生理不順を引き起こす3つの病気
2013年4月13日8:13 AM カテゴリー:
不妊症
生理不順は、女性にとって悩みの種ですが、ある面では、病気を知らせてくれるサインでもあります。
生理不順や無月経から、安直に、若年性更年期障害と判断するのは、危険でもあります。
その中でも生理不順を引き起こす例を、3つ紹介します。
1.多胞(たのう)性卵巣症候群
最近、増えている、生理不順の原因になる病気の一つです。
卵巣の皮膜が厚くなり、成熟した卵子が外に出にくい(排卵しにくい)病気です。
卵巣に排卵されなかった卵胞がたまる
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卵巣に排卵されなかった卵胞がたまる
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卵巣が肥大化
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生理不順、無月経につながる
放っておきますと、不妊の原因になります。
2.早発性卵巣萎縮
性腺刺激ホルモンの減少
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卵巣の廃用性萎縮
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卵巣機能の低下、委縮
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卵子を放出できなくなる
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生理不順
3.早発性卵巣機能不全
20~30歳代に生じる病気です。
性腺刺激ホルモンの刺激を受ける
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卵巣機能が正常に働かなく、ストップする
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閉経が早く訪れる
早めの診断がなによりも大切です。
婦人科専門医を受診し、他の病気があるかないかを、調べてもらうのも、大切なことです。