体外受精や顕微授精などの高度医療と、鍼灸治療を併用すると、様々な効果を得ることができます。
・生理痛が無くなる。
・卵胞の成長が早くなる。
・卵の質が良くなる。
・精子の質が良くなる。
・胚の質が良くなる。
・ホルモンバランスが良くなる。
・免疫バランスが良くなる。
・受精率が良くなる。
・着床率が良くなる。
・妊娠率が良くなる。
・流産率が減る。
こうした効果を得るために、あなたはいつから、どのくらいの期間、鍼灸治療を受ければ良いのでしょうか?
【1日~数日前からの鍼灸治療】
比較的短期間で起こる治療効果は、次のようなものです。
・生理痛が無くなる。
・卵胞の成長が早くなる。
・着床率が良くなる。
・妊娠率が良くなる。
短期的な効果は、胚移植当日の鍼灸治療で発揮されます。胚移植当日の鍼灸治療では、着床率や妊娠率のアップが期待できますが、卵や精子の質自体は変えようがありません。
採卵自体ができない方や、精子の質が極端に悪い方では、もう少し長い治療期間が必要になります。
【数週間~2か月前からの鍼灸治療】
少し時間を掛けると、多くの変化がからだに現れます。
・生理痛が無くなる。
・卵胞の成長が早くなる。
・精子の質が良くなる。
・ホルモンバランスが良くなる。
・免疫バランスが良くなる。
・受精率が良くなる。
・着床率が良くなる。
・妊娠率が良くなる。
1~2か月時間を掛けると、多くの変化が現れるようになります。
短期間の鍼灸治療との大きな違いは、ホルモンバランスや免疫バランスなどの、脳機能を経由した、からだの変化が起きるようになります。
健康な妊娠や出産に必要な、ホルモンバランスや免疫バランスは、脳の視床下部が大きな役割を持っています。
こうした効果を出すためには、生理周期を考えながら治療するなどの、妊活鍼灸独特の治療理論が必要です。
こうした長期的な治療計画は、専門の鍼灸院にご相談下さい。
【3カ月以上前からの鍼灸治療】
・生理痛が無くなる。
・卵胞の成長が早くなる。
・卵の質が良くなる。
・精子の質が良くなる。
・胚の質が良くなる。
・ホルモンバランスが良くなる。
・免疫バランスが良くなる。
・受精率が良くなる。
・着床率が良くなる。
・妊娠率が良くなる。
3カ月以上鍼灸治療を続けて頂くと、鍼灸の最も得意とする、根本的な妊娠の為の治療が行えます。
☑ AMHが1を切っている
☑ 卵胞が育たない
☑ 採卵ができない
☑ 胚が分割しない
☑ 妊娠しない
☑ 流産してしまう
こういった症状にお悩みのあなたには、長期間しっかりと目的を持って治療することをお勧めします。
特に卵が上手く育たないため、採卵ができない人は、3カ月以上かけてしっかり卵胞の成長を助ける必要があります。
3カ月以上かけて鍼灸治療を受けて頂くと、今までに採卵できなかった人や、徐々に採卵数が減っている方でも、質の良い卵がたくさん育つ可能性が高まります。
鍼灸治療は大変効果的な治療法ですが、ホルモン剤や漢方薬と違い、その使い手を選ぶ治療法です。
同じ理論で同じことを目指しても、鍼灸師により、その効果には差が出てしまいます。この辺りが、西洋医学と違い、エビデンスが得られにくい理由でもあります。
また、鍼灸治療を高いレベルで治療しても、栄養の摂取が適切でなければ、治療効果は半減します。
逆に栄養の摂取をしっかりした上で、適切な鍼灸治療を受けた方は、今までに無かったような素晴らしい治療効果を見せることがあります。
妊活のための鍼灸は、必ず栄養の摂取とセットで行うべきです。そうすれば、採卵数の増加や胚の質が向上することで、妊娠や出産は夢では無くなります。