2018年6月7日8:41 AM カテゴリー:
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栄養の摂取は、妊活にとって非常に効果的なのですが、その一方で、体調の改善に時間が掛かるということも知っておくべきです。
葉酸をサプリメントで摂る場合も、妊娠後に慌てて摂っても、本当に必要な時期に間に合いません。
こうした栄養の摂取と鍼灸治療の関係について学んでみましょう。
【栄養摂取の目安は3か月】
栄養の摂取を妊活に役立てるには、約3か月の余裕が必要です。
消化吸収された栄養が、実際に
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2018年6月5日11:42 PM カテゴリー:
不妊鍼灸
不妊鍼灸の中でも、胚移植当日の鍼を希望される方は、かなりの数いらっしゃいます。
当院にも、胚移植当日の鍼で来院される方はいらっしゃいますが、案外知られていないのは、その適応する人です。
それを知らなければ、胚移植当日の鍼は、ただの気休めになってしまいます。胚移植当日に鍼を受ける意味と、その適応はどのようなものでしょうか?
【胚移植当日の鍼をする意味とは】
胚移植当日の鍼を受けると、着床率や妊
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2018年5月25日12:00 PM カテゴリー:
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自然妊娠
東洋医学では、瘀血という概念があり、瘀血が不妊に繋がるというお話を以前ここで書きました。
瘀血は、血液が上手く循環しないことで、滞ることで固まった血液成分が、血管や経絡を塞ぐことで正常な生理現象を邪魔することで、痛みや機能障害を起こします。
西洋医学的に言うなら、内出血や腫瘍、腫瘤が最も違い概念でしょう。
先日当院にメールでご質問があった内容と合わせて、本日はテキスト化することにしました。
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2018年5月23日1:19 PM カテゴリー:
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鍼灸治療を行うことで現れるからだの変化の中には、最初から狙って起こすことができるからだの変化と、意図せずに起こる変化があります。
狙って起こすことができる変化として、
・痛みやしびれの軽減。
・筋緊張の緩和。
・血流量増加。
・交感神経のブロック。
・副交感神経の活動優位。
・抗ストレス作用。
などがあります。
【変化が更なる変化を呼びます】
鍼灸治療が狙って起こす変化は、一見すると妊活
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2018年5月15日8:31 AM カテゴリー:
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不妊鍼灸
東洋医学の中心的な概念に、陰陽論というものがあります。陰陽論は、全てのものは陰と陽に分かれ、また分かれたものの中にも、更に陰陽があるというものです。
陰と陽は対立する概念ですが、互いにバランスを保っているものでもあります。例えば、人間のからだで言うなら、自律神経のようなものです。
自律神経は、交感神経と副交感神経という二つの神経が、互いに拮抗関係で働いています。
交感神経は、活動的に動くとき
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