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鍼灸治療でなぜ妊娠しやすいからだになるのでしょうか?

【病院では妊娠できない理由とは】

 

当院が開院する大阪市内では、体外受精や顕微授精を行う高度生殖医療専門病院が、非常にたくさん存在します。数十万円から、時には100万円を超えるような治療費を使って、様々な検査を行い、沢山の注射や飲み薬を服用しても、全ての人が妊娠できるわけではありません。

日本国内で不妊治療により妊娠・出産する人の数は、年々増えていますが、その一方で全く妊娠に至らない人が多いことも確かです。

そうした人たちは、行き場所を失い、様々な不妊治療や妊活を渡り歩きます。それでも妊娠に至らない人が、最後の選択肢として訪れることが多いのが、私たちが行う不妊鍼灸治療です。

では、ホルモン注射や高度医療を受けても妊娠しない人が、鍼灸治療で妊娠に至ることがあるのでしょうか?あるとするならば、なぜ高度医療で妊娠に至らない方が、鍼と灸だけで妊娠することができるのでしょうか?

 

妊娠に対する大きな勘違い

 

長年妊娠できない人には、大きな勘違いが生じます。それは、妊娠や出産というものが、すごく難しいものだと考えているいう誤解です。

妊娠や出産は、多くの偶然の産物が生み出したものとも言えますが、その一方で、非常に自然な生物の営みだとも言えます。

その為、東洋医学や鍼灸治療のように、「いかにあなたの自然な姿に近付けるか。」という考え方が、非常に役に立つのです。

出ない能力ならば人工的に足せばいいという西洋医学と、あなた本来が持つ力を如何に引き出すかという東洋医学では、根本的に違う考え方なのです。

あなたは先ず、あなた自身の力を引き出す方法を選ぶべきです。あなたが本来の力を発揮すれば、妊娠や出産は自然なことなのですから。

 

西洋医学で陥りやすい罠とは

 

不妊治療を病院で受けるようになると、真っ先に影響を受けるのは、ご夫婦の意志と関係なく、タイミングを取るようになることです。

お2人の気持ちと関係なく、卵胞の成長や体温表とにらめっことして、「今日は早く帰ってきて!」となるようです。そうした夫婦生活を繰り返すうちに、どんどん自然なからだのリズムは失われていきます。

本当は、性欲もホルモン周期の影響で、自然に排卵周期に連動して起こってくるはずです。おりものの変化も同様で、あなたのからだは妊娠しやすい時期に応じて変化をし、より精子を受け入れやすいからだを作ります。

男性においても同様で、健康な男性は、女性のホルモン周期の変化以上に、性欲があります。そのため、予定を決められなくても、常に女性の自然な変化に応じて性欲が起こります。

つまり、男女ともに健康ならば、特にタイミングを図らなくても良いのです。ところが、健康状態に異変が起こると、生理周期の変化やホルモン分泌の変化に伴い、性欲の減退や不妊傾向が出てしまいます。

こうした健康状態の悪化により出てきた不妊傾向を、お薬や生殖補助だけで改善しようとしても、無理があります。特に、健康状態の悪化で産まれた性欲の低下や、生殖能力全体の低下は、やがて妊活自体のやる気を低下させます。

これが、西洋医学だけで妊活を行った場合に起こりやすい、症状だけの改善を図った時の罠だと言えます。

 

【鍼灸治療は妊活の強い味方になります】

 

鍼灸治療を始めとして、東洋医学の最も特徴的なところは、あなた自身の生命力を治療対象にしていることです。ただ単に、生殖能力だけを上げるのではありません。

あなたが抱える様々な健康問題を改善することで、あなたが持つ妊娠する力、出産する力を最大限引き出すのが、鍼灸治療なのです。

では、なぜ鍼灸治療では、そのようなことができるのでしょうか?

 

鍼灸治療は脳と神経を調整する

 

鍼灸治療で皮膚や組織が感じた刺激は、末梢の知覚神経を通って脊髄に伝わります。そこで大きく二つの経路に分かれます。

 

末梢神経系の効果

 

一つ目は、そのまま脊髄神経に働きかけ、脊髄から出ている自律神経に働きかけ、交感神経の働きをブロックするルートです。

交感神経をブロックしたことで、副交感神経が優位となり、末梢の血管が拡張して、血流が良くなります。こうすることで、子宮や卵巣などの生殖器に沢山の血液が流れ込みます。

血液には、多くの栄養素と酸素だけではなく、ホルモンも含まれています。今まで投薬でホルモン剤を飲んでいた人も、目的の卵巣や子宮に届いていなければ、働くことはできませんでした。

ところが鍼灸治療を受けることで、新鮮な血液と共にホルモンも運搬されるため、卵巣機能が向上します。つまり、西洋医学との併用効果も望めるのです。

 

◎卵巣・子宮の血流を増加

 

卵巣や子宮の血流が増すことで得られる効果は、次のようなものです。

・卵胞の成長が良くなる。
・AMHが上がる。
・卵の質が高くなる。
・子宮内膜が厚くなる。
・子宮の活動性が上がる。

 

◎内臓機能が上がる

 

