妊娠や出産に必要な要素をまとめると、大きく3つの力が作用しているのではないかとされています。
1.免疫 2.栄養・血流 3.ホルモン
この3つの力をうまく利用すれば、あなたの妊活は成功に向かうはずです。このブログのタイトルのように、心の準備が整えば、直ぐにでも私たちと、妊娠への最短ルートを通りましょう。
1.免疫
免疫はすぎても弱すぎてもいけません。免疫が働きすぎると、精子や受精卵、赤ちゃんにまで、免疫で攻撃仕掛けるようになります。
免疫が上手く働かないと、妊娠がしにくい状態になってしまいます。
<免疫が適切に働くと>
・子宮内の清潔さが保たれます。
・子宮や卵巣の感染症に罹り難くなります。
・生理周期が整いやすくなります。
・受精しやすくなります。
・妊娠しやすくなります。
免疫が適度に働くと、感染症から身を守り、着床を助ける働きもしてくれます。つまり生理周期が整い、妊娠しやすく維持しやすいからだになるのです、
鍼灸治療は、免疫系を整える働きがあるため、免疫バランスが狂ってしまった状態を、妊娠しやすく流産しにくいからだに変化させる効果を期待できます。
2.栄養・血流
栄養は、血液の流れによって運ばれるため、栄養と血流は密接な関係です。血液循環が良いと、消化吸収した栄養を、必要なところへ届けることができます。
必要な場所に材料が届けられると、その材料を元に様々な妊娠に必要なものを作ります。
そのため栄養や血流は、妊活には非常に重要なものです。
鍼灸治療は、自律神経を調節する働きがあるため、血液の流れをスムーズにして、必要な場所に届けることができます。
<血流が良いと>
・生理痛が改善します。
・冷え症が改善します。
・栄養の吸収が良くなる。
・卵胞の成長が良くなる。
・卵の質が良くなる。
・子宮内膜の肥厚が分厚くなる。
・採卵数が増える。
・胎児の成長が早い。
・流産しにくい。
血液は、流れにくくなると固まりやすくなるため、常に流れがスムーズであることが重要です。
3.ホルモン
ホルモン分泌がスムーズに行われると、生理周期が整いタイミングを取りやすくなります。
また卵胞の成長や排卵、排卵後の黄体ホルモンの分泌もスムーズになるため、質の良い卵が作られ、着床しやすい内膜も作られるようになります。
鍼灸治療は、ホルモン分泌の中枢である脳の視床下部に働きかけ、ホルモン分泌がスムーズになることが分かっています。
<ホルモン分泌がスムーズになると>
・PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)が改善します。
・高プロラクチン血症が改善します。
・生理周期が整います。
・内膜の肥厚が分厚くなります。
・卵胞の成長が早くなります。
・受精しやすくなります。
・子宮内膜の肥厚が分厚くなります。
・着床しやすくなります。
・妊娠を維持しやすくなります。
【3つの力を鍼灸で改善】
これらの3つの働きは、全て鍼灸治療で改善することが可能です。そのため不妊鍼灸は、あなたの妊娠にもプラスに働くのです。
鍼灸治療は、科学的に効果が実証されている治療法です。世界各国で行われており、様々なエビデンスも報告されています。
こちらではその一部をご紹介します。
鍼灸治療の免疫に対する効果
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29020784鍼灸治療はNK細胞を整え妊娠しやすくする
鍼灸治療の血流に対する効果
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22152767
鍼灸は子宮の血流増加させる
鍼灸治療のホルモンに対する効果
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23482444
鍼灸はホルモンバランスを整え、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)を改善する。