますので、その締め付けをほどく、筋肉の緊張を取り除けば、痛みが改善されます。鍼治療は、筋肉にダイレクトに作用しますので、緊張型頭痛には有効な治療法です。

リラクゼーションやお風呂に入るなども有効な方法ですが、緊張している筋肉にダイレクトに作用したり、血管や神経の興奮を抑えることができますので、より効果的です。

慢性緊張型頭痛には、鍼治療がより効果的であるといえます。

リラクゼーションや入浴などは、脳の神経に間接的にしか働きかけず、その作用も弱いものです。マッサージを受けた時は気持ちが良いけど、すぐに元に戻るという状態のことです。



「頭痛」への鍼灸方法 基本は筋肉の緊張を取り除くことにあります。

肩こりの鍼治療とよく似ています。

頭の付け根から首、肩にかけての筋肉の緊張を取り除く鍼治療をします。

肩こりと同じように頭の骨、首の骨、肩甲骨の際に狙いを定めます。また、特に凝り固まっている場所を見つけ、そこにも鍼を刺していきます。

コリをとる鍼の操作をしたり、鍼を刺したままにし、ゆっくりと筋肉の緊張を取り除くようにします。

慢性緊張型頭痛には、この治療に加えて、脳がリラックスする治療をします。腕や足にある脳の働きを良くするツボをその時の患者さまの状態に合わせ、選択し鍼を刺し、神経の働きを活性化させ、血流を良くします。

脳の神経に対する鍼治療は、ストレスに対する抵抗力を高めます。仕事に対して、前向きに取り組めるようになってきます。

痛みに対する感受性の対応力が上がるので、多少のことでは、頭痛にならなくなってきます。

「頭痛薬だけで良くならない」「対処的な処置ではなく、根本的なアプローチをしていきたい」

という方にこそ受けていただきたい施術です。



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