内臓機能が上昇すると、胃腸で行う消化吸収機能が強くなり、栄養を沢山摂り入れられるようになります。

また肝臓では、様々な酵素を作る機能や、タンパク合成、解毒などの新陳代謝が上がることで、からだ全体の生命力が高まります。

生命力の低下は、不妊傾向の大きな原因になりますので、鍼灸治療により内臓機能が高まり生命力が高まると、妊しする力は高まります。

 

脳への効果

 

二つ目は、脊髄神経を更に上って、脳に繋がるルートです。脳の中では、感覚刺激の中継地点である視床(ししょう)というところに入ります。

視床に伝わった刺激は、それぞれ必要な脳に伝わります。鍼灸刺激を受けた人の脳を分析すると、視床から分かれた刺激は、周囲にある他の部位に伝わることが分かっています。

大きく分けると、視床下部に伝わるもの、扁桃体に伝わるもの、海馬に伝わるもの、前頭前野に伝わるものがあります。

それぞれの部位は、鍼灸治療にとって、重要な意味を持つ部分です。

 

◎視床下部

 

視床下部は、生命活動の中枢とも言える場所です。ホルモン分泌、自律神経、性欲、食欲、呼吸などの司令塔であるため、視床下部の働きは、その人の生命力そのものだと言えます。

鍼灸刺激は、この視床下部に影響を与えることで、様々なからだの変化を生み出します。

・生理周期が整い、ホルモン分泌を整える働きがあります。
・性欲の向上やEDの解消にも働きます。
・過剰な食欲の抑制に働きます。
・息苦しさや息の詰まりが解消されます。
・自律神経が整い、血流改善や免疫機能が改善されます。

 

◎扁桃体

 

扁桃体は、情動活動に関係するところです。ストレスの影響を受けたり、ストレスに対処したりする場所といっても良いところです。

強いストレスを受けると、扁桃体からドーパミンというホルモンを分泌して、前向き感を作り出します。ドーパミンは前向きホルモンや幸せホルモンとも言われます。

ところが度重なるストレスを感じると、あなたの脳からはドーパミンが十分に出せなくなったり、出したドーパミンを感じる能力が低下してしまいます。

この状態が長く続くと、あなたの思考パターンはどんどんマイナス思考になっていきます。その極端な状態が、うつ病です。

妊活をしている方の中には、度重なる失敗で立ち直ることができず、ついつい後ろ向きな考えばかりが出てくる人がいます。

・私は妊娠できないに違いない。
・妊娠できる気がしない。
・卵の質がどんどん悪くなる気がする。

こういう人には、自分本来の前向き思考を取り戻すために、鍼灸治療をお勧めします。鍼灸治療は、扁桃体の働きを活性化し、ドーパミンの働きを活性化することが臨床試験で分かっています。

ドーパミンの働きが活性化することで、あなたの妊活に対する考え方が、前向きに変わってきます。本当のあなたを取り戻すために、鍼灸治療は強い味方になるはずです。

 

◎海馬

 

海馬は、記憶を主るところです。楽しい記憶だけではなく、辛い記憶やストレス記憶なども、この海馬に記憶されます。

そのため、妊活で経験した辛いことなども、この海馬に記憶されます。扁桃体と共同して働いて、辛い記憶をループして再生することがあるため、扁桃体を活性化して、前向きな考え方を記憶としてとどめておく必要があります。

これも鍼灸治療が得意とする部分です。

 

◎前頭前野

 

前頭前野は、高度な思考を行う場所です。論理的に物事を考え、その答えを見出すには、この前頭前野の働きが欠かせません。

ところが、ストレスの影響が強くなると、この前頭前野が上手く働かなくなります。論理的には分かっているのに、感情の面で付いていかないという事態が、しばしば起こります。

妊活においても、頭では分かっているのに、感情が付いていかずに、必要のない高額のサプリメントや健康法をやってみたり、逆に必要な医療を受けることが辛かったりします。

こうした感情の波に押し流されて、チャンスを逃すことがないように、鍼灸治療で頭をクリアにした状態で、あなたに最適な妊活を行って頂きたいと思っています。

 

【鍼灸はあなたに残された大きな選択肢】

 

鍼灸治療は、あなたにとって、非常に大きな選択肢になります。鍼灸治療の特徴は、それ以外の不妊治療や、妊活の効果を高めるところにあります。

投薬と鍼灸治療を組み合わせると、血流を増やす働きのお陰で、お薬が必要な場所へ十分に届けられるようになります。

そのため、排卵誘発剤やホルモン剤と組み合わせた臨床研究では、採卵数の増加や子宮内膜の厚さが増加する現象が認められました。

更に、血液凝固を防ぐ作用から、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)を予防する働きも確認されています。投薬の作用を強めるだけではなく、副作用を予防する効果もあることから、投薬との併用効果はかなり期待できます。

こうした血流が改善することで得られる効果は、サプリメントや栄養療法との併用や、漢方薬との併用でも見られます。

投薬を行っても卵胞が育たなかった女性が、鍼灸治療を受けるようになってから、採卵ができるようになった例は後を絶ちません。

鍼灸治療は、あなたの可能性を広げる手助けをしてくれるはずです。

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