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鍼灸院の合う合わないを考える。【ストレスなく通えてますか?】

2017年11月27日10:19 AM カテゴリー:お話,不妊鍼灸

鍼灸治療の質問の中で、「鍼の合わない人っているんですか?」と聞かれることがあります。

この、「合うか合わないか」という問題は、鍼灸治療に合うか合わないかという問題と、その鍼灸師に合うか合わないかという問題があります。



【鍼灸治療が合わない人とは】

鍼灸治療には、苦手としていることがあります。それは物質的に足りないものを補うということです。

鍼灸治療は、鍼灸刺激をからだに与えて、その人の体内にある物質のバランスを整えたり、自分の治癒能力を高める刺激療法です。

そのため物質的に必要なものが足りなかったり、その人に全く治癒能力や体力がない場合には効果がありません。

具体的に言うなら、適切な食事を摂っていない方で、血液中に栄養素が足りない人は、鍼灸治療の効果は出にくい傾向があります。

こうした中には、極端なベジタリアン志向の方や、何らかの食事療法を受けている方が含まれます。

多少の偏食程度なら、鍼灸治療で消化吸収能力を高めたり、血流を必要な臓器に促せばフォローできますが、特定の栄養素を全く摂っていなければ、鍼灸治療では効果が望めません。

また、労働環境や家庭環境の影響で、極端に体力が低下している方や、慢性消耗性疾患などが原因で、体力が極端に低下している方には、鍼灸治療の効果は出にくくなります。

妊活の場合には、こうした消耗性疾患の方はいらっしゃいません。

妊活鍼灸の場合には、栄養の摂取ができていない人は、鍼灸が合わない可能性があるということになります。

こうした場合には、適切な食事を摂ることで、鍼灸の効果が出やすくなります。


【鍼灸師に合わないとは】

鍼灸師に合わない人というのは、いわゆる相性の問題です。この相性が合わないというものにも、2つのパターンがあります。

一つ目は、鍼灸師の手技や治療法に合わないというパターンです。

鍼灸治療は、中国を起源として始まりましたが、日本に伝来してから千数百年のうちに、数多くの流派に分かれました。

その流派の中では、それぞれ独自の世界観で施術を行っていますので、同じ鍼灸治療といっても、全く違った治療法のようになっています。

鍼灸治療を科学的に行う鍼灸院では、同じような治療効果が出やすいですが、それでも全く同じとはいきません。

これが東洋医学的な施術となると、その治療効果は全く違ったものになります。

東洋医学的な治療で妊活を行うと、素晴らしい効果を示す場合と、全く効果がない場合の2つに分かれます。

鍼灸の学校では、現在西洋医学が中心の授業となっていますが、これはエビデンスの問題や、誰にでも最低限度の知識と技術を付けさせようという苦肉の策とも言えます。

当院でも、鍼灸師への教育の一環で、不妊鍼灸に関しては、マニュアル的な知識の暗記や、技術の習得を一番に行います。

天空の鍼灸師は、基本的な知識や技術をまず平均化させてから、個人のスキルを磨くという方法を取っているのです。

そのために、貴重な平日の1日を毎週頂いて、不妊鍼灸の研修日にしています。

また技術の中には、他の問題もあります。気を動かして施術を行うという流派の中には、鍼を全く刺さない流派も存在します。

比較的軽い機能性不妊の場合には、こうした技術が痛みもなくストレス軽減に働くため、高い効果を表します。

ところが少し重症になると、こうした流派では対応できないことが多くなります。

逆にしっかり刺して響かせたり、パルス通電という低周波を鍼に流すところがあります。こうした鍼灸院では、痛みを生じやすくなります。

不妊鍼灸においては、「痛みが出る。」ということは、あまり良くありません。できるだけ快適に施術を受けて頂いた方が、治療効果は出やすくなります。

そのため当院でも、鍼の痛みが出ていないかという確認を、施術中に何度も行います。場合によっては深い響きを感じることもありますが、その場合には、あらかじめ告げてから鍼を刺します。

「刺してみたら、たまたま痛んだ。」というのは、あまり良くないということです。

もう一つの合わないとは、鍼灸師の人格や性別などの問題です。

残念ながら人には相性というものがあり、過去の体験や人間関係から、生理的に受け付けない人や性別があります。

そのため、当院のように複数の鍼灸師が在籍していない場合には、速やかに転院するしかありません。

私自身も、不妊鍼灸にはかなりの自信をもって施術をしていますが、女性鍼灸師の存在は貴重だと思っています。こうした感情の問題は、治療効果にも影響を及ぼしますので、患者さんは我慢をする必要はないと思います。

是非、気持ちよく受けることができる鍼灸師、鍼灸院を選んで下さい。


【合わない鍼灸を選ばない秘訣】

・痛みを我慢して通わない。
・聞きたいことが聞ける鍼灸院を選ぶ。
・自分の感情、感覚を大事にする。
・合わないと思った時には転院をするか担当を変えてもらう。
・リラックスして通うことができる鍼灸院を選ぶ。
・治療効果の判定をしっかり聞く。

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